fc2ブログ

舞少納言の高麗詣で第四段 

テーマ:朝鮮王朝歴史の一幕とショッピング&グルメ


初日5月16日


急遽決まった高麗詣で!

なんで???ってピーチ航空ソウル(漢陽)就航したので面白ついでにHPをクリックしたらとても安かったのと、去年購入した商品を調達しにきちゃいました。本当にマウス一つでなんでも出来ちゃう危険な世の中だあ~~~こら~~~あたしの右手バシバシ””


IMG_1185.jpg
というわけで関空へGO
チェックインといっても機械でEチケットをバーコードにかざすだけ、全然入力不要です!!!

関空発18時40分仁川空港着20時20分というなんとも悪い便~~~で~も~~これで3日間いて!なんと!!!

¥17360ー(諸経費込込・片道の預け荷物1個付き)は安いです!!!


チャックインは国際線の出国ロビーですが、自動チェックイン機を使用します。
荷物を預けられる場合はカウンターへ行くのですが、今回は機内持ち込みなのでそのままゲートへIN

夕食に軽くディナー~~~したら免税店でブラブラ~~~

出発の30分前ゲートインなので待合場で待ちます。
IMG_1193.jpg

IMG_1194.jpg

IMG_1195.jpg
これがピーチ航空機です!!!
IMG_1196.jpg
座席~~~意外と狭くないのですが縦列おそらく40席くらい小さいですね。
とりあえず機内で到着後のシュミレーションと情報収集の為資料を読みながら足の運動などして過ごします。


仁川空港到着後、到着ロビーで少額ウォンに両替した後、今回は市内へ鉄道を利用します。
2Fエレベータで上がり長い連絡通路を渡り10分!乗車券を買いホームに到着します。


直行便のメリットはそんなにないので各駅に乗ります。約1時間~まあバスと時間的にはそんなにかわらないですでも!安全性と駅までの利便性でこちらが優位ですね。

ソウル駅到着後、空港高速ターミナル駅から移動してコンコース2Fの「ロッテマート」で買い物です。
IMG_1199.jpg
とりあえず、買い出し!!!いきなり買い物ってと思われるかもしれません。いや思うでしょう。
だってここはソウルなので!!!円高ウォン安なんで!!!でもちょっと物価は上がってしまってますが・・・・
世界に輸出した物の代金で割増されたウォンは市場に出て流通している物と交換されるのですが、その際に貨幣が多く流通するとその価値が下がり物の価格が上がるんです。(緩やかなインフレは良いとされますが、急速なインフレはハイパーインフレと呼ばれ経済は大打撃を受けます。)
いわゆるインフレです。

日本で起こっているのはこの逆のデフレ。円の流通が低く物が余り、結果物が売れない!!!
どちらも市場原理とはいえ健全経済とはいえませんね。(かなりおおざっぱな説明です。)

ロッテマート駅中にこれだけの規模のスーパー利用しない手はないです。
でも業者用の商品の様に1個売りが少なくてイマイチ!
あたしは農協ハナロクラブが大好きです!!!
それに今日の宿がわりのチムチルバン「シロアムサウナ」はこの目と鼻の先しかもロッテマートからも移動可なので買い物後に入館出来て便利ですもん~~~

韓国のりはもちろんラーメン、コチジャン、韓国お菓子、お茶などなど買いあさり!!!荷物はロッカーの中なので身軽さがかえって危険!!!rder="0" style="border:0;" class="emoji">



マートの出口を出ると裏側にわたり、裏斜めにあるシロアムサウナに入館します。
IMG_1201.jpg
お風呂と簡易宿泊も出来てなかなか人気のサウナとの情報にワクワク!!!お風呂大好きです。

館内案内


5 階
男性睡眠室・女性睡眠室・休憩室・男性睡眠室(イビキをかく人専用)
4 階
火汗蒸幕・アイス室・土窟室・酸素室・炭冷房室・砂利汗蒸幕・塩汗蒸幕・黄土チムジルパン・玉汗蒸幕・売店
3 階
映画ルーム・団体室・カラオケ・ゲームルーム・PCルーム・フィットネスルーム・休憩室・軽食堂
2 階
白玉汗蒸幕・玉汗蒸幕・休憩室・指圧室・ネイルアート室・酸素室・キッズルーム・出会いの広場・韓食堂・カフェ
1 階
男性脱衣場・女性脱衣場・美容室・理容室・売店・携帯品保管所・ヨモギ蒸し室・洗濯サービス・靴磨き
地下1階
霧サウナ・麦飯石サウナ・塩風呂・気玉湯・ヨモギ湯・塩サウナ・水風呂・あんま湯・黄土湯・アカスリ


お風呂に入って、いざ就寝5階のドミトリーの二段ベットが並んだ女性睡眠室はとてもいい感じです。

もう翌日になってしまいました。今日は短いけど濃い漢陽初日です。


施設の情報は【こちら】




二日目5月17日
IMG_1202.jpg


IMG_1204.jpg
地下鉄で乙支路入口3番出口から北上すると清渓川にでます。
「清渓川」は以前は高速道路の高架橋や道に隠されて溝川化していましたが現在の李大統領がソウル市長時代に昔の姿に変える改修工事がされ現在ではソウル市民の憩いの場、パワースポットになっています。
今は燃灯祝祭という仏教のお祭で灯篭のモニュメントがいっぱいでした。朝の清渓川は初めてです。
IMG_1209.jpg
すがすがしいですね~~~初夏らしくいろんな花が咲いていましたよん。
IMG_1210.jpg

IMG_1211.jpg
朝鮮時代の橋
IMG_1212.jpg
御釈迦様の誕生日を祝うモニュメントが沢山おいてあります。
IMG_1213.jpg

IMG_1214.jpg

IMG_1215.jpg

IMG_1216.jpg

IMG_1218.jpg

IMG_1219.jpg
軽い散歩のあとは明洞で両替と朝食!

