出で湯は有馬の湯

訳:ええ温泉は有馬温泉やんなぁ

清少納言が書いた枕草子に出てくる温泉の名前です。(但し写本の1つに記載された文章で、別の写本では違う温泉名の記載のものもあるようです。)

「いで湯はななくり(榊原)の湯、有馬、那須の湯、つかさ(?)の湯、とも(?)の湯」

しかし清少納言がこれらの温泉地、もしくは日本の温泉地巡りをしていたという記述はどこにもありません。
それと不思議なのは「白浜温泉と道後温泉」が出てこないんです。神話の時代から風土記、日本書紀にも天皇が湯治に訪れた記録されている日本三大古湯です。
知識人の清少納言がしらないはずないのになぜでしょうね。

その中から有馬温泉に今回は出かけました。
しかも軽で高速道路!大丈夫か
ヤクザな小君の言動が怖い~~でも意外とすんなり計画通りに芦屋まで行き、念願のべッカライ・ビオブロードに到着試食をしながら、パンを購入しました。
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芦屋で自家製粉の玄麦をほぼ有機原料を使用して製造しているドイツパン屋さん。小さな店なんですが、人の出入りは多いです。
お店の情報は【こちら】

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大阪方面の展望です。
途中芦有ドライブウェイの休憩所「東六甲展望台」からの眺めは少しかすんでいるものの、クロワッサン、クノーテル、ヌスシュッネッケンをほおばる!噛めば噛むほど味が良い。クロワッサンはパリパリ感はないものの味わい深い間違いなく美味しい、ヌスシュッネッケンは胡桃入りのシナモンロール最高!
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クロワッサン
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ヌスシュッネッケン

有馬温泉の歴史は古く神話の時代(古墳時代から)に大已貴命と少彦名命が有馬を訪れた時、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴し、傷が治るのを見た時から始ったと有馬の神社の記録にあるそうです。
有名になったのは飛鳥時代舒明天皇(天智天皇の父)、白鳳時代孝徳天皇(天智天皇の伯父)が行幸した頃からだそうで、その後一時衰退するも行基(奈良時代の僧侶で大仏建立の費用に奔走した人物。弘法大師と同じくらい日本全国でその名が残る人です。)が復興させ平安時代から戦国時代まで浮き沈みはあったものの名湯の名を保持していました。
しかし戦国時代後期に大火災と戦火により有馬は大打撃を受けその名湯も風前の灯火となりつつあった天正11(1583)年、豊臣秀吉が有馬を訪れ、戦で疲れた心身を癒した事で再び脚光を浴びます。
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湯を大変気に入った秀吉の後見もあり温泉町が整備され、天下の名湯として残り、現代では関西の巨大温泉地として名を不動の物にし、今日私達も楽しめる温泉地です。

谷間にあるので四方を山に囲まれて川が流れる温泉情緒たっぷりです。!!!
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そのまま旅館とおみやげ屋が立ち並ぶ大通りを真っすぐ、左にねね像と一緒に「ねねの橋」が見えます。秀吉と共にねねも湯治に来ていたんですね。
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真っすぐに大通りをいくと左に細い小道が見えます。旧有馬の中心街を歩きます。
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周りは情緒ある昭和のたたずまいで、民家やおみやげ屋、煎餅屋、おまんじゅう屋さんが立ち並びますが、狭い通りに大賑わいといかないまでの通り。
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飲金泉水です。鉄分臭いですよん^^
脇道に太閤の湯殿館もあります。太閤が湯あみした岩風呂が発見された場所で、あの阪神淡路大地震の際に地盤が変化した時偶然現れたのだそうです。あとは金泉銀泉、温泉神社、源泉なども観光出来ます。

