2015-04-19

おもしろき咲きたる櫻を長く折りて、大きなる瓶にさしたるこそおかしけれ第二段

訳:めっちゃ立派にに咲いてる櫻をなぁ長~く折ってぇ、大きい花瓶にさしてるんわ。ええわぁ~

さて春の恒例京草子開幕開幕

今回は八重櫻の名所を散策します。

まずは阪急大宮経由鞍馬口近くの平安京三大葬送地のひとつ「蓮台野」へ。
その入口にある引接寺は通称閻魔堂と呼ばれる寺院です。

百人一首の歌人として知られる小野篁卿(802~853)は、この世とあの世を行き来する神通力を有し昼は宮中に赴き、夜は閻魔之廰に仕 えたとの伝説を残しています。

篁卿は、閻魔法王より現世浄化のため、塔婆を用いて亡き先祖を再びこの世へ迎える供養法で、後に我が国の伝統習慣である「盂 蘭盆会(お盆行事)」へと融合発展する法儀「精霊迎えの法」を授かりました。
その根本道場として、朱雀大路北側に篁卿自ら閻魔法王の姿 を刻み建立した祠がゑんま堂の開基です。

元々は葬地であった場所でこういう伝説が生まれたのでしょう。

不思議なんですが時代をさかのぼり、縄文や弥生くらいは集団埋葬地があり、ちゃんと土葬されて手厚く葬られていたのに、国家が構築されて中央集権国家になると庶民はいわゆる野辺送りいわゆる放置場所が自然と出来て、死体は野ざらしに風化されます。埋葬というのではなく風葬かな。
でもそんないいものではありません。野に死体が転がり、獣達がしの死骸をつっつく光景・・・・地獄絵図的な・・・怖さ・・・

当時貴族や皇族天皇も陵は作られるもののその場所は不明で○○山に埋葬したとか、地名だけとかの記述しかないため選定が難しいんだそうです。
現在の陵も実は違うか・・・・・。不思議~~~
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この寺は寛仁元年(1017)、藤原道長の後援を得た比叡山恵心僧都源信の門弟・定覚上人が、ここを「諸人化導引接仏道」の道場とすべく「光明山歓 喜院引接寺」と命名し、仏教寺院として開山しました。
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松月
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関山
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琴平
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まだ咲き始め二尊院普賢櫻も植えられています。
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もはや閻魔堂普賢櫻なのか?松月なのか???琴平なのか不明
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椿も咲いています。
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境内は「閻魔堂普賢櫻」の桜園が見事に咲き誇っています。
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一ひら二ひらではなく、花冠のままぼとりと落ち るこの桜の散り様が、さながら斬首される囚人の姿に似てるため、中世の所司代は、この花を獄舎の囚人に見せ、仏心を起こさせたとも伝わっています。
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この桜の見事さは御所の天皇の耳にも入り、後小松天皇は当山を参詣した将軍・足利義満に参拝をすすめその義満も境内に咲き誇ったこの桜に感服したそうです。
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紫式部供養塔
室町頃源氏物語は仏教ではエロ本的な扱いを受け、僧に「悪書」といわれるほど毛嫌いされていたそうです。
まぁ義理の母や妻の不倫やら浮気三昧のエロ本といえばそうかも
なのでそんな本を書いた紫式部はあの世でたいそうひどい目にあっているだろうと供養のために作られたのがこの塔だそうです。
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松月

観光の情報は【こちら】
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「茶寮翆泉」
情緒のある京町屋のたたずまいが素敵です。
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ここは翆泉パフェでしょ
こちらの抹茶は「もりた園」さんの物、森田さんは京都茶鑑定士として活躍されている宇治茶の専門家でいらっしゃいます。敏腕の舌をお持ちでその味の違いを一発であてられるとか。そんな方の宇治茶間違いありません!!!

お店の情報は【こちら】
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今日のランチは四条のトラットリア マンマ・ディ・ブーさん。
トスカーナ家庭料理のお店です。しかもランチは土日祝だけ・・・・ラッキー~~~

土日祝のランチ1950円をオーダーします。
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前菜
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本日のプリミピアッティ
子羊のラグー
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デザート&カフェ

お店の情報は【こちら】

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この後祇園でお買いもの~~~はれま土井志ば漬け本舗、そして予約済みの「ぎおん徳屋」のおもたせ本蕨餅GETです。

徳屋の情報は【こちら】

府立植物園で更にお花見決行です!!!
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菊桃
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広い園内歩いて歩いてカロリー消費です。