乙支路側の7(ここも両替で有名)の近く「ナバッテラ両替所」
すごい安いと思ったらコネストに2012NO1の一に選ばれていました。
ビルの二階で安全だし、以前した時も感じ悪くなかったので最近はここでする事が多いですね。

今日の朝食はソルロンタンを頂きます。
IMG_1220.jpg
明洞にある神仙ソルロンタンはあの韓流ドラマ「華麗なる遺産」の撮影されたお店と同系列店です。撮影に使用された店舗は金浦店ですが、ここはその明洞の本店です。
そういえばその時の主人公はハンヒョジさんは同伊でも主人公を演じていましたね。
御顔に派手さはないのですが、明るく元気な主人公を演じる女優さんです。
IMG_1222.jpg

百歳ソルロンタンを注文します。韓国に来たのだから体にいい韓方の牛スープ!!!&キムチ!!!
マシッソで体に良いなんていとおかしで~~~す。
塩を入れるとさらに美味しく~~~~

これで身動きとれたのでここからファイト~~~いやファンティ~ン~~~

IMG_1223.jpg
再び地下鉄に乗り、今度は南部バスターミナルに行きます。
ここで乗車券を買って白岩に移動約1時間後に白岩到着、そしてタクシーで10分で龍仁mbcドラミアを訪問します。
IMG_1277.jpg
のどかな白岩の山ぎわにあります。

IMG_1224.jpg
今回3度目個人では2度目です。

現在BSプレミアで放送中「同伊」の続き編を完成させるための訪問です。

同伊とは朝鮮王朝の王肅宗の側室「淑嬪海州崔氏」の物語にしたドラマです。
チャングムの誓いで有名なイビョンフン監督の2010年のmbc49周年記念大ヒットドラマです。


最近では「太陽を抱く月」の放送を撮影した場所で現在は高麗時代劇「武神」を撮影中mbcでは欠かせない撮影場所ですね。
IMG_1225.jpg
武神の撮影で追加建築された建物なんでもこの建物製作費5億ウォンだそうです。
IMG_1226.jpg

IMG_1228.jpg
でも外見は李朝朝鮮時代の官庁ぽく、内装はなんかもっと時代がさかのぼるような不思議な建物です。
こういう時代考証かなり韓国ドラマではいいかげんです。
はっきりいってわかんないからってむちゃっぷりに脱帽~~~日本でいうと古墳時代の物語なのに背景が江戸時代って!だめでしょう!それ!

武神用の撮影場所(現在放送中高麗時代の御話とか・・・美人図でキムナムギルと共演していたキムギュリがヒロインなんですがどうやらいまいち・・・数字が悪いらしいです。製作費ものすごいらしいんですけどね。)

IMG_1269.jpg

IMG_1272.jpg
同伊が配属されていた掌楽院(宮中音楽を担当する部署)
IMG_1270.jpg

IMG_1271.jpg
同伊が次に配属された監察府(女官を取り締まる部署)

IMG_1239.jpg
同伊が息子と共に暮らした私邸(私邸といってもみすぼらしい民家)
IMG_1237.jpg
仁顕王后閔氏が廃妃として過ごした民家(史実では閔氏は実家の使用人部屋で生活していました)
実はウナク(延礽君の先生)の家として使い回しされていました。
IMG_1229.jpg
再び入宮した正殿(仁政殿だけど元は高句麗宮として建てられた為に形が妙???)
IMG_1254.jpg
王妃の宮殿 中殿

IMG_1231.jpg
仁政殿内部以前は体験韓服が出来たり、ドラマの室内セットがありましたが、現在使用中の為に一部内装を替えてこんな感じになりました。 
IMG_1260.jpg
同伊のライバル張氏の部屋 就善堂(実は王妃の宮殿の裏手にある)
IMG_1253.jpg

IMG_1250.jpg
同伊の部屋 寶慶堂
IMG_1244.jpg
同伊のすんだ離宮&実はチャンヒジェの邸としても使用された建物です。(史実では息子延礽君の私邸)
IMG_1246.jpg

IMG_1247.jpg
現在の室内用セット(ここは撮影により内装がかわりますよん)素敵~~~

午前中まで同伊にどっぷりひたり同じルートで戻り、さっと買い物後に地下鉄でどうしても行きたい食事時間を削っても行きたい地下鉄の梧木橋駅現代百貨店木洞店に来ました。こんなドはずれにどんなよう?
それは「美追求」
いままでNET販売だけだった「花四美」がようやく店頭販売されるとNETで知りどうしてもいきたいので無理矢理入れました!!!
だってどうしてもほしかったんです。
GET GET GETです!!!

