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2016-04-30

紫の紙を包み文にて、ふさ長き藤につけたる。

訳:紫の色の紙の文になぁ~房がめっちゃ長い藤につけてるもん~~~

平安の昔「藤」は「藤原氏」の名と縁の深い花で繁栄を極めた藤原氏から非常に愛された花でした。
香りも良くそういえば藤は自ら地に立つ事が出来ない木です。
藤棚やもしくは他の木に絡まる事で成長する木です。
まさに老松(天皇家)にからみつく藤(藤原氏)といえます。

その藤と躑躅を観賞しに京草子開幕

今回のメインイベント「仙洞御所の藤」を見る

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鷺が屋根に~~
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京阪祇園四条まで徒歩で祇園白川の川辺沿いに歩きます。
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この後円山公園へ躑躅が綺麗です。
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藤棚が
祇園新町にある「着たまま平安装束」さんへ平安時代装束「壺装束」に着替えです。

中に入り朱色と紫の壺装束を決めてお着替え、こちらの装束は本式ではありませんが、なんと老舗装束店「黒田装束店」さん発注の特注品だそうです。

着付けも簡単略式で、雰囲気と歩きやすさの両立が特徴です。

「朱色」と「紫色」から選択出来ます。
ここは紫色で紫は俗にいう禁色で官位で装束の色が決められ、それ以下の官位の者は着れない色でした。
ただし天皇皇太子のみに許される絶対禁色以外は時代が下る毎に「色を聴(ゆ)る」という許可制になり、下位の者でも着用できるようになりました。
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紫といってもえんじ色っぽいですね。
向蝶の文様です。

観光の情報は【こちら】

このまま知恩院前でタクシーで御所へ。
車内で垂髪を装着して準備OK


京都御所」へ。
御苑内へ

仙洞御所」の受付門で申込書を手に入場します。

仙洞御所とは天皇の位を譲位した上皇の御所をいい、現在の場所は後水尾上皇の御所跡とその中宮であった徳川和子(東福門院)女院御所跡です。

建物は火災により焼失、その時上皇がいなかった事もあり、仙洞御所は再建されることはありませんでした。

現在建物は大宮御所(孝明天皇女御・英照皇太后が住んだ建物)、又新亭、醒花亭、柿本社のみです。

お庭を楽しむ御所跡
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大宮さまの御用で御所を出る女官

大宮御所の車寄せ前から始まります。
ガイド付きで約1時間です。

お庭口
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呉竹の庭で
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北池

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船着き場

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阿古瀬渕
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六枚橋
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土橋

石橋

雌滝

紅葉橋
今の時期は青紅葉橋
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八ツ橋
藤棚があります。
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少し見ごろ過ぎでしょうか?
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まだ大丈夫です!!!
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紅葉橋
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鷺の森
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中島と霞島
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南池を望む
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醒花亭
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州浜
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柿本社

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又新亭
近衛家からの献上された茶室

鄙から都へ戻った頭領の正妻な印象で・・・・・。
観光を終えて再びタクシーで衣装を返して祇園白川のぎおん小森へ、抹茶の蕨餅をGETします。
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ぎおん小森元お茶屋さんにある甘味処かなり有名ですが、CPが・・・・・なのでブログ初めてからは一度も訪問していません。

ぎおん小森の情報は【こちら】

12:30にランチにGOP1030886.jpg

場所は徳屋を左折した先、祇園四条イタリアン「RIGOLETTO SMOKE GRELL& BAR」

京都の町屋をリノベしたイタリアン定番な感じですが、その定番さがたまらない!
お薦めランチをオーダーします。

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一口スープ
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前菜盛り合わせ
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ピッツァ
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パスタ(二人分)
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デザート&カフェ
これで2000円はお値打ち~~~

お店の情報は【こちら】


烏丸御池の「ミディアプレミディ」を大判小判と六花タルトをGETし地下鉄で小野へ。

小野の観修寺へ向かいます。
この寺は醍醐天皇の生母藤原胤子の生家で宮道家の邸宅跡でした。
胤子は藤原高藤と結婚し胤子を授かり後に宇多天皇の女御となって醍醐天皇らを産むも死去してしまいます。
即位後醍醐天皇は早くに亡くなった母の菩提を弔うために宮道家の跡地に寺を建立しました。
火災により当時の面影は庭園に残るのみとなりましたが、大変美しい寺院です。

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杜若が綺麗に咲いています。
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すごく綺麗~~~

藤も綺麗
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スイレン
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黄杜若


観光の情報は【こちら】

観光を終えた後はデザートデザートデザートです!
今日は土曜日かなりの混雑の京都駅に!
昨年訪問の「中村藤吉本店京都駅店」前回は本店へ今回は宇治までいけないのでこちらへ。
待ち時間までは伊勢丹や駅中商業施設・宝泉でブラブラ~~~
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さてようやく私達の席へ案内されて~~~今回は「生茶ゼリーほうじ茶」をオーダー~~~
いつもは抹茶なのですが、前回ほうじ茶も気になり!で今回訪問としました。

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帰宅後のおみや~~


さて次回京草子は5月中旬「奥州詣で」です。

theme : *コスプレ*
genre : サブカル

2016-04-25

花(櫻)のもとに帰り居たまへり。

訳:桜の花瓶の所に帰ってきてなぁ~~~着席しはってん。

躑躅と遅咲き桜詣で京へ!

西院から市バスで平野神社へ。
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昔奈良の光仁天皇の御所・後宮で高野新笠(桓武天皇生母)が田村宮で信仰していた社を息子桓武天皇の遷都時に山城へ移転した神社です。皇室の厚い庇護のもと桜の名所で平安時代から知られていました。
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鬱金
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松月
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一初
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普賢象
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関山
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おけさ
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平野妹背
平野神社由来の桜
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平野突羽根
京都洛中最後の桜
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須磨浦普賢象桜

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平野神社の桜花見を終えたら、北野天満宮近くの「老松」へ和菓子をGETします。
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明治期に創業上七軒にある近くの老いた老木の松が名の由来です。蕨餅をGET

お店の情報は【こちら】

ランチまで時間があったので老松のパティスリー部門グレースセゾンへ。
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パイナップルのパイ
濃厚カスタードとさわやかな酸味のパイナップル合います!!!

