舞少納言高麗へ渡る第2段3の巻き「韓流時代劇とお買い物ソウル」

3日目は韓流時代劇&買い物ツアーです。

早朝に明洞ロッテホテルに集合して、MBCの撮影スタジオ見学+プチソウルツアーに参加です。
個人見学はうけいれていない、このツアーでしか行けないっとなると、テンション上がるあげる!!!
「善徳女王」や「正祖」「チュモン」「同伊」の撮影で使用しました。ツアーバスで龍江という地区に行きました。
このツアースタジオ見学とソウル京東市場、北村韓屋、大統領官邸も訪問するので結構します。
それでも参加したのは、このツアーでしかいけない所「MBC」が放送している「善徳女王」の撮影場所だからです。
善徳女王は生年不詳~647年に今の慶州を首都に南朝鮮を治めた実在の新羅初女王です。
日本の推古天皇の次にアジアで即位した女王の物語を「三国史記新羅本紀」と「花朗世記」の歴史書に大きくフィクションを加え(というかほとんどフィクション)音楽、ドラマ構成、配役がみごとにあったMBC48周年記念連続ドラマで全62話で構成され最高視聴率40%強というお化け時代劇ドラマです。
その年のドラマ賞をそうなめにしました。

主たる配役
善徳女王  イ  ヨンウォン   演技が大袈裟の所が仲間由紀恵って感じが可愛い美人女優 
美室     コ  ヒョンジョン  元ミスコリア入賞者。演技派女優若い頃より今の方が断然綺麗です
金ユシン  オム テウン     特に印象なしいい人キャラ女王と相思相愛だった。
毘曇    キム ナムギル    子供っぽい所もあり野心家な部分もある善徳女王にラブ   
閼川   イ  スンヒョ     途中で徳曼派になった花朗で以後は忠実な親衛隊長
                                  
実在した善徳女王は
新羅王真平王と摩耶夫人の「聖骨(両親共に王族の身分階級・王になるには必須要件)」であり長女であったので男子誕生のない王亡き後即位しました。即位後は百済との戦、唐との微妙な外交関係で上大等(現在の首相)の毘曇の乱など問題山積で相当苦労したようでした。遺跡に見られるように仏教に傾倒していて皇龍寺、芬皇寺など寺院を多く創建し、また瞻星台(天文台)が建てられたのもこの時代。資料が多くないので善徳女王の人柄は良くわかっていません。
ドラマとしては書きたい放題なのでOK。かなりフィクション大でした。

ドラマは善徳女王生誕前から始まります。真興王亡き後新羅は「美室」という先々王(真興王)からの側室が実権を得て新羅王宮を支配していました。善徳女王は双子で王室を滅ぼすという伝説で生まれて姉の天明公主は残され、彼女はすぐ王宮を出され、侍女によって西域で成長しました。成人すると新羅王宮に「花朗」として入りこみ自分の出生の秘密を知った後、姉を美室に殺され復讐の為に思いあった金庾信への恋心を捨て、新羅公主に返り咲き、美室と政争を繰り広げていきます。
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右の塔は日食を利用して「王女」として登場するシーンで徳曼が立っていた所。
この左の建物はいつも重要なシーンで使用されていましたね。美室が徳曼に矢を打つシーンが特に好きでした。ピダムが乱を起こして善徳女王に会いに行きユシンに殺されるのもここで撮影されましたね。
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ここは王女として正式に認められる儀式に向かう徳曼と美室の対決のシーンで使用しましたね。恐怖で徳曼の手が震えるのを見た美室が、「恐怖にまだ打ち勝てないのか?」といい徳曼は「無礼者。聖骨の体に気安くさわるな。」って言った。あのシーンです。
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ここは王様の日常の部屋のある宮殿前。美室に囚われた王様が花朗の前に出てきて、又連れ戻されたり、宮殿に戻った徳曼が美室の前に颯爽と現れる。キムユシンが王宮に戻るシーン。ウォル達が宮殿に戻った際複耶会が提出した名簿を善徳女王が焼くシーンなどなどいろんな場面が撮られました。
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美室の龍江での私宮殿です。ここはもういつも出てきますね。美室の宮殿は慶州の新羅ミレニアムテーマパークが主な撮影場所です。
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徳曼を双子の妹と知った天明公主が母の王妃と密かに会わせたり、ピダムが徳曼に臣下の誓いをした場所です。
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美室の陰謀に合いファベク会議を阻止しようと美室派と徳曼派の花郎が対立するシーンで撮影されましたね。
でもこの建物みればみるほど時代に無理があります。どうみても李朝朝鮮時代(室町から江戸時代にかけて栄えた王朝)の建造物を使用しています。日本でいうと飛鳥時代の衣裳を身につけた人々が江戸城内で格闘している感じです。変でしょう!
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美室の徳曼や春秋公の野望に戸惑うシーンや徳曼がピダムに美室暗殺の命の書を依頼するシーン、女王即位後の女王としての悩み、ピダムの野心に満ちた女王への求婚のシーンなどなど。ここも物語にはかかせません。IMG_5356.jpg
この宮殿前に善徳女王の宮殿の正殿が取り付けられて撮影されていましたが、今は取り除かれました。チュモンでは高句麗正宮としてチュモンとソソノの婚礼が開かれた場所でもあります。