その後は乙支路4街の中部市場を訪問します。
IMG_1279.jpg
ここは地元密着型の市場でソウルの庶民の胃袋をささえています。

IMG_1281.jpg
少し遅い昼食を頂くために駅近くの冷麺店「五壮洞咸興冷麺」を訪問します。
冷麺一筋地元客に愛されてン十年~~~
ここでフェビビンネンミョンを頂きます。エイの刺身にコチジャンソースの真っ赤な冷麺は初めて実食です。
小君があまり冷麺得意じゃないのでいままで外していました。
IMG_1282.jpg
牛のスープが美味しい~~じもっぴーばっかりです。
IMG_1283.jpg
どんなくらい辛いのか?エイってどんな味なのか?
辛いながらコクがあり、麺はさつまいもなので細いながら噛み切れないほど固いですが美味しいです。

IMG_1280.jpg
食後は中部市場でお買い物です。

何件か値段を確認してから韓方店でくこの実や桂皮、ナチュメ、乾物屋さんで胡桃、ドライトマトなど日本では買わない物ばかりGETします。けっこうな荷物の量になりました。
特にぼったくり感はないように感じましたが、結構同じものを売る店が多いのでやはりお客さんの多い店を選ぶか話してみて感じのよい店で購入するのもいいでしょう。
私は地元民が購入している店やまた入口手前の感じのよいハルモニのお店でなつめを購入しました。

明洞に戻り、まずはロッテ百貨店で韓国コスメをGET!

今回の韓国コスメの購入のテーマは「ナチュラル・ノンケミカル・無石油系」

日本でも人気の韓国コスメですが、印象として日本に比べても非常にケミカル系や添加物の多量使用が多いように感じます。価格設定が安めで且つ即効性を求めすぎるのか、個人的に使用当初はいいのですが長期使用した際にかえって肌に負担になり荒れる事が多かったんです。
今回は価格や人気は横において自然で肌に負担のないものをGETしていきます。
まずはロッテ百貨店の地下1階にあるオーガニックショップ「プルミエール」オルガで「to be nature」のフェイスマスクシートをGET。

次にオリーブヤング
日本でいうと薬屋を抜いたドラッグストア系なんです。
お菓子とナチュラル化粧品をチェックします。

ヌーンスクエアでZARA H&M MANGO トレンドのカジュアル系のファッションブティックでチェックです。
H&Mで夏用の刺繍のトップスを購入しました。色もこのみだし、なんといっても刺繍が素敵です。
IMG_1286.jpg
IMG_1289.jpg
明洞とは思えないほど素敵なゆっくりしたお店です。好き~~~
つかれたのでカフェコイン1号店でヨーグルトワッフルを注文しました。
IMG_1290.jpg
来て見てびっくり、夕食はいらないです!!!
IMG_1291.jpg
しかもアイス美味し、ワッフル美味し!!!雰囲気良し!!!次回も訪問決定です。


再びショッピングをスタートしてドリームマートでこの前購入しよかった「石鹸シャンプー」、SELLAのけっけんを購入しました。

お買い物全快!!!の後はシロアムサウナに戻り、サウナタイムによいしれて~~~まったり~~~超デトックスで~~~幸せ~~~

「キングオブ2ハート」18話していました。
そうファンジニ役の女優と華麗なる遺産の男優のラブコメです。日本放送はいつになるんでしょう。
もち架空のお話しで、南朝鮮は立憲君主国、その王子と北朝鮮の諜報員教官で王女のラブストーリーです。






最終日5月18日


IMG_1296.jpg
旧ソウル駅の公舎です。
東京駅の旧公舎ににていませんか?
同じ設計者の建物です。

今日で漢陽ともお別れです。でも最後まで満喫しますよん~~~まずはソウル駅でロッカーに荷物を入れてから行動です。
IMG_1306.jpg
朝食は散々悩んだあげくここはリッチに~~~せっかく一食くらいは豪華な食事を!と思ったものの思うほど時間がなくてしょんぼり~~としたら突然思いたった!そうだランチがディナーがだめならあるじゃん!!!
豪華な朝食コース!!!
IMG_1305.jpg
でっ!!!ソウルでは超有名5つ星ホテル「新羅ホテル」1階「ザパークヴュー」の朝食ビュッフェ!!!

早起きしたかいがありましたよん~~~

鮑のお粥とティータイムを我慢すればだせなくはない額です。3000円強確かに大阪でもホテルランチが頂ける金額です。

でも今回の超シークレットツアー!一つでも優雅に過ごしたかったんです。そうせめて朝食だけでも一か所でもそんなんでザ・カジャy~~~

ファイティ~~~ン


ますはサラダ&パイナップルで血糖値をおさえます。
IMG_1297.jpg
女子キラ~のプルプル卵~~~&フレッシュサラダ
カラーシンフォニービュードリンク
エンドパン~~~
IMG_1299.jpg
YA~~~肉食系女子がっつり!!!
IMG_1301.jpg
チーズのマリアージュ
IMG_1300.jpg
色鮮やかな前菜
IMG_1304.jpg
スペシャリティーワッフル&パンケーキ&ヨ~グルト&フルーツ盛り蜂蜜がけをエスプレッソと共に

IMG_1298.jpg
トイレもセレブリティーな非日常です。トレビア~~~ン
IMG_1311.jpg
迎賓館はよく韓流スターが結婚披露宴をおこなう場所です。
IMG_1310.jpg

IMG_1312.jpg
花壇のあやめ?杜若?みごとです。
IMG_1315.jpg
食後は隣の新羅免税店でプチお買い物です!!!
今回は紅参
紅参とは高麗人参を蒸して乾した物で蒸かしてないものよりも成分が高く高価な物です。
免税店で販売している物は市販の者よりも成分表示が高く効果も良いそうなので今回それでもリーズナブルな物をと探しました。

