2017-08-05

急ぎける七夕かな

訳:めっちゃ気の早い七夕やなあ~~
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早朝の京都御所を散策してみたいと思いたち前日の夜に京都入り~~~ゲストハウスに1泊ベットだけで十分外国人が多かったへどいいよね~~~。

6時に起床して即チェックアウト~~~鴨川沿いの散歩道をてくてく神宮丸太町まででて、御所南から京都御所に入りました。
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さすがにしずかです。
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宗像神社へ参拝後、梶の葉をGETして出水の小川で「平安王朝の七夕気分を満喫」
九州の宗像神社の分社今年世界遺産に登録された古代の信仰を今に残す貴重な文化遺産です。
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梶の木

梶の葉に願い事を書いて、川に流せば願いがかなうという。
京都御所にも梶の葉が沢山ありますので、雑木林で数枚分けていただきました。
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願いがかなうといいなあ~~~
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この後、バードウォッチ

&梶の葉で七夕にお供えする梶の7糸を製作
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一旦烏丸御池へ行き亀末廣さんのきっこうでんのお菓子をGTE2日間だけの期間限定予約販売の一品
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山田香木店へ。
体験香道へ伽羅、沈香などの聞香ができます。

再び京都御所へ。
きっこうでんのお菓子をいただきます。
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星のたむけ

天の川
願いの糸
索餅
梶の葉
ありの実

瓜つふり

見た感じおいしそうですが、おいしいですよ!!!

theme : 京都・奈良
genre : 旅行

2017-08-05

殿の上は、裳の上に小袿をぞ着たまへる

黒田装束店さんで汗衫を体験後、次の装束へ変身

晴れと褻の間の女房装束


重ね袿+裳
今回は袿+裳を体験
この装束で枕草子に登場する人物
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「高階貴子」もしくは高内侍・儀同三司母

平安時代は普段着に女房はこの姿ようだった事が源氏物語絵巻でかいまみえます。
十二単は女房装束で儀式、祝い事などに着用する晴れの装束です。
それとは違い褻の装束という女房の普段の装束かもしくは晴れと褻の間の装束でもありました。
ただ現在では一般的に知られていません。
この褻の装束は枕草子にこの姿で登場する人物がいます。
清少納言の主人だった中宮定子の生母 高階 貴子です。
彼女は円融天皇の後宮で高内侍という名で宮中に出仕していました。
和歌の知識だけでなく漢文にも精通し公卿の注目の中、彼女を見染めた藤原道隆との間に三男四女を生み中関白家の正室として栄耀栄華と没落を見た人物です。
関白道隆法興院積善寺一切経供養の様子
紅の御衣よろしからんや、中に唐綾の柳の御衣、葡萄染の五重の御衣に、赤色の唐の御衣、地摺の唐の羅に、象眼重ねたる御裳など奉りたり。
当日の中宮定子の着姿
女房あるかぎり、裳、唐衣、御匣殿まで著給へり
当日の女房と中宮定子の妹の姿
殿の上は、裳の上に小袿をぞ着たまへる。
「繪に書きたるやうなる御さまどもかな。今いらい今日はと申し給ひそ
三位の君、宮の御裳ぬがせ給へ。この中の主君には、わが君こそおはしませ。御桟敷の前に陣屋据ゑさせ給へる、おぼろけのことかは」
訳:関白様の奥方さんはぁ(三位の君)は裳の上になぁ~小袿だけ着てんねんなぁ(それを目撃した殿さま(関白道隆)は)怒って「まるで~絵に描いたような姿やなぁ~奥さん今日は若返って立派にみえんでぇ~~~(嫌味を言ってます)三位の君!(妻の官位を言ってわざと他人行儀に呼んでいる)中宮さんの御裳をお脱がせあそばさなぁ!ここの主君はこの中宮さんやでぇ~~御桟敷の前、近衛の陣を設ける(この法要の皆の中の主人は中宮さんであって)あんたでないんや!
上記の清少納言の記述はこの道隆の正妻にはああぁ~~~と思ってはいるものの表だっていっちゃもんつけれないが、ちょっとおかしいやんという意味で辛口コメントしています。
それがこんな事しはんねん。という意味で残しているんですね。貴子の方は私が中宮さんを生んだから~~~女房と一緒のかっこうなんか出来ひんわって感じで高飛車女子だったんですね。
「あなたは中宮さまの母上だからってなぁ~えらそぶってるみたいやけど・・・・。偉いのは中宮様だしあなたではないやんかぁ~~~そんなんはおかしんちがうん?」という事ですね。当時上位の者の装束は軽装が常識でした。十二単衣は別名女房装束そう女房が着る仕事着です。
うへは白き御衣ども、紅のはりたる二つばかり女房の裳なめり。引きかけておくによりて、東面におはすれば訳:殿の奥方さまは白色の表着に紅色のなぁ衣を(たった)2つくらい羽織ってなぁ~女房の裳をつけてはんねん。その姿もあんまり他の人に見られんように奥の東面に座ってはんねん。(なにさま???)

