2017-01-07

七日は、雪間の若菜青やかに摘み出でつつ

訳:1月7日(旧暦)は雪の間に顔を出してる若い青青した若い草を摘みながらなぁ~~~


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若菜摘みの籠・筆・雪の降り積もった梅・卯槌・鶯がとまっている松・文
さあどうゆうふうに使用するのか?

初詣が許される季節に伊勢を訪問します。
今回のいつきの宮歴史体験館で平安装束体験するにあたり、小物をお正月向けにセレクトしました。


初詣で

宮使いを終えて夜に電車で深夜近く伊勢市に到着しました。
駅から6分で今日の宿「風見荘」さんへ。
築80年以上の歴史を持つ旅館をオーナーさんが大改装されたレトロ&手作り感満載の宿です。
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明日は早朝にゆっくり伊勢内宮を参拝するために前泊しました。
女性専用の大部屋でベットだけ

お宿の情報は【こちら】


翌日朝起きて~~~
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今日は人日の節句この日に七種の草の汁に指を漬けてから爪を切ると一年風邪をひかないという縁起担ぎがあるそうです。
やってみました!
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お宿で家から持ち込んだ食材で朝食をクッキング

卵焼きを焼いて~~しゃけをチンして~~~
今日は1月7日そう「春の七草粥」を食べる日

お正月で食べまくった胃を休ませてあげるためとかよく聞きますが

そもそも1月7日は人日の節句

節句とは季節の変わり目3月3日・5月5日・7月7日・9月9日奇数月の数字が並ぶ日
季節の変わり目が大病しやすい事からその日に邪気を払うと無病息災でいられると考えられていました。
さてでも1月7日は奇数月ですが数字が揃うのは1月1日でしょ?で??何故7日?
そもそも節句の風習は中国大陸から入ってきました。この1月7日という日も古代中国大陸で
1日を鶏の日
2日を狗(犬)の日
3日を猪(豚)の日
4日を羊の日
5日を牛の日
6日を馬の日
と定めて占いを行いその日はこれらの動物を殺さない。
7日目に人を占う日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行われなかったといいます。

この日には邪気を払って1年間の無病息災を願うため7種類の野菜が入った 吸い物を飲む習わしはありました。
これが日本にはいり、 当時日本では年の初めに若菜を摘んで、新しい生命力をいただく「若菜摘み」という習慣と相まって七草を入れた吸い物を食べていました。
いつしかそれが粥に変わり、江戸時代新年江戸幕府の将軍が行事で食べ庶民にもひろまったといいます。

そうそうそれと1月の寒空でなぜ若菜摘み????
皆様この頃は旧暦そう新年は2月~3月くらいこの季節なら若菜摘み出来ますよね。

七草粥にいれる7種類の野菜
せり
なずな
ごぎょう
はこべら
ほとけのざ
すずな
すずしろ


昔はお正月で食べるお料理は栄養がかたよってましたから野菜で必要なミネラル栄養素も確保出来ます。
地域毎に入れる野菜も違うそうです。

お正月限定ルピシアの「春の七草茶」を使ってお粥にふりかけ~~~~家から持参したごはんのお共で頂きます

卵焼き&しゃけ&野菜の炒めたの

豆の佃煮&たくあん
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食後に伊勢内宮を参拝します。
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バスで伊勢内宮へ。
本来は外宮を参拝してから内宮を参拝するのが伊勢流この参拝の仕方はここ伊勢神宮だけ、通常は本宮を参拝してから別宮を参拝するのが作法
前回に外宮は参拝済みなので今回は内宮です。

ご存知皇室の祖神天照大神を祀るお社説明不要ですね。
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鳥居
日の出は8時10分頃
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宇治橋
五十鈴川が澄み切っていて綺麗です。
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さざんか
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神苑
寒すぎて霜がおりていました。
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御手洗川
五十鈴川で手を拭います。桂昌院が寄進した御手洗場
お手洗は御手洗いつまり身を清めるの語源からきています。決してトイレではないですよとても神聖な場所だったんですけどね。
本来は!
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鳥居を抜けて内宮は少し急斜面の階段をあがった先にあります。
撮影も下からだけ

今日は8時~昭和天皇祭遙拝という神事が行われます。

「新春のおよろこび申し上げます
日々穏やかに過ごせて感謝しています。」

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その後荒魂をお祀りする荒祭社
願い事とお賽銭はこちらで!
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五鈴川

いつもお伊勢さんにくると本当にいやされます。何故かなぁ???
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この後は「おかげ横丁」へ。
江戸時代の街並みが再現されてます。
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伊勢内宮の参拝を終えた後は斎宮いつきの宮歴史体験館へ。
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斎王
なにしに?平安装束体験!
この前の原笙会さんへの舞装束体験で意外と男子装束OK?と思い予定をいれました。
こちらは黒田装束店さんの直衣まちがいなし!しかも黒田さんよりもリーズナブル~~~
5500円になったとはいえ、写真3枚付き正絹製絶対いいに決まっています。