地下鉄で安国駅で下車して韓流ドラマ「同伊」本当の舞台である昌徳宮と昌慶宮を見学します。

このふたつ宮殿は今は壁に囲まれ隣接し合う王宮殿ですが、宮殿として機能していた頃は戦乱や大火により建物の消失が起こるとお互いを補うように使用されていました。なので今は別々の宮殿として管理されていますが、当時は一つの王宮として機能していたと認識していいでしょう。


昌徳宮は1405年に太宗時代景福宮の離宮として建造され秀吉の朝鮮出兵で景福宮が消失すると光海君の時代に昌徳宮が先に整備され正宮に昇格しました。

後光海君の時代以降は李氏朝鮮王朝の正宮(高宗の時代に景福宮が再建されそちらに移り使用されずにいた後その子純宗が再び使用するまで)だった場所です。約135,000平方mの敷地に13棟の建物その北半分の後苑の楼閣があるユネスコの世界遺産に登録された宮殿です。今ある建物が創建当時からあるものではなく、近年移築された物もあり、肅宗の時代とは建物や使用していた宮殿はその位置や建物そのものではありません。
(創建当初からある建物や早期に建立された建築物には赤で示しました。)

IMG_1316.jpg
敦化門
太宗12年(1412年)、昌徳宮の正門として創建されました。その翌年、太宗の高徳を刻んだ15,000斥の銅鐘をかけました。
光海君の時代に再建されたソウルに残っている木造の二層門としては最古のものです。
英祖の時代に起こった乱を鎮圧した王が年配者の人民を招いてその乱で庶民を罰しないと約束した場所でもあります。
錦川橋
IMG_1318.jpg
漢陽一古い約600年前に造られた橋です。
IMG_1319.jpg
仁政門から仁政殿を望む

IMG_1320.jpg

IMG_1321.jpg
仁政殿
昌徳宮の正殿です。王の即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見など、国の重要行事が行われた所です。
肅宗も即位式を行った正殿です。純祖時代の1803年に再建された物です。

IMG_1323.jpg
宣政殿
王の公式執務室1647年仁祖時代に移築された建物です。
王様がいる場所なので、瓦が青い色をした昌徳宮でゆいつの建物です。
IMG_1337.jpg

IMG_1336.jpg
熙政堂
IMG_1332.jpg
王の日常の生活空間1920年景福宮の康寧殿を改修移築した建物です。

IMG_1326.jpg
大造殿
1920年に景福宮の寝殿だった交泰殿(王妃の住まい)を王と王妃の寝殿として王とその家族が生活していた宮殿です。
IMG_1328.jpg

IMG_1329.jpg
王妃の洋式ベット
最後の住人は純宗と皇后尹妃です。内部は西洋風に改修されたいます。李朝朝鮮最後の皇帝「純宗」はこの宮殿で亡くなりました。
IMG_1325.jpg

大造殿の裏側に王妃の庭園があります。今は杜若が満開です。

今はありませんが、MBCで放送された「同伊」の主人公実際の淑嬪海州崔氏(英祖の正母・肅宗の側室)が住んだ寶慶堂がありました。
ちなみに正祖の時代純祖(父は正祖)の母で正祖の側室綏嬪朴氏が死去した場所でもありました。

肅宗の側室で英祖の生母であった淑嬪海州崔氏が住んでいたので、同身分の綏嬪朴氏も使用したのでしょう。
正確な寶慶堂の位置は不明です。なんせ昌徳宮+昌慶宮で王宮ですから・・・でも英祖・正祖・純祖時代の後宮は
昌慶宮に集中していたので、寶慶堂は昌慶宮にあったのかな~~と勝手に推測していたのですが・・・仁顕王后閔氏や禧嬪張氏も昌慶宮に住んでいましたからね。
まあぁ~~~海州崔氏が側室になった頃に肅宗の居住エリアが昌徳宮だったとしたらおかしくはないでしょうが。
すみませんいい加減で・・・「朝鮮王朝実録」長すぎるし、ハングル読めないし・・・・


史実によると淑嬪海州崔氏は崔孝元の娘で宮殿の水くみ(宮女の下女・つまりは後宮の下働き)かもしくは王妃閔氏のお針子をしていた時、偶然にも承恩尚宮として肅宗の寵愛を受け(書物によると王妃閔氏を廃妃にした事を後悔していた肅宗が偶然この崔氏の部屋の近くを通りがかり、廃妃の誕生日祝いをしていた彼女を見染めて承恩尚宮にしたと言われています。)

老論派の金春澤と共に後方から廃妃仁顕王后閔氏を再び中殿に復位させ、当時王妃にあった禧嬪張氏(景宗の生母)を廃妃にする様に後宮から肅宗に働きかけた人物です。

賎民出身でありながら肅宗の3人の王子を産み、後の英祖の母として後に嬪(正一品)まで上り詰めたシンデレラガールなんです。

禧嬪張氏が賜薬の刑に処され新王妃金氏が入宮した後は昌徳宮を退出して淑嬪房へ移り、病気にかかった際は息子延礽君の邸宅の梨峴宮(現在の恵化付近・昌慶宮のすぐ西)で過ごし(もしくは延礽君が淑嬪房に居住)、息子と共に生活した後にその即位(後の英祖)を見る事なく49歳で病死しました。

