2011-12-25

舞少納言「韓流ドラマ宮ラブインパレス」ロケ地巡り

別編第一段韓流mbcドラマ「宮」撮影地巡り

韓国大手テレビ局MBCが2006年1月11日から3月30日までの全24話で構成された当時最高視聴率28.8%の人気ドラマのソウルでの撮影地を紹介します。
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なんでも韓国で人気のマンガ家パク・ソヒ原作の「らぶきょん LOVEin景福宮」を映像化したドラマです。

日本でも度々放送されて韓流ファンを熱狂させたドラマなのでご存じの方も多いはず。
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もしも韓国にまだ皇室が存在していたらを想定して皇室内の恋愛や人間関係を中心に展開していくラブコメです。
韓国の人気アイドルユニット「BabyVOX」の元メンバー「ユンウネ」とモデルの「チュ ジフン」歌手「キム ジョンフン」の初ドラマ挑戦これにソン ジヒョが加わり、新進気鋭の抜擢にマンガファンから異論も飛び出る配役でしたが、いざ始まると上り調子に人気が出て4話延長し、二人を名実女優、男優としても注目されるきっかけを作ったドラマでした。

貧しいながら暖かい家庭で元気いっぱいに美術高校に通う学生シン チェギョンが祖父と前皇帝の約束で同高校に通う皇太子と突然結婚するというシンデレラストーリーです。

宮家での結婚生活に戸惑いながらシン皇太子に好意を持つチェギョンとクールなシン皇太子(いわゆる男盤ツンデレ系)、初めはそっけない態度を取りながらも段々とチェギョンの事が気になりだすシンと深まりあう二人の関係、そしてここに元彼女ヒョリンが再びシンを取り戻そうとする。そして英国から戻ったシンの従兄弟で元皇太孫のユル君がチェギョンに恋し4角関係が絡み合います。しかもここに親同士の確執(皇帝は昔ユル君の母と恋人同士で結婚してからも皇太子妃の座がつらかったら二人で逃げようと言っていたほどの仲だった。)と権力憎悪(その事を皇后も知って嫉妬にかられながらここに皇后対ユル君母(夫孝烈皇太子が事故で死亡後前皇帝が二人の息子をもてあそんだとして国外退去を命じた為外国暮らしをしていた事と皇帝の母になる夢を捨てきれないのでユル君を皇太子にしたい欲望のある元皇太子妃の恵政宮。追尊後は皇太后となる))が絡むなかなか面白いドラマでした。
セットもかなり本格的に作られ、衣裳や調度品、小物にいたるまで15憶Wもかけたという熱の入れように脱帽!

実は韓国は現在立憲君主国になったていたかもはかなりありえたことでした。
朝鮮王朝最後の王「高宗」初代大韓帝国皇帝がもしも優れた政治家で自国の利益を優先出来るカリスマ性のある人物であったならの話しですが。

朝鮮王朝末期最後の王高宗は気が弱く常に廻りの影響力のある人物に同調する政治を行う事が多く、その行動も時にぶれる事が多かった人物でした。初めは父府院君、そして妻閔妃、そして厳妃と誰かの影響を常に受け強い決断力を到底ふるえないという弱みが、巨大帝国ロシアと新勢力日本帝国の触手から朝鮮国を守れなかった大きな要因だったと思われます。

その皇帝高宗に唯一残された道こそ1896年に結成された「独立協会」と協力し、朝鮮を民主化し立憲君主国として皇室を存続させる最後の好機だったのです。
朝鮮皇室は当時も称賛の的であり、尊敬の対象であったのでこの同盟が成功していれば王朝は存在した可能性が高いのです。

しかし彼は息子「後の純宗」への政治権力の継承にこだわった事と独立協会を信用できず皇室を廃止するという噂を信じた為に1898年に解散させた事がありました。
もし民主化に成功していれば海外からの朝鮮国の認知度は大きく変わっていたかもしれません。

当時の世界認識では日露戦争で名実的に勝利した日本が朝鮮半島を影響下に置くというのが常識でした。それほど朝鮮の政治力は信用されていなかったのです。

事実日本政府抵抗するため朝鮮の独立性を模索した高宗は1905年アメリカにいた李承晩(李王族)をルーズベルト大統領との面会を求めたものの、正式な訪問要求を求められ事実上門前払いをくい、さらに、1907年第二回万国平和会議に密使を派遣するも門前払いされていました。
まさに朝鮮国は当時の政治腐敗や国内の混乱に加え混乱期で、各国には独立国とはみなされていないまでの存在だったのです。

そのために実現せず最後はほとんど強制的に一部の親日派の両班官僚達や日本の朝鮮半島統合賛成派によりその座を息子に渡し、最後には朝鮮併合という結末を迎えるのです。

高宗が実権力の放棄を宣言し、民主的な選挙による政治を目指し、協会と強いきずなを構築出来ていれば、おそらく現在の朝鮮半島はまったく違った国になっていたと想像出来ます。
北朝鮮、大韓民国ではなく半島の分裂もなかったでしょう。という事は現在の拉致被害もなかったでしょう。
歴史って本当に少しのボタンの掛け違いで大きく変わるのでしょうね。きっと・・・・・。