今日の昼食は今出川から地下鉄で京都駅へ。
伊勢丹ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都を11:30で予約済みです。
クオモさんが日本にシェフとして来日した時に日本のピザに衝撃を受け、本物のナポリピッツァをとスタートしたお店は今や全国展開のイタリアンです。
昔のピザはアメリカから来たので、ピザは分厚くパンに近い感じそれにタバスコを降って食べるこれ鉄板セオリーでした。
いつの頃か本格イタリアのピッツァが伝来し、いまやイタリアンのピッツァが主流となりました。
さたピッツァも北と南では違います。北は生地が薄くてクリスピー逆に南は生地に弾力がありもちもちしています。
こちらは本場ナポリピッツァが売り~~~
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三度目訪問京都を一望出来、ファーストドリンクはクーポン、前菜スープパンは食べ放題、メインとカフェデザートを選べて1944円
CPは最高~~~~
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前菜1
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前菜2
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メイン
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デザート&カフェ

京都では珍しく(建築物の高さ制限が条例で定められているので)展望を楽しめるこのレストラン南側から一望できます。
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お腹いいっぱい~~~~になったら西本願寺行きのバスへ乗り込み風俗博物館へ!
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風俗博物館は井筒が光源氏が造営した大邸宅を縮小版にして人形を使い場面を再現、平安時代の貴族生活を紹介した貴重な博物館です。

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示(年2回変更あり・休館月あり)
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展示されている晴れの装束

源氏物語・御法

源氏の妻紫の上は源氏と女三宮との結婚で自身の身の上が源氏にしかたよれない現実に失望し、出家の決意を源氏にあかします。
しかし源氏は出家すると夫婦の生活も出来なくなることから許しません。
紫の上はその束の間六条御息所の死霊に取り付かれ、病に倒れ死にめに合うもなんとか生を取り戻します。
さすがに源氏もせめてものつぐないに御法を主催させ仏の加護を受けさせようとしました。
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年ごろ、私の御願にて書かせたてまつりたまひける『法華経』千部、いそぎて供養じたまふ。わが御殿と思す二条院にてぞしたまひける

訳:紫の上がなぁ年年に書かせて奉納してたなぁ~法華経千部を急いで供養するねん。
  幼いころに過ごした楽しい源氏との生活をした懐かしい二条院で開催しはんねん。

紫の上は小袿姿

その法要の最後で行われた催しを再現
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普賢菩薩
法華経を受持読誦、書写した者を守護する白象に乗り現れた菩薩
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三月の十日なれば、花盛りにて、空のけしきなども、うららかにものおもしろく、 仏のおはすなる所のありさま、遠からず思ひやられて、ことなり。深き心もなき人さへ、罪を失ひつべし。 薪こる讃嘆の声も 、 そこら集ひたる響き、おどろおどろしきを、うち休みて 静まりたるほどだにあはれに思さるるを、 まして、このころとなりては、何ごとにつけても、心細くのみ思し知る

訳:三月の十日やったから花盛りやねん、空の様子もなぁ、うららかで興趣あってなぁ、仏さんのいてはる極楽浄土の様子がなぁ、身近に想像できてなぁ、格別やねん。
信心のない人までなあ、罪障がなくなりそうやん。薪こる行道の声も、大勢集い響いてなぁ、あたりをゆるがす声が中断して静かになった時でもなぁしみじみ寂しく思わへんでいてはるのにそれ以上に、最近ではなぁ何につけても心細くばかり感じてはんねん。
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明石の御方に、三の宮して、聞こえたまへる。
 惜しからぬこの身ながらもかぎりとて薪尽きなむことの悲しさ

訳:明石の御方に、三の宮(匂う宮)を使いに出してな、和歌を送りはってん。
 惜しくもないこの身やんけど、これを最後として薪の尽きることを思うと悲しいわぁ
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小袿姿・裳姿

明石の御方の返歌
薪こる思ひは今日を初めにてこの世に願ふ法ぞはるけき

訳:仏道への厚い思いは今日を初めの日にしてなぁこの世で願う仏法のために千年も祈り続けられるでぇ
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夜もすがら、尊きことにうち合はせたる鼓の声、絶えずおもしろし。ほのぼのと明けゆく朝ぼらけ、霞の間より見えたる花の色いろ、なほ春に心とまりぬべく匂ひわたりて、百千鳥のさへづりも、笛の音に劣らぬ心地して、もののあはれもおもしろさも残らぬほどに、陵王の舞ひ手急になるほどの末つ方の楽、はなやかににぎははしく聞こゆるに、皆人の脱ぎかけたるものの色いろなども、もののをりからにをかしうのみ見ゆ。
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親王たち、上達部の中にも、ものの上手ども、手残さず遊びたまふ

訳:一晩中、尊い読経の声に合わせた鼓の音、鳴り続けておもしろいねん。
ほのぼのと夜が明けてゆく朝焼けに、霞の間から見えるさまざまな花の色が、なおも春に心がとまりそうに咲き匂っててなぁ、百千鳥の囀りも、笛の音に負けない感じがしてなぁ、しみじみした情趣も感興もここに極まるといった感じで、陵王の舞が急の調べにさしかかった最後のほうの楽、はなやかに賑やかに聞こえんので、一座の人々が脱いで掛けていた衣装のさまざまな色なんか、折からの情景に美しく見えんねん。

親王さんたち(天皇の正式の皇子)、上達部(公卿・もしくはその子息)の中でも、音楽の上手な人はなぁ、技を尽くして演奏しはんねん。
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楽人、舞人などのことは、大将の君、取り分きて仕うまつりたまふ
訳:楽人、舞人なんかの事は大将の君(夕霧)がめっちゃ取り仕切ってしてはるねん。

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蘭陵王
北斉の蘭陵王長恭は、武勇の誉れが高い将軍であったが、容貌(ようぼう)が美しかったので、味方の兵士が彼に見とれて戦さをしようとしなかった。そこで恐ろしい仮面を着て勝利したという。

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蹲落蹲落らくそん
右舞 左舞の蘭陵王に対する答舞。両者は番舞でふつうはふたりで舞い、「納曽利(なそり)」が正式な名称、現行では一人で舞うときにかぎって「落蹲」とよびます。


花散里の御方に、
絶えぬべき御法ながらぞ頼まるる世々にと結ぶ中の契りを

訳:これが最後と思う法会なにんやけどなぁ、頼もしく思われんねん。生々世々にかけてと結んだあなたとの縁を」
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花散里からの返歌
小袿姿
結びおく契りは絶えじおほかたの残りすくなき御法なりとも

訳:あんたさんと御法会で結んだ御縁はわぁ未来永劫に続くやん。
  普通の人には残り少ない命やけど、多くは催せない法会やけどなぁ~~~

やがて、このついでに、不断の読経、懺法など、たゆみなく、尊きことどもせさせたまふ。
御修法は、ことなるしるしも見えでほども経ぬれば、例のことになりて、うちはへさるべき所々、寺々にてぞせさせたまひける。

訳:引き続き、この機会になぁ不断の読経、懺法なんか、怠りなく尊い仏事の数々をさせはんねん。
  御修法は、格別の効験も現れないで時が過ぎたんで、いつものことになって引き続いてしかるべきあっちこっちの寺々にさせてはんねん。


局・女房の日常
色合わせ
平安時代は女房は皆同じ服装なので重ね着でおしゃれをしました。
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紅梅の匂い
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萌黄の匂い
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松かさね
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藤かさね

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花橘かさね

 
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平安時代の身嗜み・黒髪
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伏籠 衣に香り炊きこめる様子
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綿入れ
黄菊重ね


平安時代の遊び
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すごろく
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篇つぎ