王妃復位に貢献しながらも、新王妃への配慮からか肅宗は梨峴宮へ移しますが、寵愛が失せたわけではなく次期新王妃への配慮と宮廷の紛争を一段落させる為の策と思われます。その証拠に肅宗は彼女が病気がちになると息子延礽君と住むように王命を下したり、療養させたりして配慮していました。


「淑嬪」に相応しい名ですね。
墓は息子英祖が王室の者として相応しく整え、現在は非公開の昭寧園にあります。

彼女は賎民出身であり、なにより王妃でなかったので墓は肅宗が眠る西五陵にはありません。
これは当時としては当然で王は単独かもしくは王妃と並んで陵を置くのが一般的でした。王の母とはいえ例外はありません。
ただし禧嬪張氏は西五陵に大嬪墓という名で埋葬されていますが、これは現在移された例外的処置です。

IMG_1401.jpg

IMG_1402.jpg

IMG_1403.jpg
楽善斎
元は憲宗13年(1847年)に寵妃である側室金氏が住む所として建てられたのでその為極彩色がされていません。李垠(高宗と厳妃の息子で朝鮮李朝最後の皇太子)とその皇太子妃李方子(梨本宮方子女王)そして徳恵翁主(高宗の娘、垠の異母妹)が日本から帰国した後過ごした場所であり李王家の尹妃が夫純宗亡き後生活した所です。

この李垠と方子の結婚は日朝間皇室の政略結婚でした。
方子妃は新聞で自分の婚約を知らされたほど、しかし婚約期間も長かった(垠の生母厳妃が死去したため)為に信頼関係が築かれてとても仲が良く二人の王に恵まれました。
戦後日本から韓国に渡り、方子は韓国籍を取得し子供の身体障害者や孤児の施設の運営を積極的に行った事で知られています。逝去した際は韓国の準国葬扱いで行われ日韓のかけ橋になった人物です。
IMG_1406.jpg

IMG_1407.jpg
隣の錫福軒
純宗が崩御後に后であった尹妃が住んだ建物です。
IMG_1408.jpg

IMG_1410.jpg

その隣の壽康斎
憲宗の祖母大王大妃の住まいだった建物です。

別コースの秘苑(ここだけはガイドによる案内のみ観光ができます)

英語名「シークレット・ガーデン」なんて響きのよい名前でしょう。

太宗5年(1405年)昌徳宮の創建時に宮殿の庭園として造られました。
王や王妃が余暇を楽しんだり、勉強をしたりしていました。1592年、文禄・慶長の役で大半の庭亭が焼失しました。1623年に改修増築され、現在の様になりました。

昌徳宮は渡韓時に訪問何度か訪問していましたが、ほとんど冬のため殺伐とした風景しか見た事がなかったので、新緑の頃に訪問できてとても楽しみです。
IMG_1347.jpg

芙蓉池
池ではタイやフナを育て、船を浮かべて釣りや船こぎを楽しんでいたそうです。夏には池に蓮の花が咲き優美な世界を見る事ができます。
ここでチャングムと中宗がお散歩していたシーンとチャングムが子供から大人にかわるシーンを撮影していましたね。世界文化遺産なのであまりドラマの撮影とか制限されているのしょう。大時代劇でも撮影に使用される事は少ないです。

IMG_1343.jpg
英花堂
王が家臣と共に花見をしたり、詩を詠んだりと風流を楽しむ場所、第22代王の正祖時代からは科挙の試験場として使用されました。

芙蓉亭現在は修復中につき写真なし
科挙試験に合格したら、宙合桜へあがって数万巻の本を読み、能力を伸ばせる機会を与えら、そのお祝いした場所です。

IMG_1382.jpg

IMG_1346.jpg
宙合楼
1776年正租の時代に学問を研究し、本を出版していた2階建ての楼閣です。下の階は宮中図書館の役割を果たし、上の階は読書や議論、瞑想と思索の場としても利用されました。

この秘苑で良く出てくる正祖は朝鮮王朝でも人気の高い聖君と知られた王様そうあの韓流ドラマ「イサン」の主人公です。
父を政治闘争で亡くしながら即位後、理性的に政治を行い「東洋のルネッサンス」という新たな時代を築いた王様です。
IMG_1349.jpg
不老門
王の長寿を願って建てられたもので、今でもこの門をくぐった人は、長生きするといわれてるそうです。
IMG_1350.jpg
愛蓮池
池の端にある東屋「愛蓮亭」は粛宗18年(1692年)に建てられたそうです。
そうあの同伊の王様が建てさせた物です。ここで淑嬪海州崔氏(同伊)とデートを重ねたと言われています。
粛宗は泥の中で咲く高貴な蓮の花を愛した王様でした。

演慶堂
純祖28年(1828年)に孝明世子が父純祖の尊号を捧げる儀式に建てられた物を1865年に改修した建物です。
当時の士大夫(朝鮮時代の上流階級)の家を真似、昌徳宮の中に作られた民家形式の建物です。
IMG_1355.jpg
男性が生活をする舎廊棟(王が使用する場所)
IMG_1354.jpg
女主人の母屋(王妃が使用する場所)
本を保管していた善香斎にわかれています。
宮殿で窮屈な生活をしていた王の息ぬきの場所として使われたといわれます。が、本来王は権威ある存在であるので、王のいる場所が極彩色に彩られていないじたい権威が落ちてきたと考えていいでしょう。
純祖の時代には李朝朝鮮王朝はすでに疲弊を始めていました。
高祖時代は外国からの要人接待場として使用されたそうです。
IMG_1356.jpg
紅葉の花