最終的に美室との戦に勝利して女王即位。ここまでで実は終わりでしたが、例のごとく。人気ドラマは再延長の法則にのっとり即位後も12話も追加放送されました。
今度は女王をめぐる男の戦い「庾信VS毘曇」に「百済との戦い」、「毘曇と善徳女王の悲恋」を軸に展開します。
物語の構成、音楽、人間模様などかなり見所の多いドラマでした。

実話ですが、ほとんどフィクションで登場人物も実在した者は一部(善徳女王、天明王女、歴代王、王妃、春秋公、ユシン、ユシンの父、母、ピダム、ヨムジョン、アルチョン、柒宿、石品)で存在しない者か一部の書物でしか登場しない者(美室、美室派の貴族、複耶会メンバー、花朗達、ムンノ、善徳女王の他の側近など)が沢山います。
まず女王は双子じゃない。しかも天明公主は次女でした。
又即位後独身を貫いた設定ですが、王配(夫)がいました。ただし子供は出来ませんでしたので次は従姉妹が女王として即位しました。

毘曇は美室と真知王の子の設定ですが違います。真骨(聖骨に次の身分)だったそうですが詳しくはわからず、善徳女王の命で「上大等」になった女王の寵臣でした。百済軍との戦いで女王が唐に援軍を依頼した際毘曇は女王から上大等の位を受けたにもかかわらず、唐から女王廃位の要求を受け女王排除の動きを見せ乱を起こし、その内戦の最中女王は死去しました。
ドラマでは毘曇が死んでから女王は死去しました。毘曇の乱は女王死後に金金庾信により鎮圧され彼は処刑されます。

金庾信は実在の人物で伽耶王族で女王と春秋公(後の武烈王)の寵臣で、最後は上大等の位までになりました。ドラマでは美室の孫娘と結婚していましたが、実は妻は春秋公の三女を正妻にし、しかも妹は春秋公夫人でした。さらに真平王の妹が母というのもフィクションで母は真興王の血筋を引き、真平王とは従兄弟にあたる人物で、伽耶と新羅の王族の血筋を受けた新羅の将軍です。
ドラマでは誠実一番の人柄を演じていましたが以外と野心家だったかも。
なぜなら春秋公は天明公主と真知王の息子龍春との子供と共に女王崩御後、真徳女王を即位させた後、真骨で初めて武烈王として新羅王となり子の文武王の時代新羅は三韓統一を果たします。