平安の年中行事 五月
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端午の節句源氏物語・蛍
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楽玉など、えならぬさまにて、所々より多かり。
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思し沈みつる年ごろの名残なき御ありさまにて、心ゆるびたまふことも多かるに、「同じくは、人の疵つくばかりのことなくてもやみにしがな」と、いかが思さざらむ。

現在では男の子節句ですが、実は端午の節句は菖蒲の香りや、薬玉と呼ばれる香木入れた飾り、粽を食べで邪気を祓う行事でした。

見学後はタカシマヤ京都経由祇園へ。

生菓子コーナー予約のお菓子をGET
こちらでは老舗京菓子の生菓子が一度に注文出来ます。しかも普段は百貨店に出店していない名店も曜日替わりで購入出来ます。
千本玉寿軒・本家玉寿軒二条若狭屋でGET

虎屋さんで上生菓子を岩根の躑躅~~~今でこそ本社は東京ですが、虎屋さんは京都の老舗菓子屋創業は室町年間後陽成天皇へ献上してから宮中御用達として皇室と共に歩んだ歴史があります。

鶴屋吉信
岩根の躑躅をいただきます。

仙太郎で一枚笹粽をGET

その躑躅を見に行きます。
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祇園建仁寺の塔頭「正伝永源院」が特別公開中です。
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明治新政府の断行した廃仏毀釈の影響で正伝と永源の塔頭が統合「永源庵」は細川家の始祖細川頼有および以後、八代の菩提寺であったため、二院の名をつけて今日に至ります。
織田有楽は信長の弟夏の陣前に大阪離れ京都へ正伝院で茶三昧、趣味に生きその生涯を終えます。
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お庭の躑躅が美しいようなので拝観します。

建仁寺さんは街中にあるんですが、ここではゆっくりしますね。
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美しい庭園です。
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観光の情報は【こちら】

拝観を終えて、祇園でお買い物お買い物~~~「祇園辻利」で抹茶をGET!
こちらは「建仁寺御用達」~~~の抹茶をGET
建仁寺の開祖は栄西禅師彼は宋の留学当時茶に嗜みその効能と知識を研究し、その茶種を持ち帰り高尾後で栽培し、「喫茶養生記」を著して日本に普及と奨励に勤め日本の茶祖としても尊崇されています。
禅寺で抹茶を嗜むのは

そして「はれま」ちりめん山椒、「土井志ば漬本舗」で漬けものGET。

京阪電車で出町柳へ向かい茶房いせはんさんへ。
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春と云えばイチゴ苺イチゴの季節期間限定の「苺パフェ~~~」
ぺろ~~~~り

お腹一杯になったら定番の「京都府立植物園」へ最後の花見桜~~
今の時期は閉園時間が18時30分に!!!
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石楠花
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チューリップ
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躑躅
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芝桜

牡丹園
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新八束
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殷富門
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春霞
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黒光の司
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黒芳殿
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村松の桜
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写楽
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扶錦紅
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春彩
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島の華
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紅小町
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白鳳
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アイルランドポピー

すごくいいです。

夕闇の桜もまた風情があり素敵~~~、ライトアップがないので・・・・・でもそれこそ平安時代の貴族達の見た桜かな~~~当時は篝火で見ていたでしょうからね。

ザ・ラスト・チェリーブロッサム
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福禄寿
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日暮日
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松月
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万里香
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糸括
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平野匂
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菊桜
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関山

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鎌足

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梅護寺数珠掛桜
親鸞上人が神護寺で数珠をたけたという逸話からこの名があります。
もしくはその花の様子から数珠を連想するからともいわれています。
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麒麟

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兼六園菊桜
金沢の兼六園にあった桜が原木ですが、現在は枯れてしまいました。その再生に京都の桜守佐野氏が協力した桜です。
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須磨普賢象桜
この桜は須磨にあった普賢象桜ですが、今は国内でも非常に珍しい桜です。

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ウコン

では桜祭り乱れ咲き
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いいですよね~~~素敵な花見
ぼんやりと眺める夜桜も風情があって素敵~~~
いつもよりゆっくりとした京草子でした。
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さて帰宅後のおみや~~~

theme : 京都・奈良
genre : 旅行

2016-04-01

春ごとの咲くとて、櫻をよろしう思う人やはある。


訳:春が来るたんびに咲くからいうて、もう桜はええわ。思う人はいるかぁ?(そんなんいいひんわな)


京都府立植物園へ。
3月末早咲きの桜、椿、チューリップなど春を感じられる園内です。

その前に茶会
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お菓子は洋菓子で
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カシスソースとクリームは甘さ控えめ上のホワイトチョコが甘いのでとてもいいバランス
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シュー
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ぜんぜん苦くなく香り高い抹茶です。
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雪柳
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桜見本園
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天城吉野

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越の彼岸桜
近畿豆桜と江戸彼岸桜の交配種
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染井吉野とシナオウトウの交配種
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陽光
天城吉野と寒緋桜の交配種
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啓翁桜
シナミ桜に小彼岸を接ぎ木した新種
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雪柳とレンギョウ
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コブシ
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スノードロップ
椿
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富貴媛
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神代椿

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衆芳唐子
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財布
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荒獅子
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君が代
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五色八重散り椿
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村娘
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淡乙女
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菱唐糸
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散り椿も美しい
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日光
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菊冬至
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鹿児島
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伊勢太白
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武士椿
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白角倉
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四季 彩の丘
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ジンチョウゲ
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水仙
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子福桜

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咲き始めの染井吉野
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陽光

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薄墨桜
江彼岸系の野生種の桜岐阜県本巣市にある1500年樹齢の桜の増殖桜を植えた物です。
種の保存に貢献されています。
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彼岸桜
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細井桜
シロバナカスミサクラと染井吉野の交配種
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山桜
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染井吉野
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彼岸桜
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かすみ桜
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山桜
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桜の園


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半木神社
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双葉葵
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野鳥発見
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こぶし
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夕暮れの日本の庭
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躑躅
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わさび
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あせび
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ヒュウガミズキ
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ゴモジュ
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トキワイカリンソウ
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雪割草
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にちりんそう
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タチツボスミレ
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フッキソウ
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キバナイカリソウ
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ラショウモンカズラ
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ウブイスカグラ
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山吹
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チューリップ

さて今日の植物園は桜の開花にあわせて4月10日まで日没後から8時まで夜間開園しています。
夜の桜もほのかに色っぽくて素敵です。
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ゆっくり出来て素敵~~~夕食も桜の下で頂きます。

夜に向かい昼間とはいとなる雰囲気やはり素敵」
寒緋桜
いわゆる沖縄桜、台湾でもメジャーの桜です。色が濃く花が下を向いているので花もちがよい桜です。
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ザ夜桜枝垂れ桜圧巻の美しさ