平安時代の宮中装束でよくみかけられるのが十二単衣いわゆる女房装束です。
なんども記述しますが、平安時代には女房(高級召使い)が着る衣装が十二単衣、女主人もしくは身分の高い女性はその場で一番身分の高い女性は軽装で重ね袿か小袿、細長を来ていました。
枕草子に記述されている。高階貴子の装束を出来るだけ再現してみます。


本当は小袿+裳をしたいのでが、本当の小袿は裾が短いのが正式で、それが出来るのは「平安装束体験所」「東京徳成大学伝統文化装束班の出張体験」です今のところ。
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この袿+裳は平安時代には女房の晴れと褻の間の装束でした。
有名な源氏物語竹河に出てくる
中将など立ちたまひてのち、君たちは、打ちさしたまへる碁打ちたまふ。昔より争ひたまふ桜を賭物にて
三番に、数一つ勝ちたまはむ方には、なほ花を寄せてむ
と、戯れ交はし聞こえたまふ。 暗うなれば、端近うて打ち果てたまふ。御簾巻き上げて、人びと皆挑み念じきこゆ。折しも例の少将、侍従の君の御曹司に来たりけるを、 うち連れて出でたまひにければ、おほかた人少ななるに、廊の戸の開きたるに、やをら寄りてのぞきけり。
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原画
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復刻盤

人物図による再現
かう、うれしき折を見つけたるは、仏などの現れたまへらむに参りあひたらむ心地するも、 はかなき心になむ。夕暮の霞の紛れは、さやかならねど、つくづくと見れば、 桜色のあやめも、それと見分きつ。 げに、散りなむ後の形見にも 見まほしく、匂ひ多く見えたまふを、いとど 異ざまになりたまひなむこと、わびしく思ひまさらる。若き人びとのうちとけたる姿ども、夕映えをかしう見ゆ。 右勝たせたまひぬ。「 高麗の乱声、おそしや」など、はやりかに言ふもあり。
君達は、花の争ひをしつつ明かし暮らしたまふに、風荒らかに吹きたる夕つ方、乱れ落つるがいと口惜しうあたらしければ、負け方の姫君
「 桜ゆゑ風に心の騒ぐかな
   思ひぐまなき花と見る見る」
御方の宰相の君
「 咲くと見てかつは散りぬる花なれば
   負くるを深き恨みともせず」
と聞こえ助くれば、右の姫君
「 風に散ることは世の常枝ながら
   移ろふ花をただにしも見じ」
 この御方の大輔の君
「 心ありて池のみぎはに落つる花
   あわとなりてもわが方に寄れ」
勝ち方の童女おりて、花の下にありきて、散りたるをいと多く拾ひて、持て参れり。
 「 大空の風に散れども桜花
   おのがものとぞかきつめて見る」
左のなれき
「 桜花匂ひあまたに散らさじと
   おほふばかりの袖はありやは 」
心せばげにこそ見ゆめれ」など言ひ落とす。

