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とりかへばや物語 第五章 

梨壺に入った尚侍当然東宮は事情を知らないから男君が戻ったと思っている。
いままで妊娠して不安だらけの所突然尚侍がいなくなったから余計不安だったと涙ながらに訴える。
でも相手は女君、どうこう答えようがなくて、添い臥して隣にいる。
すると東宮の宣旨という乳母子が尚侍に内々に話があるというので三人でいる。
宣旨はどうも東宮様が妊娠しているらしい、着帯はしたけれど御やけに出来ずにどうしようかと悩んでいると相談している。
尚侍はじっときいてる。どうかえすのか?
すると自分も内々に何か変だときずいていた。でも右大将が失踪やら自分が体調不良になってどうもできなくなりそんな時に夢で右大将が「東宮様が妊娠されたようだ」と出てきた。
体調も良くなったので参内したしだいとさももっともらしい返事をして宣旨も納得し安心した。

これはその相手が右大将だっと思わせるのにうってつけ、しかも自分以外に秘密を共有出来る尚侍がいる。
頼もしい限り。
さてこの話を聞いている東宮が一人????
東宮は尚侍が男君と疑っていない。なのに自分の相手が右大将なんて?????
不審がっている。
ころあいを見て尚侍が内々に東宮の傍に右大将をよこして夜の暗闇に紛れて帳台へ入れる。
東宮はここで二人の入れ替わり、尚侍が男姿になり女君を探しに行っていたと初めて知る。
東宮この話を聞いて唖然~~~~~!!!
更に男君への不審を爆発させて、男君をなじる。
男君はいろいろ説得弁明するも、もはや気持ちはきれている東宮。
がんとして靡かない。
翌朝ずっとはいれないので、嫌みの一つを言って出ていく。

そりゃおこるでしょうよ。
で逆切れ完全男化した男君でした。

東宮はさらに心労と妊娠の辛さで帳台で籠る。
内裏では東宮が病気だ。と大騒ぎしている。


そんな中、帝が東宮の病気の事も気になるけど以前から思っている内侍の様子が知りたくて東宮の所に内緒で行ってみようと昼頃に梨壺へこっそり東宮の寝所へ忍び込む。

御丁の後にやをら立ち隠れて御覧ずれば、宮の御前は、白き御衣のあつごへたるを御髪ごめにひきかづきてぞ大殿籠りたる。督の君は少しひきさがりて、薄色ども八つばかり、上織物なめり、少しおぼえたる袷の衣、袖口長やかに引き出でて、口覆ひして添ひ臥し給へる、いみじううつくしの人やとふと見えて、愛行はあたりにも散りて、たゞ大将の御顔二つにうつしたるやうなれど、かれは、ねびもてゆくまゝに、けだかくなまめかしくよしぬけるさまぞ、似る物なく成まさり給める。これは、たゞすゞろに見るに笑ましく、いみじからん物思ひ忘れぬべきさまぞいと限りなかりける年比も、名高きかたちゆかしくおぼしわたりつれど、いまだかばかりひまもなかりつるを、今まで御覧ぜざりつるさへくやしう、おぼしのどむべき心地もせさせ給はず。今しもかたかるべき事ならねど、かばかり飽かぬ事なかりける人を、大臣の、宮仕への方思ひはなちたる、いたづらなる不用の人とかけ離れけんとおぼしめせば、今もさやうの御けしきども聞きてひきや籠めんと、あやうく静心なく、我ながらおもほしのどむべくもあらぬ御心焦られも、さるべきにやとまでおぼさるゝを、御心をしづめてなを御覧ずれば、白き薄様ににをし包みたる文の、いまだむすぼほれながら宮の御かたはらにあるを、少しをよびて取り給手つき、うちかたぶきたるにこぼれかゝれる髪のつや、さがりば、目もあやなるほどよりは、裾の上にうちやられたるほどはいと長くはあらぬにやと推し量られて、丈ばかりにやあらんと見ゆれど、くせとおぼゆるほどの短さにはあらず、袿の裾に八尺あまりたらん髪よりもうつくしげにぞ見ゆる。少しうち嘆きて、「あなおぼつかなや。今朝も、御返りだになくて、いぶせげにの給へる物を」とてひき隠しつるを、誰がしなどおぼめくべきにはあらず、大将の宮に聞こゆること有べしとぞ、心得させ給ふべき。いつとなく立たせ給へる

これがいわゆる垣間見
平安時代は高貴な姫君はやいそれと外には出ない。
なので垣根から簾を揚げて外を見る女をそっと見るか、家の者に中に入れてもらうかしないとおいそれと見れない。
帝は当然東宮の尚侍をなんの支障もなく会えるはずだけど・・・・・・さすが物語延々伸ばしまくり~~~