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最後の水仙」

theme : 京都・奈良
genre : 旅行

2016-03-29

内裏は五節のころこそすずろにただなべて見ゆる人もをかしうおぼゆれ。

宮中はなぁ~五節の(舞が行われる)頃がなぁ~~~
めっちゃわけわからんけど、日頃顔を合わせてる人までなぁ~素敵やんって見えんねん。


五節の舞

宮中で大嘗祭や新嘗祭の直前丑の日に行われる豊明節会四、五人の舞姫によって舞われる舞をいいます。
奈良時代に聖武天皇治世安部内親王(後の孝謙・称徳天皇)が舞った事もあり、9世紀以降伊勢神宮や内裏で新嘗祭大嘗祭でしか舞う事のない貴重な演舞でした。
天武天皇の時代に吉野に天女が現れ袖を五度振って舞ったという伝説を元に舞われます。

天武天皇が天河大弁財天社を創建した社の縁起によると、天空に現れた天女は吉祥天で、伊勢内宮の荒祭宮祭神撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(瀬織津姫)と伝えられています。
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袖を振るのは呪術的であり、新嘗祭の前日に行われる鎮魂祭とも同じ意味があると考えられています。

醍醐天皇治世以前新嘗祭大嘗祭の舞後、天皇と共寝するしきたりがあり、そのまま寵を受けて妃に入内する舞姫もいたたそうです。

舞姫は公卿の娘2人(ただし後年は公卿の臣下の娘が務めた)、受領・殿上人の娘2人が選ばれ、時には女院(天皇や上皇の中宮や生母に与えられた尊称・独自に財源が与えられたり、自由な行動や言動が比較的しやすくなる。)や東宮妃、中宮の指名で選ばれる事もありました。

ただ平安時代には娘を舞姫として披露することによしとしない風潮がありました。
源氏の君の乳兄弟藤原惟光の娘が舞姫に選ばれるのをしぶしぶ了承する様子からそれは伺えます。
舞う行為自体が淫ら印象を与えたり、当時の宮中は色恋沙汰が多発していて娘を人前に出す行為をいやがったと思われます。

その舞台は平安時代常寧殿の西塗籠の内帳台の上に長筵を敷き、その上に舞姫の座を敷き、その前にそれぞれ白木の灯台1本を立て、東の帳台の西南角に幔を引いて小哥(当世の歌を歌う人)の座、北庇塗籠のうちを大師(舞姫に舞を教える人)の局とし、大哥(古風の歌を歌う人)は同殿東の仮座に候し、殿内の四隅に舞姫の休息所である五節所を設けます。

時になれば舞姫は玄輝門に参入し、車を下りてから公卿が束帯してこれに従い、各自定められた五節所に入ります。
舞姫の参入の由を聞いて天皇は直衣指貫に沓をはき、清涼殿東庇北の階下から承香殿西南隅に仮に架けた長橋、承香殿南簀子、同馬道后町廊、常寧殿馬道その他の順路を経て大師の局に入り、殿上の侍臣が脂燭に候し近習の公卿が両3人供奉します。

舞姫1人ごとに火取を持つ童女、茵を持つ童女1人、几帳3本を持つ下仕および理髪の女房を先立てて舞殿にはいり来て、舞姫らは茵に座し北向し、西を上にして並び座ります。
ついで大哥が后町廊の辺に座し、大哥、小哥が発声し、舞が始まります。

その間、理髪の女房、童女、陪従、下仕などの介錯の女房以外は、同殿にはいることを許されず、蔵人頭もしくは行事蔵人のほかは戸外に伺うこともできない定めでした。

舞が終わって、舞姫が退出します。

この舞は帳台試翌日の寅の日に行われます。

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舞姫が清凉殿に参上して舞を行います。
祭日当日にあたる卯の日に行います。
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天皇が祭に出発するよりしばらく前に、舞姫に仕える童女を清凉殿に召してその姿を見ます。
天皇と皇后に謁見する舞姫達

この後夜中に天皇の親祭が行われます。
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新嘗祭では辰の日に、大嘗祭では午の日に(大嘗祭では辰巳の日に悠紀・主基節会があるので)行われる公式の晩さん会があります。

ここでも舞姫は舞を披露します。
元来は庭上の舞台で行っていましたが、平安中期以降雨儀に準じて殿上(新嘗祭では紫宸殿、大嘗祭では豊楽殿。豊楽殿廃絶後は大極殿や太政官庁を使用)で舞ったそうです。

当時は着物重量15Gしかも子供といえる年齢(10歳~14歳頃かな?当時の結婚適齢期は15歳前後ですから)、当時の貴族の子女はほとんど動かない生活をしていました。ゆっくり動作の踊りといっても負担はかなりのもの、しかも身長もかなり低かったかと・・・枕草子では舞終了時には踊りつかれて失神して倒れこむか公卿に抱えられて退出したという記録もあるそうです。
天皇や皇族貴族にじ~~~~と見られる緊張感ははんぱなかったでしょう。

今回のテーマは「ザ・平安体験」です!!!


この装束で準備した物

巫女用垂髪
髪の毛のてっぺんをポンパドール風する髪盛り(笑)
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天冠
本物は準備出来なかったのでサイトで「中国大陸にあった古代王朝風の髪飾り」をサイトで購入して代用しました。
雰囲気は天冠な感じです。
バレッタ2個
髪ピン留め
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桃丸櫛釵子と額櫛
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青い紙
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神具セット
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人型
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玉串)
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造花(菊)

今日は早朝に家を出て阪急烏丸駅乗換今出川駅で下車して徒歩京都御所の北側へ。

丁度今出川沿いにある旧近衛邸、御苑の北側は枝垂れ桜が満開です。
こちらの桜は彼岸桜系なので染井吉野よりも満開が早いんで今が満開~~~~
花見NO1
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今出川北側の枝垂れ桜
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旧近衛邸庭園跡
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朝つゆに濡れる糸桜

花見NO2
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北側の桃林
グランディール御池店へ。
ここ最近の好み~~~買いすぎに注意だ~~~!!!
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冷泉邸の桜
御所を挟んだ両側に霞桜と山桜

朝食をGTEした後も再び京都御苑へ。
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東側の霞桜と山桜
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咲きかけの染井吉野

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山桜

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御所東側の山桜
霞桜
桃林も見ごろです。
糸桜と同じ時期に咲きます。桃の花は3月初旬と思いきや実は4月に咲きます。
なぜなら3月3日が桃の節句なので、かってにその頃かと思いきや・・・・実は旧暦の節句なので実は約1カ月ほどずれています。
つまり4月上旬前後が満開なんです。
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西側の桃林今が満開
ベンチで購入したばかりのパンとサラダを頂きます。
ブランチ様なのでたっぷりいただき~~~朝の公園気持ちいいです!
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花見NO3
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里桜(山桜)
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出水の枝垂れ桜
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雪柳
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折り返して丸太町の京都御苑堺筋御門南にある「黒田装束店」さんへ、右手の洋風な建物インターフォンを押して!