観光の情報は【こちら】

来た道を下り行きの道を戻りねねの橋を手前にやや斜め右にある道を行き、向陽閣の右の坂道を上がると右に見えるのが日帰り入浴施設「太閤の湯」です。たまたまオークションで手にいれた激安クーポン持参で有馬の湯ずくしなんです
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3階が受付でここで清算と靴のキーと引き換えにタグ付きキーと館内着とタオルセットを受け取ります。館内着にきがえるロッカー、お土産店、休憩所もあります。館内清潔で明るいです。
ここのお土産屋は数も多くていろいろそろっえいるのでいつも長居してしまいます。
2階に食事処、脱衣所があり、お風呂コーナー、岩盤浴、蒸し風呂等があります。
4階?は露天式のお風呂が多種多様あり、ゆっくり楽しめます。

有馬温泉は非常に珍しい単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、放射能泉の成分を含む混合型の温泉です。

効能は一般に
金泉(含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉)と呼ばれている鉄色の湯は炎症性や非炎症性のリウマチ疾患、外傷、手術後のリハビリテーション、慢性附属器炎、機能性不妊症、自律神経系障害、乾癬に効果的
お風呂場にある湯「天下の湯」、露天風呂にある「太閤の岩風呂、「金泉足湯」岩盤浴にある「金泉蒸し風呂」がそれです。

銀泉(炭酸泉)と呼ばれる透明な湯は高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、無治性の傷、手足の局所的循環障害
「ねねの遊び場」にあるのがそれで、ここでは人工的に炭酸泉を作った湯を使用しています。

同じく銀泉(ラドン泉)は放射能泉。といっても微量で体内に入るとラドンを変化して良い効果をもたらします。硬直性脊椎症、関節の退行性症状、慢性多発性関節症、脊椎の退行性疾患、慢性痛風、関節、筋肉リウマチ、軽度の末梢性動脈血行障害、更年期障害、気管支性ぜんそく
お風呂場にある「くつろぎの湯」露天風呂にある「足湯」や岩盤浴「銀泉蒸し風呂」がそれです。
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他にもハーブ湯、五右衛門風呂など楽しいお湯が沢山あってとてもリラックス出来ます。
なんだか病気知らずの体になれそうな湯!
いざ毒素排出だ~~~今回は有料の蒸し風呂料金まで付いていて大満足です!
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食事所で昼食をしました。
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和牛と山椒の佃煮釜飯です。
多彩な蒸し風呂体験を30分間思う存分楽しみます。まさに太閤さま~~~っていうか「ねね様~~」気分。
ついでに差額で有料のマッサージまでお願いしました。
ひゃ~~~あぁ~極楽極楽
そして、お土産所「楽市楽座」、めっちゃ沢山のお土産が!!!っていうか試食も!!!

観光の情報は【こちら】

夕方には入浴を終えて、バスで今夜の宿「かんぽの宿有馬」に行きます。
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有馬は関西の各市から近い温泉地なので宿泊料は高め、そんな中でもかんぽの宿は安くて料理も美味しい、そして施設も清潔できれいな宿で定評があります。今回で3回目で~す。
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今回は禁煙室の6畳の部屋です。

お料理は別食堂でいただきます。
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太閤のプランからスタンダードな旅館メニューですが、これが意外と美味しんですよ。
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後肉はすきやき丼にしました。最後に果物がつきます。
宿の紹介は【こちら】

朝風呂にも入浴して、極楽極楽露天風呂がないのが、残念ですが・・・まあ昨日堪能しましたから良いです。ストレス発散
朝食はバイキングです。
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朝から食べまくり^^Vカロリー消化の為に運動がてら、旅館を出て散歩する。
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旅館を背に向かって左の道を真っすぐ左に急なくねくね小道を下ると炭酸泉源広場の小さな飲料施設があります。
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写真左に炭酸水が汲みだせます。シュワ~~~と舌が軽くしびれるほどの微炭酸は有馬サイダーとして、炭酸煎餅として名産品に利用されています。
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炭酸の泡をイメージした公園施設。
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GETした炭酸水です!