尚侍は東宮の後ろに下がって薄色のネ圭八枚の羽織って上着は織物のよう。
長い内着の袖を長く仕立ててそれで口元を隠している。
大変かわいらしい人だ。何故こんな素晴らしい人を入内させないのか?
また入内入内と騒げば「今も籠るという」とまた左大臣邸へひきこもるのではときがきでない。
そうしてると尚侍は及び腰になりながら帳台に結んでいる文を手にとり、「まあまだ見てもおられない。あちらに面白くない」と言っているのにと文を袖に隠す。
その姿も髪は短いが美人だという長い髪より見劣りしない。
すると中納言の君(帝の宣旨の妹)が帝がこられたどちらにいるのかと簾をすべて降ろしてします。
邪魔が入る。
しかたなく帝はいまきたような様子で東宮の元へ来て座った。

侍の督の殿は、これにさぶらひ給か」とおほせらるゝに、聞えさせん方なくて少しうちみじろぎ給けはひなれば、「例ならぬ御こと、いつとなくものし給らんは、いかにおはします事にか。院にはかくと聞こしめしつるにや。御祈りなどはなきか」と
おほせらるゝに、続け出でて聞えさすべき言の葉もおぼえねど、おぼつかなくてやむべき事ならねば、「そこはかとなくて月比になせ給ぬるに、此ごろ又心よからぬやうなる御けしきのおりく交り侍は、御物の怪にや侍らん」とばかり、はかなげに言ひまぎらはし給へるけはひもたゞ大将なるを、あさましきまで聞かせ給て、幾千代聞くとも飽く世あるまじう聞かまほしければ、御返り聞こえぬべき事をの給はせつゝいつとなくおはしませど、あまり答へ聞えさせんも今ははしたなき心地すれば、たゞおりくうちみじろぎ給ばかりなるを、いとおぼつかなくおぼせど、そゞろにおはしまさんもあやしければ、「例ならぬ御事、いつとなからんは、いとたいく ゛ しき事になん。なを御祈りなどの有べきにこそ」とて出させ給にも、ありつる面影身を離れぬ心地せさせ給。春宮の御なからひは、さまで親しかるべきならねど、院の上の御事をろかならず思ひ聞えさせ給へば、その御心寄せことにこまやかにおもほしをきてたる

帝は垣間見た尚侍の声を聞きたいので「尚侍殿はいるのか」とじゃべりかける。
女君はいつもそばでいた帝だからかんずきはしないかとたじろぎながら、それでも声を出さないわけにはいけないので、「なんとなしに数か月の間に悪くなられて。今も不快になられたとい」うご様子で。物の怪の仕業でしょうか?」小さくとぎれとぎれに話す。その様子も素敵なのでこたえなければいけないような事をあれこれ聞かれる。
尚侍はすべて答えるのもはしたないし男姿だったと知れるのも恐ろしいので、言ったり返事しなかったりしている。
さすがに話をせずにそのままここにいるのもおかしいので、祈祷なさいと一言言って去る。

東宮の出産が12月か。さしあたり神事がないので梨壺で密かに出産しようと計画している。
そんな頃、帝はやはり尚侍の様子が気になりしかたない。
右大将が参内して話をしているついでにというふうに尚侍の事を聞く。

上は、有し面影のみ身を離れぬ心地せさせ給て、見ではえやむまじうおぼさるれば、大将の参り給へるを、例の近く召し寄せて、こまやかなる御物語のついでに、例の尽きせぬ督の君の御事おほせらるてみる。

帝は垣間見た尚侍の面影ひとしきり会いたくて
左大臣にはその都度行言ってきたが、いつも遠慮してよい返事をもらえないと、右大将から攻める作戦にでる。
右大将は女君がもうよいお年になったので、さすがに恥ずかしがり屋ではないでしょうから父に帝に上がる件は話してみますと返事する。

あざやかに清らにめでたきかたち有様を御覧ずるに、まづたがふ所なかりし人の面影はふと思ひ出られて、御涙もこぼれぬべき
を、せめてまぎらはせ給ひて
尚侍件で右大将にお召しになるが、その姿が大変似ているので垣間見た尚侍の面影を思い涙がでそうになるけれどぐっとこらえて
帝はさすがにこれまで言いすぎている件だから、左大臣にまたと思われるのがいや。

しゐては、言ひにくき事のさまなるを、たゞ忍びて宣耀殿に導かれなんや」と語らはせ給へど


内々に右大将に尚侍に寝所へ手引きしてほしいなと相談。

右大将としては大臣の娘だし、そんな愛人的な扱いは不満、ここは返事せずに入内させるように父に進言しようとなにも言わずに退出する。

父に相談すると、今更いままで頑なに断っていたし、女君がああいう男姿でいたから決まるが悪い。ただ同じ内裏でいらっしゃるのだから自然の流れで男女の関係になるのがいい。そうしてから女御なり中宮になるのはよい。
でないと皆がどんな風に言うかと気にしている。