御所南に江戸時代初期から装束を調進されていた「丹波屋平七名」を襲名され、現在葵祭・時代祭・稲荷祭・吉田追儺式など京都の伝統的な祭用の時代装束を調進されている老舗店です。
明治に「黒田」姓を名乗られて現在の屋号とされています。

最近は化繊系などの装束を外国で調達される装束店さんの多い中、正絹製で確かな御装束を手掛けておられます。
このあたりはしかたないですね。どの業界でもみられる現象ですから・・・・・・。
素人平安コスプレマニアには嬉しいですが・・・・・・・・伝統産業の国内衰退という意味では・・・・・・・難しい・・・・・ですね。

黒田装束店さんは神社さんや年中行事の際に装束を納める御商売をなさっておられるので、一般の時代装束体験が出来る期間が限られています。

観光シーズンは予約受付をされていません。場合によっては長期間体験を中止される時にあるそうです。
なぜならその時期にまつりが多いのと準備等でお忙しいので・・・・・プレミアムな感じがまたいいです。

この辺り確かにほんまん屋さんならではでしょう。

舞も晩秋から初冬かなと思っていましたが、年内は体験装束はお休みとの事、装束の事をいろいろ伺って本年度中に「物具装束」で2月の初旬に3月の末に訪問と電話予約しました。

後細かい事はメールで連絡する旨をお伝えして自分なりの装束体験を検討して送信しました。

まずは物具装束→斎王代→小袿と体験したいこと
→これは電話でもお聞きした所、延長料金で対応可能でした。
物具装束は五節の舞装束風で通常十二単衣体験料にオプション料金で体験可能です。斎王代もこれに同じです。

今回の体験料金はかなりふんばりました。
北海道くらいはいけます。そのくらい~~~
でも嵐山の時代やさんで斎王代に扮装するよりは全然安いですし、黒田さんで物具装束と斎王代を2回体験するよりは断然お値打ち化粧代の節約出来ますし、まあ納得価格です。

メイクは初めなしのつもりでしたが、御主人の薦めもありオプションで薄化粧をお願いしました。
顔の中央で細工した櫛を差し込んで髪の両側サイドに日蔭糸紐を差し込み、髪に天冠の飾りをつけます。



では自分なりの「装束体験にGO



女房装束晴れの日の装束
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単(濃い緑色)五衣(一枚衣といい五枚重ねるので五衣と云います)を順番に重ね色目季節に合った色合いを選んでくださいます。
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打衣(濃い紅色)
表着の下に着るもの
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色の合わせ

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唐衣は萌黄色
晴れ着の一番上に着る袖幅が短く上半身だけの衣背子が変化した上着の変形です。
襟が外へ折り返されていて裏地が見せている。

裳は夏用の珍しい萌黄色

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両膝達菊を手に
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片膝立ち

次は斎院へ変身
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宮仕所は、内裏、后宮、その御腹の一品の宮など申したる。斎院、罪深かんなれどおかし

訳:宮使いするんやったら天皇さん、中宮さん、その一品宮さんとこっていうやん。
  斎院さんとこは(仏教を信仰するあたしらは)神様にお使いしているだけで罪深いやんそう思うけどそれでもいいなぁ~~

斎院とは賀茂御祖神社と賀茂別雷神社に仕えた阿礼乙女(神に奉仕する巫女)、祭祀として賀茂祭(現在の葵祭)を祭を主宰していました。
平素は神に仕て潔斎の日々を過ごされていましたが、都にあることから和歌の会や文化的サロンの役割して多くの風流人と交流がありました。
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上から白い小忌衣をはおります。双葉葵を手に
葵祭りの斎王代で知られていますね。


垂髪を下ろしてこめかみに双葉葵に似た葉を差し込む。



賀茂大斎院選子内親王登場

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後ろ姿
裳が萌黄色なのですごく華やかです。好き~~~
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平安時代大斎院とよばれた村上天皇と中宮安子の5女選子内親王

当時の宮中以外で平安文化サロンの中心的役割をはたし中宮定子、彰子両中宮共交流のあった人物です。
円融、花山、一条、三条、後一条天皇の歴代5代57年斎院として過ごし老年退任し出家します。

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神代より摺れる衣と云ひながらまた重ねてもめづらしきかな
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残りなくたずぬなれども注縄の内の花は花にもあらぬなりけり
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中宮定子に青の文に和歌を書きつける様子

「それはいずこのぞ」と問えば、「斎院より」と言ふにふとめでたうおぼえて、取りてまいりぬ。
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人型に息を吹きかけて
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小忌衣で過ごしお供えを手に神に奉仕する。
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上記の記述で最高位は中宮定子です。
道隆が妻を三位の君と言っているように三位は上から三番目しかも娘が中宮になったので三位という位を得れたのです。
元々中宮には官位がありません。天皇と並び合う地位だからです。


ではその中宮の正装でもあった十二単衣→斎院から小袿装束(正式には重ね袿)へ変更します。

平安時代貴族の女性は歩く際に膝をつきながら歩いていました。その行為をにじりでるといいます。
御方さまの常の装束
平安時代十二単は女房装束の名の通り、主人に仕えた者の正式衣装でした。
宮中の後宮では天皇の同席である年中行事にのみ女院、中宮や女御以下後宮達は着付けるものの平時は自分よりも上位の者がいない場合は着衣しませんでした。
日常着がこの「小袿・重ね袿」です。
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立ち姿扇を広げて立ち姿
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座り姿
ご主人様がせっかくのオプションなのでと几帳越しに撮るように勧めてくださいました。

正式装束に準ずる姿として「小袿」が正式にあります後日(おそらく来年)紹介します。



物具装束・五節の舞風体験

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現在の五節舞は上記の装束で舞われる事が多いです。

平安時代にどういう衣装か?というと再現されているのは人形で着ている衣装で舞を披露していました。

五節の舞は平安時代にもっとも盛んに新嘗祭、大嘗祭で舞われていましたが、鎌倉時代、室町、戦国安土桃山時代へと意向して武家社会が断頭すると朝廷の権威が失墜し財政基盤が弱まり、宮中の年中行事も財政的な逼迫により1466年(文正1年)以降廃絶すたれてしまいます。

しかし江戸時代後水尾天皇の中宮徳川和子が尽力して宮中行事も徐々に復古させてゆきますが、一度失った行事を再現するのも一苦労、なんせビデオもない時代です。
たのみは平面の大和絵と文字の記録だけです。

五節の舞もようやく宝暦3(1753)年の豊明節会で催行されます。
但し現在のような五節の舞で舞われる姿、装束の決まりごとは大正天皇の即位の大嘗祭からです。
様はそれ以前の平安時代の五節舞はどのようなものだったかはまったく不明なのです。

今回体験するにあたり残念ながら完璧な再現は断念しました。

元々物具装束の再現時代難しいですし、現在の五節舞も同じ衣装や五節用舞扇や髪飾りがなかったり、高価だったりという理由から再現不可能だからです。

まあ雰囲気だけでも再現出来たら嬉しいです。

なのでなんとなく雰囲気をイメージして再現してみました。

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物具装束
五節の舞に臨む藤典侍(源氏の君の乳兄弟藤原惟光の娘・夕霧の妻・末娘六の君は匂宮妻)
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物具装束姿の橘宰相・奥は更衣
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物具装束姿の藤典侍・奥は更衣