再び来た道を逆送して、旅館の左側に山道を登った愛宕山公園があります。
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展望台からの有馬の町並みです。

宿をあとにして三田方向のウッディタウンの近郊にあるケーキ店に向かいます。
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そう!「エスコヤマ」のスイート店。
開発された住宅地にポツンと立つケーキ店はあべの辻調理師専門学校卒(さすが料理界の東大)元スイス菓子ハイジで修業し、テレビチャンピオンケーキ職人選手権で優勝した小山進氏が独立したお店。連日長蛇の人気店です。
街中の方が断然集客率が良いのにわざわざ郊外に店舗を構えるなんて、なんて自信なんでしょう。
ただ郊外には郊外なりの利点があります。
まず賃貸購入どちらも安い。
駐車場の確保、行列にたいしての苦情が少なくて良い。
そして材料の調達がしやすい地産地消の発想です。
なによりせかせかして、作らなくていい。環境の良さは作る者の精神を安定させ、直製品に反映されます。
今ではケーキ店だけでなく、カフェ
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チョコ店
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パン屋
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マカロン、バーム工房も併設され、まさにコヤマビレッジ!不動の人気店です。
有馬から帰る際の定番の立ち寄り場所。
まるで自分の家の庭にいる様なそんな不思議な気持ちのするかわいいオブジェが沢山の「エスコヤマの庭」です。
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まだ寒い早春に咲く水仙の花

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いつもお昼に来て併設のパン屋でパンを購入して横のベンチでランチします。
たのし、おいし!!
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ショコラバナーヌ、来店時完売の後小君が入手していたので、分けてもらいました。最高に美味しいです。
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ナビンさん(カレー店)と共同開発されたカレーパン1
パン生地もやや堅く私好み!
そういえば大阪靫公園近くの名パン屋「タケウチ」でもここのカレーを使用したカレーパンを頂いた事があります。食べ物系職人横繋がりってすごい広いんですねえ。
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そとはサクサクメロンパン風に中は美味しいカスタードのクリームパン、さすがに皆さん行列をしてGETするだけあります。焼きあがり時間に注意です。
予約していたスイートと御対面です。
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気分はこんな感じです。


私の大好きなお菓子達
エスコヤマ不動の定番「小山ロール」
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2001年TVチャンピオングランドチャンピオン大会で作りだされたこの作品に語り無用
といいつつ語っちゃいます。
生地は手に持つとくずれてしまいそう!
でこの生地がふわふわカステラ風美味しい蜂蜜の香りとファっとしながらもしっとりとしている!ホイップ少なめの中央にカスタードクリームと甘栗が!口の中で美味しさと幸せのシンフォニーを奏でます。
ホイップ少なめがまたいいです。私は苦手だから堂島ロールもあまり好みではありません。
今回はバレンタイン限定バージョンもGETできて大変満足です。前から小山ロール別バージョンをぜひ食べてみたいと切望していました。
「小山ぷりん」
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シェフのおめがねにかなった氷上の牛乳で作るプリンは小さな牛乳瓶に入った牛乳味なめらかプリン。
こくがありながら、す~と口に入るなめらかさはダントツ、カラメルとの相性もいいです。
期間限定バージョンがあるんですよん、今回はホワイトチョコバージョンなので断念しました。

生ケーキ達
ケーキ全般評価ですが、個人的には車で三田まで走り並んでまで購入するほどではと思います。
値段やコストパフォーマンス的に近所のYAMAOで十分です。(すみませんローカルネタで)が、せっかく来たのだからと購入しました。
「蒸し焼きチョコラ」
「エスコヤマのボストンパイ」
「タルトキャラメルサレ」
「キャラメルショコラ」
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ボストンパイと蒸しショコラは好みです。

お店の情報は【こちら】

高速で若干迷子になりながら近畿道と名神を間違えた~~~帰宅後、いつもの茶会です。

次回3月後半本編「京草子」予定します。


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