右大将は女君の過去を知っているのでそれ以上言わない。ただ正式に入内出来ないのが残念だと思っておられる。

かねてから東宮は産み月で苦しまれる事がなく大変右大将に似た可愛らしい男君を出産された。
中納言の君がすぐに連れて右大臣家へ預ける。
右大将は左大臣の妻に東宮さまと自分の縁をお話になり、父も共に驚き大変もったいないとお考えで、忍んで通った方に出来た子として世間に言い乳母も大変優れた方を選ばれた。

一方東宮は産後の肥立ちが悪くて時折り失神することがあり、父院に会ってから出家したいとおっしゃる。
今はこの時と宣旨と尚侍もご準備されている。

東宮様本当に・・・・・・・・可哀そうってかこれも作者のいとか????

話戻し
すると帝、左大臣が参内した際にふと

春宮の御悩みをこたらでまかでさせ給なるは、内侍の督もろともにや」との給はすれば、「しか、さこそ侍らんずらめ。「参り給しより、かた時も離れがたくなんおぼしめされて」とぞうけ給はる」と奏し給へば、
「そもさるべき事なれど、かしこにては、院の上などつと添ひおはしまさんに、便なきやうにあらん。御年はねびさせ給へれど、つきせず今めき給へるものを。さやうにて御覧ぜんは、そこにはげにあしからずおぼすべきことなれど、思ひ捨て給はんなん、ことはり知らず恨めしかるべき。世の常の女御・宮す所も物し給はず、おほぞうの宮仕へざまなめれば、宮出で給とも、なをさてこそはさぶらひ給はめ。ひき具しまかで給なば、内裏わたりもこよなくさうく ゛ しかるべし。若者どもも、その御方く ゛をこそ、心にくゝおくゆかしきあたりには思ひてつどふめれ」とおほせらるれば、

えっとこれはつまり帝が東宮が院御所においでになるのなら尚侍もお供するのか?と聞いている。
左大臣は東宮様は尚侍をかたときもお放しにならないので一緒に出掛けるでしょうと言っている。

すると帝が「それはそうだろうけれど、あちらには院がお出でて院もお年とはいえまだまだお若い。尚侍がおいでで(お手がついたら)あなたはいいだろうが私はとても恨めしく思います。ここにはちゃんとした女御や御息所(宮を生んだ人達)もいない。
もし院が尚侍をはべる事があっても尚侍のまま。東宮が院御所にいかれても尚侍は内裏におられるのがいい。殿上人がそちらの奥ゆかしい女房達も素敵だと評判なのに・・・・」

→早い話が私が忍んでいけるように尚侍はここにとどめておいてほしい。と言っている。

あ!!!きた!!と思っている左大臣はよっしゃのる!!!


「げに、かならず添ひ奉りてまかでぬべきにも侍らず。院の上の、添ひ聞えさせ給はぬがうしろめたくおぼしめさるゝ、御代はりの御後見にとぞの給はせし事なれば、かしこにてさへ添ひさぶらはるべきゆへも侍らねば、里へこそはまかでぬべきを、まことにおほやけざまの宮仕へもつとめさぶらふべき人なれば、ついたちのほどはまかででも侍なん」と聞えさせ給へば、

絶対一緒にいないとというわけではないから東宮さまには院が付き添われるので、院がいなくなられるのでご後見にということでした。まあ普通は里に帰るのでしょうが、お勤めを出来ない方ではないんのでそのまま内裏で控させましょう。

お父ちゃんのっかった!!!
元々は女君を女御か東宮女御として出したかったんだから。そりゃそだろ。

いみじううれしとおぼされて、「いとよかなり。昔よりおぼし捨てられし方の事は、今はかけじ。たゞ女宮などだにいまだなかめるが、いとさうく ゛しき、代はりに思ひ聞えんとなん思を、同じ心ならずやと思ふこそかひなく」とおほせらるゝものから、御涙の浮きぬるを、なをざ侍りしも、かつく ゛ 年比の本意かなふ心地し侍りて、限りなくよろこび思ひ給へながら、あさましき不用の人と思給へ捨て侍りて、御けしきにもしたがひ侍らず。今とても、さる方におぼしめし捨てさせ給はざらんなん、かたじけなくうれしう侍るべき」とて、涙をさへこぼしてよろこび奉り給ものから
、なをもて出でて奉らんなどは思給はぬもあやしく、ほのかに見しにも、いとさいばかりの物づつみにはあらざりしを、人のかしづきむすめなどの、あはれにすぎてもて出ではなやかならんはうたてこそ有べけれと、なをあやしくぞおぼさるべき。