まだお正月なのでお正月」の展示が開催中

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屠蘇の生薬材料や鏡餅、七種粥などの紹介パネル
大凧や色鮮やかな凧の展示
各地方のしめ縄
しめ縄といってもたくさんあるんですね。

追儺
平安時代の大みそかの行事
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楽しんだ後は
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冠直衣

冠直衣は元々殿上人が宮中で夜勤する時の装束です。束帯はさすがに窮屈なので宿直装束が始まりです。
石帯・鋸・袴を脱ぎ、袴のかわりに指貫を履き頭に冠を被った姿を言います。
直衣ともいい頭に烏帽子をかぶれば貴族の普段着衣、天皇の許可があれば冠をかぶり参内出来た今でいうビジネススーツです。


朽葉色繁菱紋綾
いわゆる下着
一般的には白衣だそうで、女性は裾が長くそのままがば~~~と着ますが、男子装束は短く袴に納めます。


指貫いわゆるズボン
紫地白鳥だすき紋綾裏紫袷仕立
下袴
下にはく袴
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直衣
白 臥蝶の丸紋固地綾裏縹
公家の褻の装束、一番上に着る表着
天皇が許可した場合(雑袍聴許)には冠をかぶれば宮中に参内出来「衣冠」と呼ばれる。
さらに出衣といい衵を二枚重ねて表に少し見せる着付け方法も枕草子に出てきます。
また天皇のみきていた「御下げ直衣」という衣にありました。
通常直衣を折りたたむように着るのですが、そのままだらりと着用して袴も緋の長袴をつけます。
平安中期頃までははっきり着付け方は不明だそうですが、平安末期からは文献に出てきます。
現在では天皇陛下の即位式等限られた儀式の際にのみ着用されています。

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藤原行成をイメージして
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清少納言にいたずらをしかける行成

方脱ぎして舞う
本来は右ですが・・・・いっか!
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殿上人の直衣ぬぎたれて、扇やなにやと拍子にして、「つかさまされとしきなみぞたつ」といふ歌をうたひて

訳:殿上人(内裏で天皇の御座所に出入りできる身分の人)が上着の片袖を脱いでなあ~~扇なんかで拍子とりながら「出世するやん。波湧き立つやん」っていう歌を歌いながら

源氏物語初音より
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姫君の御方に渡りたまへれば、童女、下仕へなど、御前の山の小松引き遊ぶ。若き人びとの心地ども、おきどころなく見ゆ。 北の御殿より、わざとがましくし集めたる鬚籠ども、破籠などたてまつれたまへり。 えならぬ五葉の枝に移る鴬も、 思ふ心あらむかし
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年月を松にひかれて経る人に今日鴬の初音聞かせよ
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と聞こえたまへるを、「げに、あはれ」と思し知る。言忌もえしあへたまはぬけしきなり。「 この御返りは、みづから聞こえたまへ。初音惜しみたまふべき方にもあらずかし」
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明石の御方から届いた姫君宛ての和歌と松にとまった鶯を見ている源氏
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卯槌を手に
桃の木と五色の紐でつくったお守り
四角柱状に成形した桃の木の中心部に五色の組糸10筋を通してつくったもので柱にかけたり、腰につけたりして邪気を祓いました。
正月の最初の「卯の日」に、宮中に献上されたり贈り物にしたりされた物でした。
今ではまったくすたれてしまいましたね。
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七日の若菜を、人の六日にもてさわぎとりちらしなどするに、見も知らぬ草を、子供の持てきたるを、「何とか是をばいふ」といへど、頓にもいはず。「いざ」など此彼見合せて、「みみな草となんいふ」といふ者のあれば、「うべなりけり、聞かぬ顏なるは」など笑ふに又をかしげなる菊の生ひたるを持てきたれば、
つめどなほみみな草こそつれなけれあまたしあれば菊もまじれり
といはまほしけれど、聞き入るべくもあらず。

訳:旧暦1月7日の若菜摘みをする草を前日の6日に持ってきて騒いでとっちらかしてるところで、みたことない草を子供がみってきたのを。「なんて名前の草なん?」て聞くとなぁ
なんにもいいへんねん。「えぇぇ~~~~と・・・・。」皆顔を見合わせて????
「耳なし草いうんや」っていう子がいるから、「へえなるほどな。聞いてない(^v^)やわ。」って笑ってると、今度はめっちゃかわいい菊の生え出したんをもってきたから。「摘んでもなぁ・・・・・耳なし草って残念沢山あったら聞くのもあるけど」
っていいたかったけど・・・・。これかって耳にはいるんでもないし。
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時期外れですが薬玉を手に
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貝覆い
楽し詣で~~~~完了
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