善徳女王の敵「美室」はほぼ架空の人物
「花朗世記」にのみに記述のある人物で実在したとは考えにくいそうです。
物語の長さ(真興王時代から登場、真平王時代)孫まで登場するからどう見積もっても(当時の平均寿命や成人婚期の早さを推測しても)50代であるはず超年とらない。これは善徳女王も同じだけど。
この女優これぞとばかりハマり役で演技派でした。なんでも新世界百貨店の当時常務と結婚後、離婚した後の復帰作。瞳の演技が引きつけます。ひとつひとつの表情が豊かで悪役ながら人間性豊かに演じ、当時38、9歳とは思えぬ美貌と、どことなく憎めないそんな役どころで好演技でした。
別の放送局で演じている「大物」も興味あります。2010年ドラマ大賞受賞ですって、二年連続はすごいです。
ニュースキャスターから女性初大統領を演じるサクセスストーリーはクォンサウン共演で合ってると思いますね。

閼川も実在の人物でおそらく金庾信より年上で真徳女王時代に上大等になり、真徳女王死後は王に即位する様にさまらたものの高齢の為断って金春秋を王に推薦したそうです。

後の登場人物もほとんど架空ですが、まあドラマなんです。ありでしょ!

ドラマの情報は【こちら】

正祖(イサン)の撮影現場もここです。
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正祖は李朝朝鮮22代王で政争に巻き込まれ非業の死を遂げた荘献世子の子で英祖の孫にして王世孫でした。
王位に就いた後父を政争に巻き込んだ老論派を粛清しながら、聖君となった韓国でも人気の高い王様です。
だから良くドラマで出てきます。「風の絵師」「美人図」「王道」なんかのドラマはこの王の治世です。
子供時代から成人、王即位、死までで構成され政争に巻き込まれながら恋愛も織り込み長い物語で展開していきます。キャストはチャングムのメンバーが多かったのでスタッフが一緒でしょう。

ドラマの情報は【こちら】

チュモンも撮影現場の1つだったようです。
チュモンは高句麗建国の東明王のお話で扶余の王子時代から国を出て苦難に立ち向かいながら古朝鮮の国を復活して王に即位するという長編ドラマです。
長過ぎて・・・ですが、日本でも人気のドラマです。
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チュモンがソソノに求婚したシーンの撮影場所です。

ドラマの情報は【こちら】

後はまだ民放では放送されていませんが、「同伊」もここで撮影されていました。
善徳女王のセットを改築して出来たそうです。そう善徳女王がピダムに胸の内を告白する場面、指輪を渡す場面とか良くいろんな撮影されてましたね。
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先の正祖の祖父「英祖」の生母をモデルにしたドラマです。

見るより、写真の方が迫力あるかも!!!
空間が限られているから、撮影箇所が重なり実はものすごい密集地でいろんな撮影されていたんですね。

来年MBC50年記念番組は百済時代をするそうで楽しみですね。広いのだけど時代劇で使用され、しかも1000年近く時代の空いているのにもかかわらず同じか少し改装して使用している。新羅や高句麗の時代の建築物が良くわかっていないからでしょうね。資料があまり現存していないか、あっても数が少ないか、おさらく古代中国の書籍でしかわからないんでしょうね。
日本で飛鳥や奈良時代と江戸時代を同じセットで撮影することはないでしょう。なんでもありなんですね^^

今は現代劇「逆転の女王」が撮影中。なんと今日が撮影日。いっぱい車とバスが・・・パクシクという俳優さんやあと名前?な芸能人がいたそうです。

市内に戻り、昼食のビビンバを食べて、京東市場でツアーを離れました。

東大入口にそこからバスで南山ソウルタワーに行きます。
タワーの下にテディベアミュージアムがあるんです。ソウルの歴史をベア達で表現したり、宮に出てきたアルフレッドや沢山のベアがあるんですよん!
かわいい^^
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そして明洞に!クリスマスイルミネーションまっただ中!
もう買い物しまくり、明洞の新世界百貨店とH&M、ZARAなど。

夕食は明洞参鶏湯。散々迷いやっぱり日本で食べると高価な物。ここで食べなきゃ!!!
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めずらしい栄養参鶏湯にトライします。韓方薬材が入ったオリジナルです。確かに体に良さそうな濃厚韓方ス―プです。

第3段4の巻「ソウル満喫ツアー」
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