左大臣のお考えにうれしく思った帝は「昔ぜひ入内と願った事もかなわなかったことなんかは今は思っていない。私には女宮さえ生まれてないからそのかわりに愛してあげたいと思っていrだけです。前みたいに興味本位で言っていると思っているのが不本意だ」

お~~~いざっくりそんなわけないでしょ。

するといい加減な気持ちではないのだと涙して、「以前はそのことで恐れ多くもお答えできませんでしたのに。見捨てる事なくお言葉がいただけたのでうれしい」と涙している。
そんな姿で女御として正式に入内させないのはどういうことかなと不思議でならない。

これ一見いや間違いなくうちの娘夜這いシテいいよ。と言っている。

この時代は基本結婚は夜這い。

いい家の姫君ならその両親にOKを先に貰うのが当然。たまに強奪はありだけどその後はほぼ悲惨
だいたいまったく関係のない邸宅にそもそも夜這い出来ない。
手引きの者がいる。両親・兄妹姉弟・縁者・女房や家来など。

身分が高ければ高いほど結婚は家にとって最重要課題。誰でも婿にというわけにはいかないのだ。

ここで疑問帝なんだからなんでもありでしょう?
いやいや相手は左大臣です。
変に機嫌をそこねて公務に支障が出ては天皇の位も危うくなります。

なので尚侍の寝所へ夜這いしていいかな?いいよと合意したわけです。

ここで一旦話は帝と尚侍から離れる。

まことや、宮の中納言は、身に添ふ影にて、いかならんひまもがなと、もの言ひかゝらんと、

中納言は右大将の隙をねらい話しかけようとてぐすねひいているがなかなかその時がこない。

そして四の君の元へのそれどことではないし、手引きする者もいないからまったく動かない。四の君もそういう気がなくなったが、中納言がまったく音沙汰なしなのでおっとりかまえてるのね?と不審がっている。
一方の右大将は新しく御殿を造営中でここに縁の女たちを呼ぼうと、それぞれの女たちをあれこれ評価している。

さまく ゛ おぼしあはするに、御心の中ぞ恥づかしかりける。
そんな自分を冷静に世間の男の様に好色な自分に恥ずかしいという感じもしている。

そして再び帝と尚侍の話

正月のあわただしさも終わり、内裏も落ち着いた頃、帝ついに夜這い実行

箏の琴ほのかに聞こゆ。うれしくて、しばし立ちとまりて聞かせ給へば、うぐひすのさへづりといふ調べを、二返りばかり弾きてやみぬなり。琴の音も、たゞ大将のにたがふ所なきを、あはれなりける妹背の中かなとおぼしめさる

箏の琴聞こえてくると鶯のさえずりという曲を2節弾いてやめてしまうがその音も右大将にそっくり。
そりゃそだろ本人だから。

扉が風に開いてそのまま宣耀殿の中へ。

督の君は、丁の内に、琴を枕にて寄り臥して、手まさぐりにそこはかとなくかき鳴らして、火をつくく ゛ とうちながめて物をいとあはれと思ひたる、似る物なくめでたきを、同じ内裏ながら今までよそ人に思ひて過にけるも、有がたくおぼし知られて、人見とがむとも今宵過ぐべき心地もせねば、心もとなく、前なる人もはや寝なんとおぼしめさる。


尚侍は琴を枕にして弦をかきならしている。
帝は女房が寝静まるので待つ。早く寝たらいいのに。と思ってる。

督の君は、さまく ゛ 過にし方恋しくおぼし続けられ、若君の、今はとひきあかれしほどの心の中、何心なくうち笑みて見あはせたりしをなどおぼし出られて物をのみ、いみじう恋しうかなしきまゝに、

ひとかたならず思ふにもうきはこの世のちぎり也けり

女君は置いてきた若君の事をしんみり目と目を合わせて笑っていたのを思い出して恋しいわ思っています。

とて、ほろくと涙のこぼるれば、はしたなくてひきかづきて臥し給ひぬ。碁打ちつる人も打ち果てて、「御殿籠りぬめり」

ぽろぽろと涙が出てくるので、横になる。

女房達も碁も打ち終わり
「さあおねになるわ」と扉を閉めるも「おかしいわ人の気配がするなんて」と言って皆寝てしまう。

尚侍の御帳台には誰もいないのです~~~と帝帳台に入る。

衣を引きやりて添ひ臥し給に、いまだとけても寝給はざりければ、あさましと驚かれて、異人とはおぼし寄らず、中納言のうかゞひて尋ね来にけるとおぼすに、ねたく腹立たしくて、御衣をひきかづきて動きもし給はぬを、しゐて引やりつゝ、年ごろ思ひし心の中、大臣のあながちに辞びし恨めしさ、春宮の御悩みの折ほのかに見そめてし事など、泣くく言ひ続けさせ給に、あさましうなりて、あらぬ人なりけり、中納言と思ひしはひとすぢに心憂くねたかりしを、これは、わが身の憂さも御覧じあらはされなば、いかなる事ぞとおぼしとがめられ奉り、あはくしかりける身の有様を御覧じあらはしては、あなづらはしき方さへ添へて、行く手におぼしめし捨てられなん事も心憂く恥づかしうて、