この源氏物語絵巻は平安末期に描いたといわれる平安中期設定の大和絵です。
絵師は不明でおそらくは集団で描かれた物でその中に藤原 隆能がいたといわれている。
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この絵に描かれた姫君は碁を打っています。
この姫君の装束は袿か小袿と思われます。
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そして桜の向かい側に座る二人の女房の姿に注目
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袿+裳ですね。
ここは玉鬘の邸宅です。
今上帝の伯父故髭黒大納言との間に生まれた三男二女特に大君と中の君の結婚に躍起していました。
3月の桜の盛りの夕暮れ時、二人の姫君は御簾をあげ、桜の木を賭け碁を打っています。
蔵人少将(夕霧と雲居の雁の5男)はその姿を垣間見て、大君への思いを募らせたのでした。
という場面を切り取った絵巻です。

theme : *コスプレ*
genre : サブカル

2017-07-09

舞少納言の「ルシピア・ボン・マルシュ詣でand難波詣で第十四段」

去年ルシピアでけっこうたくさん購入したのでルシピア会員になった舞。
毎月送られてくる試飲用のお茶2種と会誌と共にくるのですが今回は会員限定のフェスタが開催される通知がきて!
「ルシピアグランマルシュ2017」参加を申し込みました。

場所はインテックス大阪そう南港です。
事前に入場予約してから指定時間に会場入りが出来ます。

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会場のインテックスに入場は10時~11時

世界中のお茶から、お気に入りを見つけるをテーマに10周年を迎えるこのイベント


ザ入場~~~景品がもらえるのでGET

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そして絶対混むであろうボンマルシュでお買い得のいろいろを物色
季節限定茶や地域限定のお茶やこの会場だけで販売されるお茶

そして試飲コーナーで試飲の亡者とかす。

紅茶、日本茶、ノンカフェイン他お菓子なんかも置いていて
まさにお茶の祭典

ひゃ~~~~楽しい~~~~

楽しんだ後はニュートラムで弁天町へ。
意外と近い事で大阪ベイホテルの展望台のレストランで食事
楽天クーポンで2500円

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最上階のラウンジでランチ開放的~~~UP
最上階から港を眺める風景最高~~~~仮想成功者になった気分~~~
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まだまだ七夕の気分そういえば旧暦の七夕はまだまだ
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そして料理の数数
その場でシェフが作る出来たての品もいくつかあります。


14:30に料理は撤収
その前にラストピックアップコールが出されます。

最後の最後に

展望台だけ考えると入場料が1000円くらい食事も悪くはないからCPいいかも~~~~

お店の情報は【こちら】

そして地下鉄経由で長田にある府立中央図書館へ。

巨大図書館ですが、南大阪在住の舞には足が遠すぎて過去2回くらいしかきた事がありません。
本日は時間的な制約で事前に本を予約済み~~~!!!


有職関連書籍を読みながら、頭に入れ書き写し、コピーしながら勉強しました。
食事後なのでどうかな私の脳は????
時間一杯の為急遽貸出をしてもらいました。

情報は【こちら】

で帰宅後のケーキ達
お腹にも知識にも大満足の一日でした。
帰宅後の戦利品

theme : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
genre : グルメ

2017-07-07

櫻の汗衫、萌黄紅梅などいみじく、汗衫長く裾引きて、取り次ぎまゐらす、いとなまめかし。


(1)平安時代童女の宿直装束「汗衫」

訳:桜色(表が白・裏が赤色)の汗衫(童女用の装束)になぁ~~~萌黄色(黄緑色)や紅梅色(濃い紅)なんかの着物がめっちゃ素晴らしくってなぁ~~~、汗衫の裾を後ろに長く引いてえ~お清めの道具を手から手に渡していく様子はなぁ、と~~ても綺麗で面白い。やんかぁ~~~

汗衫とは元来は汗取りとしての肌着だったものが上着となり高級化した子供用装束です。
特に宮中儀式に伺候する童女が着装する装束を「公家童女の晴れの装束」、同じく宮中の夜勤の際には表袴、石帯をはずした姿は「汗衫 宿直装束」と称されていました。

形は武官の袍と同様で裾が長く、襟を内側に折って垂領に着るので正面から見たところは袿に似ています。
脇の部分が縫われていないので胸元を寛げて着付け、身頃二巾仕立て後身長さ一丈五尺、前身一丈二尺という長い衣装
着方は襟元を拡げ、裾を左右に後ろに長く引く濃色の長袴の上に表袴を履き、行動的機能的に着用していました。