#余談ですが独立協会には大韓民国初代大統領「李承晩」も在籍していました。その字の通り彼は全州李氏王族の一人でした。高宗と厳妃の息子垠皇太子(併合後は王)と方子皇太子妃(王妃)(梨本宮方子女王)が日本敗戦後自国に帰国したい意向も無視し続けたと言われています。
同じ王家の出身ですから、又王家復活などと国民意識が高まる事が不快だったと言われています。結局彼は後年失脚してしまうのですがね。
ようやく朴 正煕の時代になり初めて帰国がかなったものの垠は脳卒中の為意識がなく、方子と垠の腹違いの精神障害を負った妹徳恵姫の三人で昌徳宮の中の宮殿でひっそりと暮らしていたと言われています。
後年方子は亡くなるまで社会福祉活動で名をはせ、死亡時には準国葬扱いで取り上げられた女性です。
二人には男子が誕生していましたが、結婚したものの子孫を残す事なく死亡し、血筋は途絶えました。

まあ暗い話しはこれまでにして。

物語順に限られた時間内で訪問可能な撮影場所を紹介します。(訪問日はまったく違います。)

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シン皇太子登場のシーン慶熙宮の正殿
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始めて王宮に向かい皇后と皇太后に会いに行く正門前
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許婚と知ってから初めてチェギョンとシン皇太子が出会ったシーン一和堂の2階エレベーター前
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コン内官に怒られていた女官の場所。
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王宮でユル君が登場する場所
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ユル君が初めて宮に参内しコン内官と出会う場所。
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ユル君が久しぶりにあった乳母の尚宮と出会う場所。
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まずはチェギョンの姫宮教育と二人の結婚式が行われた「雲峴宮」
ここでは韓服の体験が出来ます。
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車から降りたチョギョン

ここは元高宗の誕生地で即位するまですごした興宣大院君(高宗の父)の邸宅郡王族の邸宅です。
荒れ果てていたのを所有していた遺族から譲り受け、改修され公開されている建物です。


二老堂
驪興府大夫人閔(ミン)氏(高宗の母)の邸宅であり、明成皇后(高宗の妻閔妃)が宮中に入る前、宮中作法を学んだ場所です。
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ドラマではチェギョンがガレの作法の勉強をしていた場所です。
シン君が来て王でチェギョンがいて手前でシン君が「離婚」について話していた撮影場所です。
シン皇太子が教育中のチェギョンを訪問していましたね。
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皇后も心配で様子を見にきてましたね。
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二老堂を逃げ出したチェギョンが通った門のシーン
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建物の間をくぐった場所。
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チェ尚宮に見つかって叱られた場所。
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結婚式が行われた老安堂
興宣大院君の男性の居住空間で、客人の接待をする場所として使用していた建物です。
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ここから始めて雲峴宮に来た時に通ったり、結婚式を終えて出てくる門
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馬車に乗り込みパレードに出かける所。

チェギョンが御茶会で詩をいえたので皇太后の命令で韓国式ゴルフをシン皇太子から教えてもらう撮影をしていた慶熙宮

元は王族の邸宅があったのを光海君が「王の光道の宿る所」という噂に没収し、宮殿を建てた場所。
しばらくは正宮としても使用されていた時期があったものの当時の建物は日本併合時、移築解体されたので今ある建物はほとんど新たに建築された物。

正門は皇宮の正門として撮影されていました。
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建物に旗が立てられます。朝鮮式ゴルフ開始
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チェギョンがシン皇太子に手ほどきを習うシーン
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チェギョンがホールインワンしたシーン
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うまく出来たチェギョンに面白くないシンがユル君と韓国式ポロをするとチェギョンを置いて二人で駆けはしるシーンの撮影をした場所。王宮の正門としても使用されました。
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東宮殿の正門に使用された徳成女子大学の建物。
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ここで皇太后から年代物の車をもらっていたシーンの撮影
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逃げ出すシン皇太子を追いかけるチェギョンの撮影がされた場所です。

内部は烏山撮影場所に作られた仮想とCGで構成していたそうです。
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チェギョンが乗っていた自転車を受け取ったコン内官が興味本位に乗り、操縦不能になり追突した三清閣の正門
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皇宮の正殿、英国のウイリアム王子の接待場所としても外装を撮影した三清閣にある一和堂
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ユル君とチェギョンが遊んでいるのを眺めているシン皇太子 聴泉堂
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ユル君と遊ぶチェギョン
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いなくなったチェギョンを探す二人のシーン三清閣にて
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チェギョンとユル君が遊んでいた場所、いなくなったチェギョンを発見して連れ出す撮影が行われた幽霞亭
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車で行きついてチェギョンをシン皇太子が抱きしめる雑木林のシーン

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シン皇太子とチェギョンの二人が2500万年の星の周期を話すシーン
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シン君に石を投げるチェギョン
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放火犯の容疑で任意の事情聴取に向かうシン皇太子の撮影シーン
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そこを目撃するチェギョンとユル君
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泣きながら追い懸けるチェギョン
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車から降りるシン皇太子
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抱き合う二人の撮影のシーン

物語は紆余曲折を経て、ユル君は皇帝になるのをあきらめ母と共に宮殿を去り、チェギョンはチェ尚宮と二人マカオで過ごしてます。
そこへ皇太后とシン大君(皇帝は退位しシン皇太子は自主的に廃位を申し出大君になり、姉が女皇帝に即位後)が
が訪問して改めて結婚の申し出をした後教会で式を挙げ、チェギョンが吐き気をもようす所で終わりって内容でしした。ただの食べ過ぎか?妊娠?ってかそんなシーン0だったんで・・・・?
続編がないので?????真偽のほどは?です。

ちなみにあまりの人気にパート2を期待され、企画されたものの著作権の争いでおながれになってしまいました。
宮Sという全然違うドラマが後日スタートしました。時は女皇帝の時代、従兄弟の二人に皇太弟を競わせ、二人は皇位と女官との三角関係にバトルするという内容なんですが。これミスキャストの上に全然面白くなかったんでこちらはあまりヒットしなかったんですね。

ドラマ撮影場所巡りの情報は【こちら】

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