帝は尚侍の羽織っていた覆っていた衣を引きのけて、添い寝しようとなさる。女君はまだねいっていないので、「何??」と驚いて違うのだとも思わずにひょっとして中納言か!伺いやってきたのだと妬ましくて腹立たしくて衣をひっかぶってぴたりとも動かない。

すると長い間想っていた心の中や。闇夜に左大臣に入内を断られた件とか、東宮の見舞いにいったさいに見初めたとか泣きながらおっしゃるのは帝なのだと気つかれた。
中納言と思っていたのに、もし私の過去(中納言との逢瀬や子供を産んだ事)が知られたらどうしよう帝に自分の過ちが申し訳ない
ましてや男姿の事を知られたらあきれていずれ捨てられるのではないか?


なをこの世にいかでたち交らず跡絶えなんと深く思し身を、大将の、春宮の御事を憂へつ
ゝ、さやうのしるべにもおぼしたりしを、ことはりに心苦しう思ひなりて、かくまでたち出にけんも悔しうかなしう、などて宮の出で給しにもろともに出でずなりけん、殿もついたちのほどはさてさぶらふべく、女房などもさうく ゛ しかるべき事に思ひたりしを、何かは、臨時の祭まではさても、それ過ぎてこそは殿へもまかでめ、など思ひける心もあさましう思ひ続けられて、とりもあへず涙のこぼれぬるを、
出家しようと思っていたのに右大将が東宮の思いをしり力になりたいと内裏に入ったことも東宮に院御所へ一緒に行かなかったことを大変後悔して涙にくれている。


あが君、かくなおぼしそ。さるべきにこそあらめ。たゞ同じ心にだにあひおぼさば、よも御ためかたはなる事あらじ」と泣くく聞えさせ給さま、まねびやるべき方なし。男の御さまにてびゞしくもてすくよけたりしだに、中納言に取り籠められてはえのがれやり給はざりしを、まして世の常の女び情なくは見え奉らじとおぼすには、いかでかは負けじの御心さへ添ひて、いとゞのがるべうもあらず。乱れさせ給ふに、せん方なく恥づかしうわりなくて、声もたてつばかりおぼいたるさまなれど、人目をあながちにはゞかるべきにもあらず、聞きとがめて寄り来る人ありともいかゞはせん、驚かぬ御けしきなるに、せん方なし。

「あぁあなた。そんなにお泣きにならないでください。ただ私の同じだけあなたも愛してくれればいいかげんな扱いはしません」とおっしゃるのがとても言葉に出来ない。
男姿であった時でさえ中納言に無理やり手籠めにされたのに女姿でましてや帝であるから「無理に拒否るの非情さもみせたくない。」とも思われる。それに帝は抵抗できないくらい激しく扱われるので抵抗できない。恥ずかしさのあまりに声もになりそうだけど、だれかを呼んでも帝は今更とがめられない。

よそに御覧じつるよりも近まさりはこよなくおぼされて、今より後、昼のほどの隔てもいぶせく、かた時たち離れさせ給ふべくもおぼえ給はぬるに、いなや、いかなりける事ぞと、なま心劣りもしぬべき事ぞ交りたるや。大臣の、あながちにもて離れ、あらぬさまにもてなししも、かくてなりけり、かくとの乱れによりて、さすがにかくとはえうち出づまじきことのさまなれば、かたはなる物恥ぢにことづけたりけりとぞおぼし寄りける。さても、いかでありける事ぞ、誰ばかりにかあらん、此人を一目も見てんに、行く手にもてなしてやみなんと思ふ人はあらざりけんを、大臣など、さるけしきを知りながら許さずなりにけんは、むげにあさはかなる若君達などにやあらんと口惜しけれど、いみじからんとがも何とおぼゆべくもあらず、見る目・有様のたぐひなきに、何の罪も消え失せぬる心地して、泣くく後の世まで契り頼めさせ給に、さすがに、あやしとおぼしめしとがめさせ給にやとおぼゆる御けしきの、色にこそ出だし給はねどとしるきに、せん方なく恥づかしう、汗も涙もひとつに流れ添ふ心地して、人のあやしととがめむもさすがに苦しうおぼさるれば、出で給はんとても、浅からず契り語らはせ給さま、まねびやらん方なし。