違い
①実際の扇は「五節の舞」用があります。
舞われている舞扇は通常の松に鶴雲でバックは赤の扇ですが、これがまた高額なのであきらめました。
↓ただ平安時代の五節舞の扇の柄は不明です。
平安時代に使われていた扇を参考に描かれた事前に黒田装束店さんで用意していただいている扇で代用します。

②頭の冠も金の宝冠なのですが、再現不可能なので・・・・・・・・。

前髪をポンパドール風に垂髪を装着して束ねて頭の上でバレッタを挟み、天冠風の髪飾りに両側に日陰糸紐つけてアレンジしました。櫛は丸櫛を針金で留めて髪に差し込むように細工してこれを頭にはめます。

③衣装は現在再現されて行われている舞衣装の十二単衣が唐衣が赤色、表着は黄緑色なのですが平安時代当時の色は不明

唐衣は萌黄で表着は桃色でそろえてもらいました。
物具装束では唐衣は青ともいわれていますがこれも色がありませんし、当時青と呼ばれていた萌黄色の物を選択しました。

④裙帯、領巾は別料金オプションで用意してもらいました。

⑤裳
平安時代の五節舞には裾濃の裳という赤紫色の引腰なしの裳をつけていました。
これも再現不可能なので通常の裳をつけていただきます。
これには引腰がついています。

⑥釵子と額櫛
丸櫛と金具などで自前で作りました。

お化粧は平安時代白粉で真っ白な(^v^)なんですが、現在では不気味なのでうす化粧でお願いしました。
当時は白色電球もLEDもないので部屋の中は昼間でも暗かったので白かったんですね。
しかも時間がたつにつれてカピカピになるので、笑うとはがれてしまいます。
なので皆扇で顔を隠していたんですね~~~恥ずかしいからではないんです。

装束完了
裳は白色
下半身を覆うスカート状が平安時代重ね着する事で装着が困難になり後方だけに装着した後ろスカートです。

裙帯
腰に巻くリボンで前に大きくたらします。

領巾
奈良時代には細長いストールを両肩にひっかけていました。
裳の結び紐の上から帯をさらに結んだ裙帯と両肩に領巾をかけて腕の内側から外へ流して装着してもらい手に檜扇を持たせてもらいます。
すべての素材は正絹です。さすが~~~


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物具装束姿完成


五節の舞

「五節の局を、日も暮れぬほどに、みなこぼちすかして、ただあやしうてあらする、いとことやうなることなり。その夜までは、なほうるはしながらこそあらめ」

「五節の局はなぁ、辰の日の日も暮れへんうちから全部取り壊して明けっぱなしにたら、介添え人たちをぶっさいくな格好にさせるんわ、大変奇妙なことやん。やっぱり、辰の日の夜までは、ちゃんとしたまんまで置きたいやんな。

とのたまはせて、さもまどはさず。木帳どものほころび結ひつつ、こぼれ出でたり。

(中宮様)がいいはったんで、介添えの女房たちはガチャガチャするんでもなく、几帳の隙間をめいめいが綴じ合わせてなぁ、袖口を局の外にこぼれ出させて美しく座ってんねん。

内待ふたりいづ、その日の髪あげうるはしきすがた、唐絵ををかしげにかきたるやうなり、左衛門の内待御佩刀とる、青色の無紋の唐衣、裾濃の裳、領巾、裙帯は浮線綾を櫨 に染めたり、表着は菊の五重、練は紅、すがたつき、もてなし、いささかはづれて見ゆるかたはらめ、はなやかにきよげなり
紫式部日記より

訳:内侍(内裏の高級女官)の二人が髪の毛を上であげているんが、唐絵に描かれてる姿そのまんまで、左衛門の内待が刀を持って青色の唐衣、裾が濃い色の裳、領巾、裙帯は染めてあって表着は菊の五重で練は紅で(帝を)もてなす様子が華やかで清らかやんなぁ~~~。

釆女8人馬に乗せて引き出づめり、青裾濃の裳、裙帯、比礼などの風に吹きやられたる、いとおかし……」
と見え、裳、裙帯、比礼をつけた物の具装束であったことが判ります。

清少納言枕草子より

訳:采女を8人馬に乗せてなぁ~練り歩くねん。裳と裙帯、比礼が風になびいてなぁ~すごい素敵やねん~~~

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本当の五節の舞姫は12歳~14歳頃のまだ少女です・・・・・・すみません・・・・・・かなり~~かなりの年齢詐称です

はての夜も、おひかづきいでもさわがず。やがて仁寿殿より通りて、清涼殿の御前の東の簀子より、舞姫をさきにて上の御局に参りしほども、をかしかりき。

訳:最後の夜もなぁ、めっちゃ疲れ果てたぁ舞姫を背負って退出するっちゅう騒ぎもなかったんやん。
   舞の終わったあと、そのまま仁寿殿を通ってなぁ、清涼殿の御前の東の縁側から、舞姫を先に立たせてなぁ、中宮様の弘徽殿  の御局へ参上した時もなあぁ、めっちゃ楽しかったやん ~~~

天津風 雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿 しばし とどめむ
僧正遍照(桓武天皇の皇孫)

物具装束はやはり黒田装束店さんでしか体験出来ない装束と思います。
皆さん十二単(女房装束)は知っていても「物具装束」までは・・・・貴重な物具装束姿でした。
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いわゆるもぬけのからのいわれ
今後の装束についてお伺いして御相談します。
京都体験が高額だと思われて二の足を踏んでおられる方(上記の内容クオリティー面から十分に見合っていると考えています。化粧あり、大垂髪なし)

こちらの御装束は伊勢の斎宮「いつきのみや歴史体験館」でも卸しておられます。
季節に合わせて
夏から初秋にかけては唐衣は青緑、表着は萌黄色
仲秋から春にかけては唐衣赤、表着桃色をそれぞれ2着衣可能です。
(2016年現在で1回5000円)
二人同時だと唐衣と表着交換できるのではと思います。
ただし体験価格が手ごろですが、時間的にも着衣後20分くらい、ポージングが限定的でもあるのでゆっくり味わうにはこちらでなくてはと思います。

お店の情報は【こちら】

体験後に化粧室でメイクを落としてからバスで京都市役所近くの二条若狭屋寺町店へ「かき氷」をいただきたく事にします。


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途中の桜
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京都市役所傍の二条若狭屋寺町店さん。
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サービスの焼き栗
こちらのかき氷を目当てに訪問やはりここは季節のかき氷がまちがいなしでしょ。
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なんと今日から販売開始の「いちご氷」~~~
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氷の上に真っ赤な苺達、甘い苺ソースが~~~~中は餡子!添えられた白玉と頂くとなんと!!!
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苺大福になっちゃいます!!!最高です!!!甘酸っぱいソースはああぁ~苺って甘酸っぱかったよね~~~~と子供時代を思い出すそんなノスタルジー~~~な味でした。

お店の情報は【こちら】

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そして近くの「柳桜園茶舗」を訪問です。
大徳寺・知恩院御用達京都通が通う茶屋さんです。
鳥獣戯画缶の雁がね焙じ茶が有名ですが、今回は抹茶をいただきます。