IMG_1357.jpg
貶愚謝
IMG_1358.jpg

IMG_1367.jpg
観覧亭
IMG_1359.jpg

IMG_1362.jpg
尊徳亭
IMG_1361.jpg
勝在亭
尊徳亭、貶愚謝、観覧亭、勝在亭の4つの東屋が2つの池の周りに建てられています。
中でも尊徳亭は1番古く、仁祖22年(1644年)に建てられたもので屋根の軒が2重になっていて、天井には清竜と黄竜が描かれ、その下には正祖が書いた文書が掛かっています。
IMG_1370.jpg
紅葉や木々が青々としてまるで森です。ソウル市内でこんな秘苑があるなんてまさに青笑う!!!
IMG_1369.jpg
暑さで下紅葉

IMG_1376.jpg

IMG_1379.jpg
玉流川
李氏朝鮮16代王の仁祖14年(1636年)に岩を削って作られた泉。歴代の王・王妃はここで井戸の水を飲んだり、曲水宴を催しを行ったり風流遊びに興じてたいたそうです。周りには遥逢亭、太極亭、翠寒亭などの5つの東屋が建ち並びます。
IMG_1371.jpg
翠寒亭
IMG_1372.jpg
遥逢亭
IMG_1377.jpg
太極亭
IMG_1375.jpg
籠山亭
正租が愛し、時には宿泊する事もありました。
IMG_1378.jpg
漪亭
IMG_1370.jpg

IMG_1381.jpg

IMG_1383.jpg

秘苑は使用されなくなってからほぼ自然の状態で保存されていたために人工的な木々の配置がされていません。
そのために訪問すると森に入った自然な状態で散策できます。
韓国の李朝朝鮮時代の建築物、特に王宮寺院が極彩色で彩られているのに対して日本の建築物の庭や建物が人工的ではあるものの鮮麗された美を見いだせるのは韓国の文化が+の美であるのに対して日本の美は-の美を追求したものであるからでしょう。


秘苑のチケット売り場で隣の昌慶宮も見学が可能になりました。ドラマ同伊の実際の舞台となった王宮の一部です。

昌慶宮は正宮殿である昌徳宮に対し東にあり、譲位し上王となった太宗の宮殿として世宗が建てた寿康宮が始まりです。
後に成宗が1484年成宗が祖母貞熹王后(太宗の正后)、生母昭恵王后(後のインス大后)、養母安順王后用の別宮とし再建させて昌慶宮と名ずけられた宮殿です。
他の宮殿と異なる点は概ね宮殿である定義南向きを無視し、その方向は全て東を向いています。

世祖の家族で特にその女性達(上記三人)は首陽大君だった世祖が甥の端宗から無理やり王位を譲位させあげく暗殺させた経緯があったため、その悲劇の場所(景福宮)で生活する事をためらっていました。
そこで離宮で生活する事を申し出た事にあります。女性は気にしいですし迷信深いもんですから。
その経緯からこの宮殿は王族の女性達が居住する場所でした。使用されていた際は多くの女性が生活している為に楼閣が多く内部も細かく仕切られていたそうです。
政治を行う正宮殿としてよりは王族女性達の生活空間の場として用いられた宮殿であるのが特徴です。
もちろん王様も住んでいました。特に正祖とこの宮殿は係わりの深い縁の地です。
肅宗の時代この宮殿に祖母である孝宗の王妃大王大妃仁宣王后が居住していたというのでこの昌慶宮が王室の女性用宮殿であった事はまちがいないでしょう。


ほとんど秀吉の朝鮮出兵や火災により消失し、現在の建物はほとんどが後年純祖の時代に再建された物です。なので完全再現されているわけではありませんでのこざっぱり感はあります。
今回は見学時間を削る為に一部訪問していない施設があります。

IMG_1395.jpg
明政殿
昌慶宮の正殿1483年に創建しました。即位式が行われたり王が朝賀を受けたりする場所、壬辰倭乱で焼失光海君8年(1616年)に再建しました。以来、昌慶宮が幾度か大火災に見舞われる中、明政殿は火の手を免れ、現存する朝鮮王宮の正殿のうち最古の歴史を持つ宮殿です。
正租が王太孫に冊封された場所です。

天井には王を意味する龍が金色で描かれています。
IMG_1396.jpg
文政殿
昌慶宮の便殿、王の執務室であり、王と臣下による最高会議が行われた場所ですが、現在の物は最近再建されました。
この前庭で正租の父思悼世子が父の英祖(正祖の祖父)により米櫃に閉じ込められ餓死したと言われている。
この近くに禧嬪張氏の住居跡 就善堂もありました。
ここの西神堂で王妃を呪い殺すきとうをしたり、又殺薬の刑で張氏が死んだ場所です。

悲劇の弐条っていうか張氏の祟りか???餓死させられた思悼世子はライバル淑嬪海州崔氏の孫です。

肅宗が亡き後、延礽君を押す老論派と景宗を押す少論派が激しく政治闘争を繰り広げ、延礽君は命の危険にさらされます。しかしなんとか乗り切り即位すると少論派が逆に英祖を牽制し始め、危機感を募らせた少論派は英祖の息子世子思悼世子にいいよります。すると今度は老論派が思悼世子を牽制し始め、親子骨肉の争ういへと発展し、老論派の思惑とおり思悼世子は廃嫡され餓死させられてしまうのです。