汗衫 晴れの装束
着用者が未成年者なので丈の短い女児用上着の衵を重ねて、通常布1・5幅分の袖を三分の一ほど裏に折り返して着装します。
単と長袴は未成年であるので濃色(紫)で束帯装束のように白い表袴を女性用の長袴の上に履く独特の着装方をしています。

これは、衣装が国風化する以前は宮廷に仕える女子も男子同様に下袴の上に表袴を身につけていた名残であり、 高貴な女児の宮廷出仕用の装いとしての格式を表現するものだそうです。

成立初期には男子の束帯のように石帯をしたり、髪型も「あげまき」という男児風に結われて中性的な装いだったそうです。
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これはすでに八千代市立郷土博物館で体験済みですね。

中期以降髪型は「垂髪」、帯も汗袗と同生地で仕立てられた当て帯に変わりより成人女性の装いに近い装束になったそうです。
成人男子の宿直装束に相対するものとして、表袴と帯を略す「汗袗の宿直装束」を体験します。

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枕草子絵図で見られる様に行事で折敷に乗せた薬玉、食事、日常調度品を手に扇で顔を隠しながら歩行し奉仕していました。
これの再現を黒田装束店さんにお願いしました。

まず事前に予約したい旨の連絡をして、黒田さんの都合等時期をある程度聞いてから、体験したい季節を自分なりに決めました。
「体験時期は出来れば祭事のない6月~9月頃がよい」との事、なかなか人気の様なので早め予約がいいかと思います。

勿論黒田装束店さんが受けてくれるかどうかが問題ですが。

体験日ですが、前年に出来れば「亀末廣」さんの乞巧奠を購入したいと考えていたので「七夕の日」をだめもとで問い合わせてみました。

「出来れば7月7日に訪問したい」と伝えた所快く承諾していただき詳細は後日メールでいたしますと伝言しました。

「ちょうど吉日でよろしい日です。」と言っていただけてほっとしました。

後用意する小物は下記
高杯
御膳やお茶などを置く盆

折敷
献上品の数数を置いてお渡しする器

乞巧奠は元々裁縫の上達を願った宮中行事が七夕の伝説と結びつき7月7日に裁縫、音楽、和歌、書などの芸事の上達を祝う行事です。宮中では前日の夜からお供えの準備をして、和歌や舞をしてひこぼし、おりひめの星を眺めて饗宴していました。

蓮の葉と花
丁度旧暦は8月蓮の季節です。
お供えものとして添えられていました。旧暦なのでシーズンですが、今はまだ早いんですね。だから造花

梶の葉
樽に水を入れ梶の葉を浮かべてその中に星を映したといいます。
室町時代から和歌を梶の葉に書いて楽しみました。
しかし平安時代頃は梶の葉ではなく赤芽柏を使用したといいます。なのですが体験前にすぐ傍の京都御苑で赤芽柏GTEできなかったので梶の葉にしました。
赤芽柏は植物ですが、雑草なので空き地にわさわさあるそうです。

唐菓子(4月に用意していた賞味期限は過ぎているのであくまでも撮影用)

さて黒田装束店さんで用意頂けるものは

白小袖・長袴

重ね衣と表着

汗衫一式
袴は通常濃色の長袴のままなので宿直装束です。汗衫も本来の物とは少し違いますが、宿直装束ではこの形が完全コピーに近いのでかえってよかったです。

裳一枚

檜扇

さて丸太町の駅構内で化粧と髪の毛に物忌を付けていざゆかん黒田装束店さんへ。

まさに老舗という古い京町屋の旧店舗の右に洋風なおうちが黒田装束店さんです。
1階の一間を体験の間にされています。

黒田装束店さんの装束は平安時代古来の「なえ装束」で製作されています。
なえ装束は糊などで固めず、柔らかな流動的なシルエットを作りさせる風流な都人が愛したのもうなずけます。
今体験出来る装束のほとんどが強装束(こわしょうぞく)といわれる。平安時代末期に誕生した糊ずけさせた装束でその名の通りがちっとした装束を言います。
平安時代に特化した場合はやはり黒田装束店さんのなえ装束が最高~~~絵巻物に出てきそうなあの流線的な風情が体験出来ます。


