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清涼殿の丑寅の隅の、北の隔てなる御障子には、荒海の絵、生きたるものどもの恐ろしげなる、手長足長などをぞ、描きたる

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訳:清涼殿の東北の隅、北側との隔てにある障子にはなあぁ、荒海の絵で、恐っそろしい姿の生き物の手長・足長なんかの絵が描いてあるねん。こわ!!

本日は関西待賢殿のお勉強会です。
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七条にある京都国立博物館で展示中の
御所文化を受け継ぐ 近世・近代の有職研究を鑑賞します。
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先生の解説付きなんて本当にラッキーです。
がっちりお勉強しないと!!!

メインは東福門院和子さんの女房装束
後水尾天皇の元へ女御として入内された際に着用されていたものです。
霊鑑寺さん所有ですが、非公開寺院かつ公開時期もいまだ展示されたことのない装束
奇跡かも!!!
以前から一度見てみたいと思っていましたが、機会に恵まれず。
今回は先生の御解説付き奇跡ダブル~~~。

特徴的なのは掛け帯、唐衣と同生地の布に刺繍された帯を大腰の後ろにある紐でひっかけて結び付け前で左右を縛るのだそうです。
裳も短め、ネ圭と唐衣の袖も短いようです。

書物や東宮の元服の際に使用された調度品や屏風など。

装束は有栖川宮家親王さん達のいろいろや秩父宮妃勢津子さまの女房装束や小ネ圭が展示されていました。
細部にわたり、見事な品で感激~~~。

夢のような楽しいひと時の後には

御所へ。
最近事前申請なしで訪問が可能になりました。

諸大夫の間

新車寄せ
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紫宸殿
こんなに人のいない御所は初めてです。ラッキー!!!
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公卿達の会議場だそう。
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清涼殿
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清涼殿前の呉竹
五月ばかり、月もなういと暗きに、「女房やさぶらひ給ふ」と声々して言へば、「出でて見よ。例ならず言ふは、誰ぞとよ」と、仰せらるれば、「こは誰そ。いとおどろおどろしう、きはやかなるは」と言ふ。ものは言はで御簾をもたげて、そよろとさし入るる、呉竹なりけり。「おい、この君にこそ」と言ひたるを聞きて、「いざいざ、これまづ殿上に行きて語らむ」とて、式部卿の宮の源中将、六位どもなどありけるは、去ぬ
頭の弁はとまりたまへり。「怪しくても去ぬる者どもかな。御前の竹を折りて、歌詠まむとしつるを、『同じくは職にまゐりて女房など呼び出できこえて』とて来つるに、呉竹の名をいと疾く言はれて去ぬるこそ、いとをかしけれ。誰が教へを聞きて、人のなべて知るべうもあらぬ事をば言ふぞ」など、のたまへば、「竹の名とも知らぬものを。なめしとや思しつらむ」と言へば、「まことに、そは知らじを」など、のたまふ。
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昼の御座所と天皇さんの寝室
夏なら涼しいけど冬は超寒い~~~平安時代は意外とあったかかったのか?でも雪も降ったとあるし???
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滝口の武士の控えの場
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小御所
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御庭
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御常御所
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御内庭
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御三間


御所見学後は秘密の工房見学

もう素晴らしいの一言
私のような一般庶民にはとうてい見ることのできない世界が広がって
もう洪水の中でアタフタ~~キュンキュン~~クラクラの連続でした。

本当に一生の思い出。そういっても過言ではありません。

ますますしっかりとお勉強しないとと思った一日でした。
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テーマ : 京都・奈良 - ジャンル : 旅行

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