行為が終わり、じっと尚侍を眺めると遠くからよりも近くで見る方が大変お美しい、いまからほんの少し離れていても辛抱できないのに・・・・・、。いやどういうわけか一点だけ??失望されることがある。
どういうことか?なるほどあんなに勧めても入内はしなかった理由がわかったきがした。
相手は誰であろうか?左大臣が許さない相手はそんなに身分の高い者でなかったのか?多少は残念だったが駄目だいえる欠点ではない。
尚侍の見た目や様子もすべての罪が消えてしまいそうな気がして来世までと約束し女君に約束させるが。帝のお顔が変だ!と感ずいているのが女君にもわかるのでそうしようもなく恥ずかしく辛く汗も涙もいっぺんに出てしまいそうな女君でした。
さすがに侍女達が「変だ」とお思いにならないように後の逢瀬を約束して和歌を詠む。

  「三瀬川のちの逢ふ瀬は知らねども来ん世をかねて契りつるかな
この世ひとつの契りはなを浅き心地するを、いかゞあらむ」との給はするまゝに、ほろくと続きぬる涙に、いとゞ聞え出でん言の葉もおぼえずいみじうつゝましけれど、「なを一言聞かではえなん出づまじき」とやすらはせ給も、いとわりなければ、
  行末の逢ふ瀬も知らずこの世にてうかりける身の契りと思へば
朝夕聞き馴れさせ給へりし声けはひは、 おぼしめしあやめらるゝことやとつゝましうて、いたくたえく ゛ まぎらはし給へつけはひの、愛行づき聞かまほしきことぞ限りなき。かた時たち離れさせ給ふべき心地もせねど、御身をわかちとむる心地して、返々契りをきて、よべの妻戸より出させ給。


三瀬川のちの逢ふ瀬は(平安時代の考えでは女が三瀬川を渡る時に初めての男に背負われて渡ると言われる)わからないけれども来世は一緒だよと詠まれた。

「この世の契りだけではやはり浅はかな気もします。どうでしょう」と和歌を催促される。
ほろほろと流れる涙に答えようもない女君に帝は「やはり一言ください。でないと出れません。」とおっしゃる。

右大将だったしらねはしまいかとドキドキしながら
あの世でも逢瀬はわかりません。もはやこの世でも不幸な身ですからととぎれとぎれに言う。
かえって愛嬌がある気がして離れられない気持ちでもなんとか次の逢瀬を約束させて出ていく。

中将の内侍といふ人ばかり御供なりける、今やくと待ち奉りけるに、明くるまでに成にければ、待ちわびてうつぶし臥したるを、ひき起こして渡らせ給て、やをら夜の御殿に入らせ給ても、有がたかりつる人の手あたり・けはひはつゆも御見を離れず、今も見てしがなと御涙もこぼるれど、御文取り伝ふべき人もなければ、大将をぞ、たゞ今参り給べきよしおほせられて、待ちおはします。さばか至らぬくまなき中納言の心にだに、逢ひての恋も逢はぬ嘆きもみな忘れし人の御さまなれば、まだかばかりなずらふ人だに御覧ぜざりければ、たえがたくおぼさるゝもことはりなり。

中将の内侍だけをお供に連れて帝はまだかとお持ちしていたが待ちくたびれてそのまま寝てしまった。内侍を起こして夜の寝所へ入ってしまいとさきほど分かれたばかりなのにもう恋しいと思っておられる。
文を渡す人もいないので右大将を召して後朝の文を手渡そうとしている。あの浮気の中納言も会っている恋も会わない恋も忘れさせる女君の美しさだからそんなに女を知り尽くした帝ではないから離れているのに耐えられはしない。

大将参り給へるよし聞かせ給て、御前に召したるに、いと清らに恥づかしげにてさぶらひ給に、うち出させ給はん事いみじくかたはらいたけれど、大きやかに結びたる文を御ふところより引き出でさせ給て、たゞ大方なるやうにて、「内侍の督に聞えん事を殿のゆるされありし後、今日よき日なれば奉て、やがて御返り見せ給へ。おほぞふの宮仕へなどにては、大臣の見給はざらんには心得ず思ひなして、返り事ふとあらん事かたかるべければ、わざと物しつる」との給はすれば、給はりて立ち給ぬ。御けしきのあやしければ、もしけしき御覧じたるにやとばかりぞおぼし寄ける。

尚侍そっくりの右大将に文を渡すのは気がひけるけれども。袖の中から大きな文をお出しになり。「左大臣に尚侍にお手紙を出す許可をいただいたので今日は日もよいので、届けてしっかり必ず返歌をもらってきてくださいね」と念押しされる。
???右大将さては垣間見されたのかな???