「汗袗の宿直装束」


宿直装束とは天皇や中宮の御殿で午後から夕刻・夜に当直する際に過ごす装束をいいます。
衣冠はまさに男子装束の宿直装束から始まる装束でした。
体をしめつけない着つけがほどこされていました。
今回は完コピするために出来るだけ再現をお願いしました。

童に宿直装束と云ふことあり。常に人知らず。打衣一つ重ねたる五つ袙に張袴常の如し。その上に汗衫を着るなり。首の折り様端袖の返し様常の如くして。帯をせで唐衣の様に着せて後ろの脇のもとうら上。前の脇のもとうら上を袙に綴ぢつくるなり。常に人綴じ所知らず。秘すべし。表袴を着ず。帯せぬ故に宿直装束と云ふなり。聟取の所顕などせざらん先に着るべきなり。

「満佐須計装束抄」から
著者源雅亮は平安時代後期近衛天皇から高倉天皇に仕えた有職家が書き興した装束儀式記録本

白小袖
(平安末期鳥羽院と源有仁が強装束を生み出した後、白小袖を着るようになりました。平安時代白小袖は装着していませんでした・・・・現在素肌に単は自前でないかぎり無理・・・・・・・・)

濃き長袴(紫色)
濃きは未婚・年若い女児の色
汗衫は童女の装束なので濃き
ちなみに平安時代に新居に移る際には緋袴は火を連想させるので、火をさける緋をさけるというゲン担ぎで「白長袴」が存在してました。


元々は下着で素肌の上に着て表着が汚れない為に肥大化していったそうです。
小袖をきるようになってからは単に約束事として着ているか表着が汚れないために着ていました。

五衣
本来は袙を五枚重ねるのですが、黒田装束店にはないので袿を4枚重ねます。

打衣
平安時代衣に糊のほどこされていた強装束ではありませんでした。
なので装束を整える役割の打衣を装着します。
今装束店さんで作られているのはほぼほぼ強装束、糊で堅く着た感じもごわっとしています。
この強装束は鳥羽天皇と源有仁(御三条天皇の孫)から始められたとされています。
黒田装束店さんはめずらしく強装束ではなくなえ装束です。
なだらかな曲線は優雅さまさに平安絵巻物の絵の様~~~~いとをかし


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単は鮮やかな萌木色
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重ねは黒田風紅葉重ね
でも時期が?ですよね。でもこれがきてみたかったんです。


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あてなるもの 薄色に白襲の汗衫

訳:めっちゃ素敵なもん 薄い紫色の袙に白の重ねた汗衫やん

汗衫は、春は躑躅、桜、夏は青朽葉
訳:汗衫の色はなぁ~~春はあぁ躑躅色~桜色やん 夏は青朽葉色はやん~~~


汗衫は。尻長と言へかし
訳;汗衫はなぁ~~~見た感じ尻長っていうたらいいやんかぁ~~~

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中宮さまへお菓子をお運びする伺候する童女
お菓子は亀屋清水さんの「清浄歓喜団」唐菓子
奈良時代、遣唐使が仏教の伝来と共に日本へ渡来したお菓子は神社の祭礼に供えられた神饌果
宮中や貴族の間でも食されていました。
両店舗さんとも昔奈良時代に作られていた唐菓子の復刻盤を現在も造られています。
亀屋清水さんは江戸時代初期、水田さんは室町時代中期に創業された老舗和菓子店です。
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乞巧奠のお供えを準備する宮中儀式に伺候する童女
五色の紙を手に持つ

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お供えする途中で宿直装束の後ろがほどけて大わらわ
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お供えの蓮の花と葉を手に持つ
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梶の葉を手に持つ乞巧奠の和歌を読み梶の葉に書いてみる。
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中宮さまからの下賜の唐菓子をいただく童女
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今回の体験も無理をいい・・・申し訳ない限り・・・・・・・・。
大変堪能しましたとご主人と奥さまにお礼を述べて失礼しました。