ちなみに非常に複雑なのは正祖の母恵慶宮洪氏の父つまり正祖の母方の祖父洪鳳漢氏(この人の生母は宣宗と仁穆王后金氏の王女)は老論派の重鎮で思悼世子とは娘婿ながら、対立し死に追いやる人物で、しかも正祖の義理の伯母(英祖の娘だが思悼世子とは異母妹)と英祖の年の離れた貞純王后(正祖の義理の祖母)もこの事件に一枚からんでいたので親戚同士で骨肉の争いをしていたわけです。


聖君になったのは奇跡ですね~~~ぐれるよ普通 燕山君(成宗と廃妃尹氏の息子で母が賜薬の刑に処されたのを知るとこれに加担した者を続続に死刑、酒と女に溺れ最後は仁祖に王位を追われしゃうんですね。)みたいに~~~詳しくは頑張って「イサン」と「王と私」を見てね。すっごい長いですよん~~~

後年英祖は息子を殺した事を後悔し、孫の正祖を世孫にして「イサン」のお話に・・・そして英祖の後悔を記述した「金縢之詞」がトキメキ成均館スキャンダルに続くんですね。

IMG_1399.jpg
観天台
1688年に作られた天文観測所です。
IMG_1397.jpg
崇文堂
英祖の時代に建築され純祖30年(第23代王)、1830に大火で焼失したもののその年の秋に改築され、現在に至っています。ここは学問を奨励した英祖が学者が勉学する施設であり英祖は、酒宴を催し彼らを激励したといわれています。
「崇文堂」の扁額と、「日監在玆」の掲板は英祖による直筆です。

IMG_1392.jpg

IMG_1393.jpg
景春殿
昌慶宮の内殿(王と王妃の生活空間)として1484年に創建されました。「景春殿」と書かれた扁額は純祖(正祖の息子)の直筆です。
正祖と憲宗が生まれた場所であり、成宗の生母インス大后や仁顕王后(粛宗の二番目の后・同伊に登場した王妃)といった王妃達の死去した場所でもあります。

仁顕王后はとても従順で良妻賢母に相応しい人物でしたが病弱で子に恵まれず、最初肅宗にうとまれ一時廃妃となり実家の使用人部屋で隠棲していました。しかし老論派と海州崔氏の協力でその後復位し、王宮に王妃として戻る強運の持ち主です。しかし復位後は体調を戻す事なく病死しました。
肅宗は哀れに思い、自分の死後彼女と並んで西五陵に眠っています。

IMG_1387.jpg

IMG_1386.jpg
養和殿


IMG_1394.jpg
涵仁亭
英祖は文武科挙で主席合格した人と接見する場として使用しました。
額は英祖の筆によるものです。

IMG_1388.jpg

IMG_1389.jpg
迎春軒
正租が生活していた場所であり、崩御した場所です。

IMG_1390.jpg

IMG_1391.jpg
歓慶殿
景春殿とともに、昌慶宮の内殿として使用された建物です。1484年に創建されましたが壬辰倭乱で焼失しました。その後も大火災に遭いますが、1834年に再建され現在に至ります。中宗(チャングムの誓いやファンジニや女人天下の時代の王様です)が息を引き取った場所です。

IMG_1384.jpg

IMG_1385.jpg
通明殿
明政殿の北西側にある通明殿は、王妃が暮らした内殿の中で最も大きく、宴会場所としても使用された建物です。
壬辰倭乱、そして1790年の火災で焼失しますが、1834年に再建されました。
英祖と貞純王妃(三番目の王妃・イサンで老論を陰で操ったあの王妃)が婚礼を挙げた場所でもあります。

IMG_1400.jpg
就喜堂跡(張氏死亡の地、神堂があった場所)
肅宗の側室で王妃だった禧嬪張氏の住居跡と言われています。
南人派と荘烈大王大妃(肅宗の祖母)の後押しを受け荘烈大王大妃の女官として後宮に入宮した中人出身の彼女はその美貌から肅宗の寵愛を受け、後に景宗を出産側室から仁顕王后を廃妃にまでおいやり王妃となるました。しかし後に寵愛を海州崔氏に奪われ嬪の位に格下げされ冷遇された後、仁顕王后が病死すると呪い殺したという罪で賜薬の刑に処された女性です。
朝鮮の三大悪女といわれますが、朝廷の権力闘争の悲劇の女性のようにも思えます。
この西側に王妃を呪ったといわれた神堂があったと言われています。

荘烈大王大妃の後見をうけていたので昌慶宮にあった大王大妃の宮殿の近くにあったと推測出来ます。なんせ肅宗の生母聖明大妃や西人派から命も狙われていたといわれていますから彼らを牽制する意味もあるでしょう。
なので場所も正宮とは離れていました。
まあ寵愛されていた頃は距離など問題なかったでしょうね。



王宮ってやっぱめっちゃ歴史を感じさせられる場所です。



この季節は韓国仏教徒のお祭「燃灯祝祭」です。旧暦の4月8日の御釈迦様の誕生日の前からいろんなイベントが行われて祭りをもりあげるそうです。特に夕方から夜にかけて夜に提灯を提げて練り歩く姿は「ねぶたじゃん!」と一部NETで騒ぎになっているのだそうです・・・・・。まあぁパクリ文化・・・ですね~~~どこも・・・。
IMG_1418.jpg
安国にある1395年に創建の曹渓寺です。
IMG_1414.jpg
高麗時代は仏教が盛んだった朝鮮半島も全州李氏朝鮮王朝時代には儒教が国教となり、御寺は数を減すかまたは山奥に追いやられてしまいました。なので古い時代の御寺は都市部に少ないんです。日本とは大違いですね。
この寺はソウル市内でも数の少ない寺院です。
IMG_1411.jpg

