舞少納言の「播磨国詣で第三段」御綱助、中少將などいとをかし。舞は鳥の舞


訳:近衛府の人って(御綱助、中少將さま)なんかぁ~~~めっちゃ素敵やぁ~~~ん・そんで舞は鳥の舞につきるやんな

播磨国は現在の兵庫県です。
今回は姫路&芦屋&甲陽園を楽し詣で~~~~す。

まずは姫路に向かい兵庫県立歴史博物館を目指します。

ここは兵庫の歴史を展示している博物館ですが、今回は館内で体験出来るであろう十二単体験をするために訪問しました。
しかしここ希望者から抽選式を採用していて絶対に体験出来る訳ではありません。


早くに姫路に到着しましたので、その前に寄り道朝食のパン
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ベーカリー燈は町のパン屋さん
店内のパンの写真を見ていいかもと訪問してみました。

黒豆パン、アンバターパン、ディニッシュマロン~~~やばい大量購入モードに~~~突入~~~
になるところ、焼きあがりがほとんどなく・・・・・・・

お店の情報は【こちら】
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白鷺城は遠くから
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兵庫県立歴史博物館到着
観光シーズン前だし、なんとか舞だけ~~~~と一心に願い来館し、化粧室で身支度をして予定にそなえます。
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すぐ近くに姫路城が見えます。姫路まで来てなんで姫路城行かない?ですよね~~~!
でもだいぶ以前に来てますし、舞は日本の城おたくのではないので・・・・・。
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さて無事抽選なしで十二単体験権利をGET出来ました。

こちらの衣装は2種類あり、季節やクリーニングなどに合わせて変更されるそうですが、今回は萌葱色をどうしても着たかったので、事前になに色になるのか確認してから日程を組みました。
なんと12月は萌葱色ラッキー~~~~
しかしそれでも抽選にはずれると体験出来ないんですけどね。

京都平安装束体験所の弥栄さんの物しかも表着萌葱色唐衣は赤色の絹製です。
かなり高額な衣装です。
これも無料・・・でも入館料はいりますが、ぜんぜん元がとれます。たしか弥栄十五万くらいかな?体験料が!

まず十二単(女房装束)

今回は平安時代の装束にこだわってみました。
現代装束の装着は唐衣を着てから裳をつけて唐衣を固定します。

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唐衣(からぎぬ)脱ぎたれたるほどなど、馴れやすらかなるを見るも、いとうらやまし 枕草子
訳:唐衣を脱いでる用に着なれてる風にしてるんがめっちゃうらやましいやんかぁ~~~
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扇は平安時代の女性貴族は表面を自分に向けていました。
綺麗な絵は自分だけの物という事でしょうね。
かつ松と梅、五色の紐もありませんでした。
とあるように唐衣を脱いだようにだらりとしてるんが、着慣れてるようでかっこよかったんですね。

でお願いしました。

背景もよく。
こっていて屏風があって素敵、少し照明が暗い感じですが・・・・・・・・まあフラッシュ頑張れ!
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「誰か呼ばん?少納言?」てきな感じの定子さま
ここでさらに唐衣と裳をはずしてもらい「重ね袿」に
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さらに持参した琵琶を手にして演奏している風に撮ってもらいます。

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ん~~~六条院の冬の御殿で寛ぐ明石の御方を演じてみます。

観光の情報は【こちら】

次の体験は姫路から芦屋打出へ原笙会さんの事務所で舞装束体験です。
姫路城からJR姫路駅まで新快速の車内でパンランチ
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くるみといちじくのパン・栗のベーグル
食事が終わって舞用に髪の毛を整えます。
迦陵頻を正式に頭を美豆良にするために左右に髪を分けて、無理やり輪っかにします。
この後たらない分の髪をウィッグでつけたして、輪の上部分に白紫の紐を結んで下げ髪にします。
三ノ宮で阪神に乗り換えて打出駅に到着

平安時代の舞楽の世界は「舞は男性だけで舞うもの」が常識でこれは今日の舞楽でも同じ。
例外的に五節舞や女踏歌、後白川上皇の女御平滋子が社で奉納したり、白拍子が芸として舞を踊る事はありましたが、五節舞自体が大嘗祭で舞われ、女踏歌も平安時代の正月行事、神事的いわば巫女舞と言っていいでしょう。
白拍子はそもそも遊び女(売春婦)平滋子にいたっては特例的、舞うという行為が淫らな印象を与えるので女性の舞は風俗的によしからぬという風潮のせいでしょう。

この原笙会さんは女人だけの雅楽会で全国公演されています。

故人となられた原笙子さんが立ち上げられた舞楽会で舞を女性だけて行っておられます。
古代舞宝塚歌劇団風っていえばいいかな

実はこの原笙子さんはある年齢層にはあ~~~~とわかっている方大映テレビ「不良少女と呼ばれて」の主人公の女性です。
満州から引き揚げてきた笙子さんは戦後の時代に乗り越えられずぐれてゆき、宮中の雅楽師と出会い師匠として舞踊家として更生してゆくという物語のあの人なのです。

懐かしい~~~あ!年がばれる!!!やば~~

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徒歩10分でマンションに到着、予約後事前に体験メニューをFAXいただきそのからセレクトしました。
右は化学繊維、実は左に絹の体験メニューがあるのですが。質より量という事でオリジナル装束を!