宣耀殿に参り給へれば、「夜より御心地悩ましとて、まだ御殿籠りて」と、大納言の君といふ人聞ゆれば、驚きて、「など告げ給はざりける。いかやうに、おぼさるゝぞ。御かぜにや」など聞え給も、いとかたはらいたければ起き上がりて、「胸のいたく侍れば、おさへて」との給ふ。御顔もいたく赤みて、泣き給けりと見ゆ。もし上の近づき寄らせ給ひけるにやと、此の御文のけしきもいみじくゆかしければ、近く寄りて、「今朝御前に召し侍つれば、参りて侍つるの、これ人伝ならで奉りて、やがて御返たゞ今御覧すべきよしおほせ侍づる」とて奉り給に、

尚侍の御殿に行くと「昨夜から気分が悪いとまだ寝所におられます」大納言の君がいう右大将は驚いて「なんでおっしゃらないのか?お風邪かな」といいながら寝所へ向かう。

さすがに起き上がって「胸が痛いのでおさえています」お顔を赤くなって泣いておられるのだとわかる。もしかして帝がお近くにいらしたのでは?と思うと近くにより「朝に帝に呼ばれてこの文を届けるように返歌の文をもらうようにおおせでした」と文を見せる。

人も知らでやみなんをこそたけき事におぼすに、この人のかくの給に、けしき心得給らんかしといみじうつゝましうて、面をかん方なくおぼさるれど、若びかゝやかんも我身の有様にはたがひたるべければ、たゞ御顔うち赤めて御文は取り給へど、広げ給はぬを、「かならず御返り有べきさまにこそ給はせつれ。とりわきたる御使ひのかひなく待ちおぼされん、いと面目なかるべし」としゐてそゝのかし給へば、うち笑ひて、「異人の言はんやうにもの給はするかな。さすがに明け暮れ御覧じ馴れにし手も、かしこき御目にはあやしと御覧じとがめらるゝ事もあらんと、つゝましきはさる物にて、大臣なども知り給はで、心さかしらに御返聞えんも。さこそかならずとの給はすとも、御心劣りせぬやうはあらじを。たゞ、たしかに給はりぬるよしを申させ給へかし」との給も、げにさる事なれば、「げに、御返事は、ふと聞え給んに方く ゛ はゞかりあらめ、見給はん事はなでう事かあらん」と、さりげなくてこの御文をゆかしげにおぼしたれば、開けんあやうげにおぼして、御顔いたく赤くなりてまぎらはし給もことはりなれば、参り給ぬ。

人の知らない事であったのがせめてもの救いだったのに、右大将にそうだろうと知られて恥ずかしいが若い女ではない(処女でない)ので文をとるも顔は赤いその文を広げようとはされない。「必ずもらってくるようにおおせでつかいの務めをはたせなかったらどうしょましょ。面目丸つぶれでごさいます」と催促されると、尚侍が少し微笑んで「何にも知らない他人の方がゆうようなことをおっしゃる。よく知る元右大将の筆跡ですから変だととがめられてはと父と相談してからと私が一人で決めても・・・・・。絶対にとおっしゃっても返って失望される。今はただ文を見たとおっしゃってください」とお言いになる。
男君もそれもそうだ。お顔を赤いままだが男君はあきれめて再び帝の元へ帰る。

御前には、もしやと待ちおはしますに、むなしければ、いみじう口惜しくて、今のほどのおぼつかなさも堪えがたけれど、しゐてされげなくもてなさせ給て、「世の常の懸想のさまならん事のやうに。こはかやうに艶なるべきことのさまにもあらぬ物を」との給ものから、いみじういぶせくおぼつかなく、おぼしあまれば、又も給はせて、よべの事、「いとかく残りなく」とまではの給うはず、たゞ、「ほのかに、さにやとばかり見し火影のいみじうめづらしう、まだ見ぬさまなりしも、すゞろに身を離れぬ心地していと恋しくわりなきを、いかゞせましとひたぶるになん思ひなりぬるを、さるは、大臣のあながちに許さぬ事なりしを、しゐて知らず顔にてうちとくるほども、心なくやとつゝまぬにしもあらねど、従はぬ心なん、まだ我ながらかばかりなる心はなかりつるを、さるべきにやとまでなんおぼゆるを、そこにだに同じ心にしるべして、よべばかりの垣間見をだに今宵すぐさず導き給へ」と、の給まゝに御涙もこぼれぬるを、され
ばよ、たゞよその垣間見ばかりにてはかくおぼさるべきやうなし、督の君の御けしきもいとあやしかりつるを、あるやうある御けしきなるべしとおぼすに、限りなくおぼししめられたんめる御けしきも、かつく ゛限りなくうれしく聞かれ給ふ。思ひなく世の常のさまにて参り給て后の位にもゐ給はんに飽かぬ事あるまじき御身を、何となきさまにて御覧ぜられぬるぞ、いみじく口惜しき。「さらば、まづこの御文を伝へ侍て」とてまかで給ても、