IMG_1412.jpg

IMG_1415.jpg
IMG_1416.jpg

IMG_1417.jpg
普段は静かな御寺もとの時ばかりは色鮮やかに提灯に飾られ見事です。

IMG_1428.jpg
仁寺洞の一角に伝統的な両班屋敷「閔家茶軒」があります。
ここは李朝朝鮮末期閔氏の一族泳微の息子大植が二人の息子の為に建てた1棟を移築したものです。当時の人気建築朴木吉龍が韓洋和様式を組み合わせて造りました。今はレストランとして営業しています。
IMG_1419.jpg

IMG_1423.jpg

IMG_1425.jpg

IMG_1426.jpg
一時期は全州李氏に歴代王妃を3人も輩出した名門であり最後の王高宗の妃閔氏の時代には要職を歴任するも政変で没落、繁栄を繰り返した悲劇の両班一族の邸に思いをはせます。
IMG_1421.jpg
新緑の美しい庭を眺めながらアイス桂皮茶とお菓子をいただきます。
IMG_1420.jpg
IMG_1422.jpg


IMG_1427.jpg
御庭
IMG_1430.jpg
早めに鐘路側のわかりにくいディープ感満載のお店「ハルモニカルグックス」です。
IMG_1431.jpg

IMG_1432.jpg
訳して「おばあちゃん饂飩」は路地裏の名店今日はカルグックス(うどん)とスビジェ(すいとん)のミックスです。
こしのある饂飩でスープは薄味です。これでお値段350円食事タイムはずしてもじもっぴーが食事中でした。
IMG_1433.jpg
仁寺洞でお買い物天国です。

なずせない所ばかりで息もつけません。
IMG_1435.jpg

IMG_1436.jpg
IMG_1437.jpg
サムジキルで「手手軒」や「ハヌルホス」あとは茶器のお店をブ~ラブ~ラ




最後の買い物三昧の後はソウル駅を目ざして地下鉄、そして空港線に乗り換えて仁川国際空港に向かいます。

ああ早い~~~そりゃそうですね。

最後に空港内の免税店で最後のお買い物タイム!!!最後の最後まで満喫しますよん~~~だ。

しかしなんとこの日の関空到着はほぼ22時なんです。

空港を後にして泉佐野駅までむかい、前もって予約しておいたホテルに入ります。

エアポートインプリンス駅から5分内のビジネスホテルです。ネットで予約したら4800円超ラッキーです。

適当に就寝の準備をしてすぐに眠りにつきます。

次の日少しゆっくりしてからチェックアウトします。駅まですぐです。
新今宮経由でJRで乗り換えて天王寺経由で帰路につきます。

IMG_1439.jpg
食品の数々1
IMG_1441.jpg
食品の数々2
IMG_1442.jpg
韓方の数々
IMG_1443.jpg
H&Mの夏用トップス
IMG_1444.jpg
紅参茶と濃縮液、スワロスキーのネコ

IMG_1445.jpg
花四美の乳液とアクネ用の乳液、水分クリーム
全てオーガニックで天然成分のみで作られた花発酵シリーズです。
IMG_1447.jpg
手手軒の石鹸5個

IMG_1446.jpg
化粧品2

IMG_1448.jpg
一目ぼれしたかわいい茶器セット~~~

帰宅後に戦利品の数々です!!

作ってみました!!!
IMG_1456.jpg
①参鶏湯レトルト
いままで買って帰った中ではスープにコクがあり、鶏もやわらかいなかなか美味しいです。

では

②スジョンガ
韓国の伝統茶を作ってみました。
IMG_1462.jpg
しょうが60Gとベトナム産の桂皮(シナモン)20G、韓国産のなつめ5つぶに砂糖か蜂蜜を大さじ1、水を5カップを用意します。
お鍋に全部入れて中火でコトコト煮出します。
30分たったところで火を止めて余熱をとり、冷蔵庫で一晩寝かせます。
IMG_1468.jpg
翌日瓶にうつし変えて器に松の実とくこの実を浮かべ、胡桃と一緒にいただきます。

③美味しいラーメン

評判の美味しいラーメンを作ってみました。
IMG_1463.jpg

IMG_1464.jpg
麺はモチモチしてこしがあってインスタントの枠は超えていた。けど、残念なのはスープでした。
コクがない!これに胡麻油と肉入りコチジャンを入れたら美味しくなりました。

④カムジャメン

つくってみました。
麺はじゃがいもだけあってコシコシしてのどごしが良いのですが、スープが玉葱味なので薄い感じで???
IMG_1471.jpg
ん~~~

⑤ビビンネンミョン農心

冷麺現地で美味しかったのでインスタントですが購入~~~
意外とヒットです。こしのある麺とコクのあるピリからソースに自宅でトマトときゅうりを乗せてみました。
リピ決定ですね
IMG_1651.jpg

観光の情報は【こちら】


スポンサーサイト



トラックバック

フリーエリア

Powered by FC2 Blog

Copyright © 京草子 雅な京都絵日記時々詣で All Rights Reserved.