お店の情報は【こちら】


京都市役所から地下鉄に乗り換え四条の大丸京都店へ。

仙太郎さんで「桜ぼたもち」、土井の志ば漬け本舗さんで「志ば漬け大根」、マールブランシュさん「藤の彩」「ルプチメックで夕食のパン」でGET~~~終了

ここから錦市場の陶あんさんを訪問してオーダー済みの小判皿と湯呑を取りに行きます。
冬に歳末セールでオーダーでも20%OFFに引かれて春に受け取りをお願いしていました。
長~~い間お待たせしました。
小皿は朝顔柄、湯呑は八重桜です。綺麗です~~~~!
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帰宅後のおみや~~~
実はこの後府立植物園に行きましたが、多量の撮影の為に第二段として新着に載せる事にしました。
楽しみにしてくださいまし

theme : *コスプレ*
genre : サブカル

2015-05-15

池あるところの五月長雨のころこそいとあわれなれ。

訳:池のある場所でなぁ~5月の長い雨が降る頃になぁ~めっちゃ悲しげやぁん


今回の京草子は「初夏の花「芍薬・薔薇・杜若」と有職」がテーマです。
もう少しで梅雨入り、いやもう梅雨前線到達宣言済みかも~今日は梅雨の中休みです。


京阪京橋駅で「都漫遊チケット」を購入後、中書島・六地蔵経由小野へ。

徒歩で小野の勧修寺を訪問します。
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真言宗山階派大本山門跡寺院「勧修寺」は内部の建物は非公開ですが、お庭が美しいので知られています。

元は早世した醍醐天皇が生母で早くに没した宇多天皇女御藤原胤子の追善のため祖父宮道氏の邸宅跡を勅願寺としたいわれがあります。

この土地は藤原高藤(藤原北家冬継の孫)がタカ狩りを行った際雨宿りの為に訪れた邸宅跡です。

その時宮道家の姫列子を見染め、一夜の契りを結び胤子が誕生したといわれています。

この胤子こそ後の宇多天皇の妃の一人女御にとなり醍醐天皇を生むので「玉の越し伝説」ですね。

建物は二度火災の為に焼失しますが後年江戸時代の天皇家に手厚く後見され再興されます。
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宸殿
元は明正天皇(後水尾天皇と中宮徳川和子の長女)の旧御殿を下賜された入母屋造、桟瓦葺きで内部は書院造りだそうです。
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書院
霊元天皇(後水尾上皇の典侍腹の親王)とも明正天皇の旧殿を下賜されたとも伝わる入母屋造、杮(こけら)葺きの建物で一の間の違棚は「勧修寺棚」といわれる名棚だそうです。
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書院前の庭にある燈籠は徳川光圀寄進といわれ「勧修寺型燈籠」と呼ばれています。
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本堂
霊元天皇の仮内侍所を下賜された建物で元は近衛家(後水尾天皇の弟が養子に入った摂関家)の建物だったそうです。
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庭園が特に有名「勧修寺氷池園」という池泉庭園です。
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観音堂を背景に
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氷室の池
氷室とは冬に切り出された氷を保管しておく場所の事です。特に「氷室神社」と祀られ信仰の場所でもあります。
ここの池にはった氷を宮中に献上されていたそうで、その名が残っています。
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池沿いにはかきつばた
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白杜若
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黄菖蒲
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水蓮
水連は季節(5月から8月くらい)、時間限定(午前中)に咲く花です。
これからがシーズンですのでやや早いでしょうか?
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この池は水鳥の憩いの場所鷺や鴨、鴛鴦なんかが羽を休めています。


四季折々の花々が美しい名勝に相応しい庭園です。ついでに内部公開もできたらなぁ~~~

まったり~~~京の寺~~~で静かなひと時~


観光の情報は【こちら】


この後大丸京都店へ。
地下の食品売り場でお弁当とブランジュリー漬け物などを購入します。

その後地下鉄の北山「府立植物園」へ。
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季節の花を愛でに行きます。

今の盛りに咲いているのは
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華燭の典
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トップバス
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無双艶
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妙高
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天真
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漁火
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絵姿
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芍薬園
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ダッチェストネモース
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あかね
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春の粧
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氷点
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西施粉
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酔月
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超天巧
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残月
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立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の御存じ「芍薬」

今も漢方薬では薬として使用されています。
沢山の品種がありますね。
牡丹と芍薬は良く似ていてますが牡丹は木の花になり、芍薬は草の花です。

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西洋石楠花

薔薇園
見事な薔薇園、遠くに比叡山が望める仮借景の庭です。
初夏の代表花薔薇は満開さらに色目が強くて華やかです。
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フリュイテ
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ウララ
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ミツコ
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連弾
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エドガードガ
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ランチタイム
下鴨茶寮さんの六角弁当
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ゴールドマリー84
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ダイアナプリンセスオブウエールズ
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みやび
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ケアフリーワンダー
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紫雲
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ゴールデンボーダー
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ラベンダードリーム
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マチルダ
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セントリチャードオブチチェスター
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プリンセスオブウエールズ
現在のウエールズ姫はウイリアム皇太子キャサリン妃です。
最近王室待望の王女が誕生しましたね。
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ロセッティーローズ
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花霞
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ジャックリーヌデュプレ
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イージータイム
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花壇
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インターナショナルヘラルドトリビュー
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ツイッギーズローズ
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ピース
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銀嶺IMG_7708_20150514225032865.jpg
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早春
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万葉
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アラベスク
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プリンセスミチコ
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ペルニールポールセン
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絵日傘
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黄昏
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パーマネンウエーブ

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栄光
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シュシュ
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オセロ
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ルイ14世
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カルミア
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花壇

四季彩の丘

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セイヨウバイカウツギ
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アクイレギアオリンピカ
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デアンツスプリマリウス
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オランダカイウ

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ジャーマンアイリス
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杜若
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黄菖蒲
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京の庭
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沿海州
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植物生態園
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ミヤマヨメナ
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シンジュギク
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姫シャガ
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ハナシノブ

まったりと季節の花に囲まれた後は今日の大イベント「有職・平安王朝にふれる」に触れるいやドップリ浸かる京~~~


この後今出川経由バスで北野白梅町周辺の「寺・神社のはかま屋」さんへ。

???なんですかその店?京都には沢山の寺院、そして神社があります。
当然その需要に「神社仏閣」専門の業者さんが沢山あります。
白梅町にあるここ神社のはかま屋さんもその一つ「有職」を扱うお店です。

今回は垂髪をどうしても手に入れたいと思い、いろいろHPを検索していて見つけました。

見てからと考えGW中に電話すると「今はないけど取り寄せしておくよ。」と言っていただきました。
とても親切な店主さまです。

しかし何故???垂髪?年齢的な理由もあり、そろそろ平安体験に本腰を入れかつ髪を切る決心をしました。
しかしふと気付くと「そうか髪を更に短くしてパーマあて装束を着ると雰囲気がかなり可笑しい・・・・・
これは垂髪いるかな?」