童舞 迦陵頻

今回一番期待している舞装束童舞なので基本子供装束なので着る機会がすごい少ない・・・・・胡蝶もありますが衣装がかなり若めな感じになりかなり痛い写真になるのが間違いないので今回ははずしました。

でもこちらのは大人しかも女性サイズにしてあるのですごく楽しみにしていました。
自毛で美豆良を結い紫と白の江戸組紐で編んだ髪飾りを結んだ姿で着付けてもらいます。

鴬のうららかなる音に、「鳥の楽」はなやかに聞きわたされて、池の水鳥もそこはかとなくさへづりわたるに、「 急」になり果つるほど、飽かずおもしろし
源氏物語 胡蝶

左方(唐)楽に属する童子の四人舞

天竺国の曲昔、祇園精舎供養の日に、極楽の鳥人面鳥身で声の美しい迦陵頻が飛び来たり、舞ったのを妙音天が感じられ、翔舞にかたどり、この曲をつくったとされています。

衣装は平絹白地の袴の上に、袍は緋の闕腋に小鳥を散らした尻長の紗を、手に銅拍子を足には脚伴の形をした鳥足というすね当てをつけて絲鞋を履きます。
背と胸、牛革、又は重ね貼りした和紙に胡粉を引き紅や緑青で羽を描いた翼と胸当てをつけます。
頭に鍍金した唐草模様の宝冠を備えた金属製のヘッドバンドを指す。
二本の桜の枝をはさみ、髪は下げ美豆良に結うことが多いのだそうです。

動きも他の舞楽よりも飛んだり跳ねたり胡蝶もそうですけどやはり子供舞だからですね。

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飛んで跳ねて~~~~楽しいです。


「蛮絵装束」白浜・春庭花

「白浜」という曲名は朝鮮の地名であったといわれていますが詳しくはわからないそうです。
五つの徳・行を五音に表して舞われる舞が白浜
舞は、我が国で新たに作らました。
原笙会さんでは天皇の警護を任務していた近衛兵の衣装を元に再現されています。

近衛兵はその名のとおり、「近く衛る兵」つまり天皇の近くで護衛する兵、武官中のエリート集団で宮中の女房に人気の的でした。

御綱助、中少將(二名とも近衛府の高級官僚)などいとをかし。
清少納言も枕草子でこう記述しているくらいです。

そういえば男子平安装束は舞初なんです。
やはり女子装束の方が豪華だし色が目立つし・・・・男装好きではないので・・・・。
でも舞自身顔立ちがはっきりしているので男装もけっこうありな的な顔かとは思いますが・・・・・・・顔だしNGなので確認出来なくて
・・・・そんなのわからん・・・・・。ですよね。
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肩袖をはずして舞う
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後ろ姿もりりしい感じに


春庭花
唐の長寿年間に作られ、長寿舞とよばれました。
一度途絶えたのですが、仁明天皇の命により、わが国で新たに作られ、名も春の庭に花と遊ぶ様を写したので、春庭花と改められ
立太子礼では吉例として、必ず舞われました。
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柳花苑

曲だけが残り舞は長く廃れ忘れられた舞が柳花苑です。
その舞を原笙子さんが復活を志し「信西古楽図」に遺された唐風装束の舞姿を参考に独自の女性舞にしてここによみがえりました。
服装のイメージは平安時代以前の奈良時代を意識しています。
舞自体は古典的な舞楽の振付を参考しておられるようです。

衣装は平安時代初期の女官朝服
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髪は二髻で釵子、櫛を刺す姿です。
衣の上から背子を着て 褶というスカートを履き紕帯を締めて、 領巾をかけます。
花子(かし)又は花鈿を顔にしるしました。
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これ小野小町の時代の装束です。私達が小野小町というと十二単衣をイメージしますが、この方平安初期の宮中女官の人物なので、実は奈良時代の衣装がそのイメージです。

源氏物語 花宴
「頭の中将、いづら。遅し」とあれば、柳花苑といふ舞を、これは今すこし過ぐして、かかることもやと心づかひやしけむ、いとおもしろければ、御衣たまわりて、いとめづらしきことに人思へり
平安時代にはすでに男子舞だったんですね。
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柳花苑を舞う
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桜を手に
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琵琶を弾く

大変楽しく過ごせました。
お世話をしていただいた先生はとてもお綺麗な方でお二人のぼっちゃまが大変かわいらしかったです。
絵も描いてくれました。
またお伺いしたいです。

衣装の紹介は【こちら】


観光の情報は【こちら】



つまがり」さんでケーキGETしてから帰宅です。
つまがりさん夏と冬に発売される「ブルーベリーパイ」「キングオブマロン」超美味しいです。お値段もしますが、まちがいのない美味しさです。
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