帝はもしかして返歌が!!と期待したのにがっかり今も会えなくて耐え難いのをひたすら我慢されて「普通の男女間のようにされるのですね。これはこんな世間のようになされなくてもいいのに」と失望される。
ひどくゆうつでまたお手紙される。
右大将にはかすかに遠目で見た尚侍の様子を恋しくてしかたない大臣が許さないのをわかっているのに、自分でもどうしようもない。私自身こんなに愛情をもってせっしたこともないのにどうしようもない。どうかあなたの事のようにこの間の垣間見くらいに合わせてください。と涙ながらに訴える。
右大将は帝の様子でお二人は男女の関係になられたのだと確信する。「そうなのだでないとただの垣間見ならこんな思いはされないし。尚侍さまの様子もおかしかったもの」「ではこのお手紙を」と席を立たれる。
帝の女君への愛情を大変うれしく思いながらただ后の位にもという身分を平凡な出会いに失望はするが。



隠すべき事ならでば、大臣に、御けしきどものあやしかりつるさま、の給はせつる事など聞え給に、なをさなるべしとおぼすに、かつく ゛うれしく、年比心ゆかずのみおぼしわたる事なれば、限りなくおぼしよろこばるゝ事なれど、たゞ今は知らず顔にて、女房の装束・御装ひをも、常よりもことに清らを尽くして奉らせ給。御丁のかたびら・御調度まで、いよくみがきしつらひ飾り給。年比は、心を尽くしても見はやす人なき御交らひを口惜しうおぼされしに、かゝれば、いとゞうれしかりけり。限りなき御心ざしに添へても、人柄・有様など少しもかたほなるべきならねば、后の位までなし御覧ぜんに飽かぬ事有まじきを、たゞ、いかにぞや、御心にかゝりたること一つぞ、心やましくおぼさるれど、なべてみな人知りたる事にはあらじ、たゞ心知りの人二三人などこそは、さる事ありきかしと思ひ出る人ありとても、わざと女御・宮す所にて参りたるにてもあらず、宮仕へざまにて忍びて御覧じそめんに、心ざしにまかせて后にもゐ給はん、なでう事かあらんとおぼしめして、つゝむべきならねば、ありし後、昼も渡らせ給ふ夜もつとのぼらせ給。かたはらに又人もなきさまにのみもてなさせ給へば、殿・上・大将殿などのおぼしよろこびたるさま、限りなし。


隠すことではないのでこういうふうでしたと父に伝言したところ、たいそう喜ばれて今は知らん顔をしてご本人や女房の装束や照度品にいたるまで素晴らしい品々を贈られて陰ながらお手伝いされる。限りがないご寵愛で自身の人柄や容貌に不足はないけれど、ある一点だけは気になる。しかし宮つかいとして出仕したら愛情次第で后にもなられることが出来る方なのだからとどんな問題かと思われる。あんな事があったと女房の一人や二人はしっていようが公になっていないのだから問題ないと考えて人目を避ける必要もないので昼もお出かけになる。
他に(女御方)がいないように夜もずっとお召しになる。(もちろん帝の夜のお勤め・ベットイン)右大将左大臣奥方も大変お喜びになって限りがない


さてここで平安時代の結婚基本パターン

まずは情報収集
始めは男がどこの誰がどのくらい良い女だと情報を収集する。
↓そのネタものは邸の使用人や女房など肉食系女子0の平安時代セールスは周りの人の口コミオンリー
そして男から和歌を贈る。

女はそれが誰からでその和歌で人柄と身分を知りここで振るいにかけられる。
勿論その選別は両親兄妹兄弟乳母など

女側は①なかったことにする。和歌を送らない。無視する。
     ②代筆をする。
     ③和歌は送るがやんわりと断り、相手の出方を待つ
まずはこれを繰り返す。

で男が夜忍んで初めて邸に入る。勿論手引きする者が必要

忍んで来たら女に近寄りいろいろどんなに女を愛しているかうったえてそのまま押し倒す。
で明け方前に屋敷を去る。
朝に相手に後朝の文という和歌を送る。
これを三回繰り返し三日目の夜に床披露という今の披露宴のような会が開催。
ここで三日目餅をかいきらず二人で食べ合い。晴れて夫婦に。

尚夜這いは女に知らされない場合もあり、玉鬘・女三宮ケースがいわゆる不意打ちケース
垣間見がいきなりというケースも

但帝は例外正式な妃は入内といって内裏へ入る儀式を行ってはいるので当然そういう行為を覚悟の上入ります。


寝所に入りあれこれ女の情けを得ようと恋心をうったえ最後は無理にでもしてしまう。
平安時代に強姦罪はない。仏教の教えで「女は不浄の者」とされ煩悩のすべてという解釈らしい。
存在が男を惑わすという解釈なので強姦されても私が女だからよとなるらしい。
そういえば平安文学もほぼ強姦なのにその後女は男に愛情をかけるパターンが多い。
まず今の世の中なら99.5%は犯罪な結婚事情

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