まだ時期は未定ですが、セミ装束卒業後も黒田装束店さまには度々訪問するかも・・・・・・・

その足で、バスに乗り、京都市立図書館内にある「アスニー京都」へ。
京都で無料平安装束が出来る場所です。
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今回は「狩衣」と「大腰袴緋袴編」をお勉強しにきました。


theme : *コスプレ*
genre : サブカル

2017-06-26

武蔵国「衣紋道への道 第三段」

今年はなにかと武蔵国の詣で
6月二回目の待賢殿での勉強会
前回は撃沈・・・・・・・おそらく明日も撃沈するだろうが・・・・・・討ち死に覚悟の第二回目

前日の夜に銭湯に入って夜行バスでいざ東京駅へ。


初日

東京駅のメトロ方面に歩いて、フルーツパーラー果実園さん舞鉄板はまりのフルーツデザート店。
それなりにお値段しますが、果物店がてがけるフルーツパーラーめちゃ美味しい~~~ん
果物・・・・・今は何が食べごろかな?????
朝はパフェが限られているのでシェフお薦めのパンケーキかな???
ここ美味しいけど接客にバラツキがあってそこ残念・・・・・・機械的な口調がどうも無理なんですが。
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シェフのおまかせパンケーキ&Café

食後に浅草へ。グルメ詣で
丸の内線で銀座で乗り換えて浅草へ。
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壽々喜園 浅草本店の究極の抹茶アイス超おいしい、かなり抹茶感が強い抹茶の粉末を凍らしたみたい!!!

浅草寺の北側にある「千葉や」さんで切りいもをGET

雷門に戻り、亀十さんで銅鑼焼き白餡をGETします。
浅草から早稲田へ。


衣紋道への道「待賢殿」


二回目の衣紋講座



今回は前回の反省と舞形から入るタイプなので下記を準備して訪問しました。
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①襪しとうず(旧仮名遣いしたうづ)

前回は靴下でしたが、気分を盛り上げるためにも平安時代の靴下風の足袋を購入
本当のしとうずは足くび部分に細い紐が2つ付いていて、足首に巻いて結びます。
古事記の中にも登場する足袋より古い物とうことは奈良時代にはすでにあったという事。
これは禅宗のお坊さんが使用されている物足袋の改良版ですね。
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②膝ガード
翌日帰宅してお風呂に入った時に超膝がヒリヒリして・・・・・・これはまずいと思って購入したバレー選手用の膝サポーター2本
これいるよね~~~~
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③衣冠単・狩衣の著け方の本

日本の神道学者 皇學館大学文学部名誉教授 神社本庁参与・祭式講師・教学委員。洲河崎神社宮司
安江 和宣氏の著書です。
衣紋道の本はレアで非常にマニアックなので高額。これは比較的に手に入れやすくてアマゾンで中古を購入しました。
本当はDVDの衣紋道解説付きのDVD映像がほしいんですが、高額32400円中古も微妙な値段
この値段なら狩衣が買える。装身具の一部が買える。
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④練習用にマネキン上半身をヤフオクで購入
家族にモデルになってもらうわけにもいかず・・・・・・・・・。でも一人じゃ練習出来ないし。で購入するしかなく・・・・・・。


東京駅直結の大丸東京店の行列といえばNYキャラメルサンド是目当てに行列に並ぶ春に訪問した時は限定のイチゴバージョンが美味しかったんですが。
今はオレンジです。
チョコとオレンジは鉄板の組合わせ!!!

それとヨックモックのシュガーレス抹茶味が限定で!!!
絶対GETと5月にあきらめ今回はGETします。

本店は亀戸にある料亭なんですが、お弁当もこっていてひとつひとつしっかりと造りこんでいて、しかも保存料添加物不使用なんです。大丸東京店では8月まつまで期間限定でいただけます。
大人気で百貨店では夕方には売り切れるんですよんだからすでに予約済み~~~

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お弁当はさすがに夜にいただける所がないので、東京駅の待合所でこっそり頂きます。
升本のお弁当~~~~楽し詣でお勉強会の御褒美です。

バスに乗り込みいざ大阪へ。

早朝到着梅田から天王寺経由で帰宅~~~~

おみやの数数~~~~
はあぁ~~~~もう一度仕切り直しで~~~~いくぞ!!!


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