大垂髪、平安時代の垂髪はおおげさ、尚且つ中古でもかなり高額!!!10万以上します。

ただ神社の巫女さん達がつけているロングストレートの髪束「垂髪」があり・・・・
それならいけるかも・・・・・・しかも1万しないし・・・・・・・安い?
卒業すればオークションか状態悪ければ嵯峨野の髪神社に納めればいいかなぁ?と思い購入しようかなぁ~

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実物を見て説明を受けてから購入しました。
メンテナンスや保管方法などなんせ人毛なんで素人まるだしだし、なんで素人さんが垂髪?とはずかしいけど。
6月の斎宮に行くには今しかなく間にあわしたいので・・・・・。


お店の情報は【こちら】


地下鉄五条に向かい「風俗博物館」へ。
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ここは井筒屋さんの隣接博物館で平安時代の書物「源氏物語」を人形で表現した博物館で当時の寝殿造りの建物や調度品などを実物で触れ、小袿2種類をはおる事が出来ます。
小袿は以前と同じ色模様ですが中の衣は色が変わってます。

源氏物語の場面再現
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雛あそび
源氏に引き取られた紫の上が人形遊ぶをして乳母少納言にお説教される場面ですね。
男君は朝拝に参りたまふとて、さしのぞきたまへり。
今日よりは大人しくなりたまへりや
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とて、うち笑みたまへる、いとめでたう愛敬づきたまへり。いつしか、雛をし据ゑて、そそきゐたまへる。三尺の御厨子一具に、品々しつらひ据ゑて、また小さき屋ども作り集めて、 たてまつりたまへるを、ところせきまで遊びひろげたまへり。
儺やらふとて犬君がこれをこぼちはべりにければ、つくろひはべるぞ
とて、いと大事と思いたり
げにいと心なき人のしわざにもはべるなるかな。今つくろはせはべらむ。今日は 言忌して、な泣いたまひそ
とて、出でたまふけしき、ところせきを、人びと端に出でて見たてまつれば姫君も立ち出でて見たてまつりたまひて雛のなかの源氏の君つくろひ立てて、内裏に参らせなどしたまふ。
今年だにすこし大人びさせたまへ。十にあまりぬる人は、雛遊びは忌みはべるものを。かく御夫などまうけたてまつりたまひては、あるべかしうしめやかにてこそ、見えたてまつらせたまはめ。御髪参るほどをだに、もの憂くせさせたまふ
など、少納言聞こゆ。御遊びにのみ心入れたまへれば、恥づかしと思はせたてまつらむとて言へば、心のうちに、「 我は、さは、夫まうけてけり。この人びとの夫とてあるは、醜くこそあれ。我はかくをかしげに若き人をも持たりけるかな」と、今ぞ思ほし知りける。 さはいへど、御年の数添ふしるしなめりかし。かく幼き御けはひの、ことに触れてしるければ、殿のうちの人びとも、あやしと思ひけれど、いとかう世づかぬ御添臥ならむとは思はざりけり。

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公家と武家の女房
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奥州藤原氏元服式
元服鎌倉時代の今でいう成人式
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当時の平安宮中生活の再現
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曲水宴
古代中国大陸から伝わった遊びで川に鶏の人形の上に酒杯を乗せて流し、貴族達がお題に添って歌をしたため終えて酒杯を飲み干す遊びです。
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六月祓
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夏へと変わる季節特に天候不良や疫病などが流行るのはおおむね夏の暑い時期でした。
人々はその夏を無事に越せるように厄祓いを行いました。

賀茂祭
藤原惟光の娘豊明節会で五節舞姫を舞う少女は「藤典侍」後の夕霧の三人の内の妻(正妻格は雲居の雁・落葉の宮)となる人物です。
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近衛司の使は頭中将なりけり。かの大殿にて、出で立つ所より ぞ人びとは参りたまうける。
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藤典侍も使なりけり。おぼえことにて、内裏、春宮よりはじめたてまつりて、六条院などよりも、 御訪らひども所狭きまで、御心寄せいとめでたし。
宰相中将、出で立ちの所にさへ訪らひたまへり。うちとけずあはれを交はしたまふ御仲なれば、かくやむごとなき方に定まりたまひぬるを、ただならずうち思ひけり。
何とかや今日のかざしよかつ見つつ--おぼめくまでもなりにけるかな
あさまし
とあるを、 折過ぐしたまはぬばかりを、いかが思ひけむ、いともの騒がしく、車に乗るほどなれど、
かざしてもかつたどらるる草の名は桂を折りし人や知るらむ
博士ならでは
と聞こえたり。 はかなけれど、ねたきいらへと思す。なほ、この内侍にぞ、思ひ離れず、 はひまぎれたまふべき。


賀茂祭りとは葵祭りの事です。
欽明天皇治世に起こった天変地異が賀茂神の祟りとされ賀茂社に斎礼を行った所おさまったという云われから始まります。
後年、嵯峨天皇の時代に起こった平城上皇の乱を鎮めるため嵯峨天皇が京の賀茂神社に「必勝祈願」をしました。
その際勝てば内親王を御杖代にして神事に従事させると約束しました。
そのかいあってか勝利したため賀茂社に有智子内親王を「斎院」として仕えさせた事から始ります。

賀茂斎院は洛中に院があったため、歴代斎院の両親は院御所を行幸する事もあったそうで、伊勢斎宮よりも風雅に宮廷サロン的な場所でした。

比較的俗世的なかかわりも多かったようですが、残念ながら鎌倉前期の承久の乱の混乱で廃止されてしまいます。

葵祭りは上賀茂神社、下鴨神社へ、斎院が渡るのを皆で送る儀式です。
現在の祭りは「斎王代」で一般の淑女がその代理として従事されます。
伊勢の斎宮がひっそりと旅立つのに対して、賀茂斎院は都中の見物客が見守る中賀茂へ向かいます。

竹取物語
かぐや姫月の世界へ帰る
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奥に体験スペースがあります。
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雪のいと高う降りたるを、例ならず御格子まいりて、炭櫃に火おこして、物語などして、集まりさぶらふに、宮「小納言よ、香爐峯の雪いかならむ」とおほせらるれば、御格子あげさせて、御簾を高くあげたれば、笑はせたまふ。人人も、「さることは知り、歌などにさへうたへど、思ひこそよらざりつれ。なほ、この宮の人ひはさべきなめり」という。
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殿と北の方
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殿と西の対の姫君
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香を焚く典侍
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この後河原町京阪出町柳の近くいせはんさんへ。

出町柳の甘味処で美味しいのに並ばなくてよい京の穴場で丁度「かき氷」始りというので訪問~
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「あんみつ氷抹茶アイスのせ」をスペシャルオーダーわがまま注文~

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帰宅のおみや~~~

次回は本当に台北詣でです。

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Author:mai syonagon
京都好き、歴史好き、ショッピング好き、温泉好き、グルメ好き。
凝り性な乙女座、A型、金星人、六白金星なわたしです。

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