春の開園時間延長中です。
入園時間:9時から18時 閉園時間:18時30分普段より1時間30分遅めの閉館です。
ありがたいありがたい~~~
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もう桜鑑賞はおわりでしょう???いえいえ遅咲きの八重桜があるんです。
最後の沢山の花見を!!!
八重桜の桜園
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関山
八重桜の鉄板定番桜
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渦桜
花弁が渦を巻くように咲いているのでこの名がついています。
荒川に咲いてた里桜
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兼六園菊桜
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駿河台匂
江戸駿河台に咲いていた桜、桜には珍しく香りのある品種
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菊桜
沢山の花びらから菊を思わすのでこの名で呼ばれています。
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最初は真緑
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満開を過ぎようとする頃真中が赤くなり、この後ピンクが増してやがて花が落ちてゆく珍しい桜です。
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御衣黄桜
昔高僧の法衣の色を御衣黄といった事に由来する。
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福禄寿
荒川堤由来の桜
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鬱金
ウコンの植物から染めたような色から名ずけられました。黄桜、萌黄桜の別名も
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梅護寺数珠桜
梅護寺が原木の桜、八重の遅咲きでその姿が親鸞上人の持つ数珠のように見えるので名ずけられたそうです。
まだこれでも満開ではありません。
泰山府君
荒川堤由来の桜品種は不明
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麒麟
荒川堤由来の桜
荒川堤・・・・なぜか里桜の由来に多く現れる地名???
調べてみると・・・・明治時代政府は東京を大都市計画にしようと続続と西洋化へと押し進めていました。
すると西洋風の建築設計に桜は不釣り合いといわんばかりに東京の桜は伐採され多くの里桜が姿を消してゆきます。
この惨状に嘆いたのは一介の植木職人達でした。
特に駒込の高木孫右衛門氏は民家から苗木を分けてもらい自宅に多種多様な桜を集めて保存を行っていました。
彼の話を聞いた荒川の住人達は荒川の堤防が改修される時に、「堤防上に桜を植えてはどうか」と周辺住民の要望によって、桜を植える話があがります。
ちょうど高木氏と親交のあった人物が苗木を譲り受け多くの里桜が残る事になったそうです。
実は里桜こそ平安時代の人々が愛でた桜そのものです。染井吉野は江戸時代に品種改良により誕生したいわば人工桜
です。
その荒川堤の桜達は明治36年には見頃となり、それ以降、荒川堤は東京一の桜の名所となりました。
しかし残念ながら今では原木は現存せず、アメリカからの里帰り桜をわずかに残すだけになってしまったそうです。
しかしここの里桜が親となり、全国の桜の原木の役割に貢献したと言われています。
そうこの原木がなければ今日私たちは平安時代の貴族達が愛した桜を見る機会はなかったかもしれません。

いったん桜休憩
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黒椿
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休憩所でおやつタイム
徳屋の「わらびもち」おもたせ
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びよ~~~んと延びて
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プニゅプニュ~~~チュルン~~~~激うま~~~~
蕨餅はほとんど本当の蕨粉を使用しているお店は少ないんです。でもここは高級品質の蕨粉を使用しています。
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桜園にひっそりと咲く「須磨浦普げん桜」
この桜はここと、平野神社にしかない珍しい桜だそうです。

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一葉

まだまだ遅咲きの八重桜が楽しめるんですね~~~嬉しい

サトザクラ展
植物園会館1階展示室で里桜の切り枝やさくら文化をご紹介しています。
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須磨浦普賢桜
園内の桜は遠かったので、花びらはこんな感じです。
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万里香
一度途絶えたと考えていた桜松前で発見されて育てられています。
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紅普賢
普賢桜に似ています。
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鎌足
千葉県の鎌足村に自生していた品種
花びらが鎌形をしているのが特徴です。
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紅鶴
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花香琴
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大原渚桜
京都の大原に自生している桜
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上匂
花に強い香りがする桜
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平野匂
平野神社発祥の桜、同じく香りのする桜
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関東有明
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弓削
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十六夜
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近畿豆桜
中部日本海と中国地方に分布する桜
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菊枝垂れ
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東錦
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はなかいどう
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紅鶴
17時からは「さそがれ・そぞろ歩き桜」が開催園内を職員さんと一緒に廻り里桜の解説を聞きながら散歩するイベントだそうです。が・・・・今回は遠慮します。またの機会に~~~

芝生の広場横にも桜園があります。
ここも里桜八重桜ばかりです。
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日暮
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市原虎の尾
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万里香
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糸括
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平野匂
桜餅の香りがします。



桜以外も春の花は今を盛りに咲いています。
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西洋石楠花園
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八重山吹

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生体植物苑
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しば桜
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チューリップ


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帰宅のお土産数数

次回の京草子は4月23日アップ予定です!
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Author:mai syonagon
京都好き、歴史好き、ショッピング好き、温泉好き、グルメ好き。
凝り性な乙女座、A型、金星人、六白金星なわたしです。

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