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紅の色、うち目など、輝くばかりぞ見ゆる。

訳:紅の色のなあ~~打衣は鮮やかでめっちゃ輝いてるように見えんねん。

平安時代によく着られた装束の色で好まれた色の一つ
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山躑躅の色はこの色で
おそらく一番想定できるのはこの表(花色)紅色裏青色(葉の色・今の緑色)でも

紅色

日本でシルクロードを経て4 - 5世紀ごろに中国伝来の染料渡来した花べに花から取る。

くれのあい(呉藍)」から紅色(くれないいろ)と言われました。


べに花栽培は平安時代千葉県長南町で盛んにおこなわれ、江戸時代中期以降は現在の山形県最上地方、埼玉県桶川市、上尾市周辺で盛んに栽培されました。
しかし、明治時代以降、中国産の紅花が盛んに輸入され、次いで化学的に合成可能なアニリン染料が普及したことから、紅花生産は急速に衰退し現在では紅花染めや観光用などにわずかに栽培されるに衰退してしまいました。

花を摘んでから発酵・乾燥させたものが、紅色の染料となります。
そりゃ手間暇かかります。

平安時代でもとっても高価でした。

よって濃い紅花染めは禁色になり、親王・公卿もしくは禁色勅許を得た者かその妻子以外は使用できない色でした。
濃い色はすべて禁色つまり濃紅・濃赤・濃蘇芳、濃紫色、深緋、青色、赤色、梔子色がそれにあたります。

しかし同じ濃い色でも縹色(現在の青)、藍色は下種でも使用出来ました。
材料が安価だったからでしょう。
材料が輸入ものかもしくは生産量に制限があるもの、染色の難しい物などがその理由のようです。

黄櫨染と黄丹は天皇皇太子のみに使用されるのでこの二色は絶対禁色ともいわれます。
また禁色には織物、文綾織、浮紋も含まれ単に色だけではありません。


さて年あけすぐに丹後ちりめんの生産工場を兼ねた織物屋さんのHPでアウトレットの白絹100%綾織を見つけ思わず、クリックして手に入れた生地
一つは濃紅に染色をそのままおねがいしました。
これ!!!
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写真の映りの加減でやや紫色よりですが、見た目はちゃんと濃い紅色です。


白生地をどうしようかと悩んであれこれ染色屋さんのHPを探していたら

なんと京都の染色屋さんワークショップで染色の体験コースをされていて、すごく興味が出ていろいろ相談メールをしたところ。
わりと親切にあれこれ教えてくださり、一度訪問したい


チャレンジIN京都 染色

事前にメールや色目の候補を配信済で、ある程度打ち合わせを終了していますが、なんせ初心者かつ天然染色なので。
思うとおりの物が出来る保証がない。
そこが天然所以平安時代も紅色といってもいろんな紅色があり、そのゾーンは広い。


そうみんなで同じ色で出勤しようぜとなっても(勿論勅許を得ている者のみ)全然色合いが違う事になります。

それは染色の行為は職人だけではなく妻の仕事でもあったのだ。

結婚の条件に左右したのは
両親が財産家、政治的に有力な実夫を持ち、和歌や琴、染色、縫製がうまい事、そして、長い髪、さらに床上手・・・・・。
今より結婚条件が厳しいのだ。
たとえ関白の娘であってもその父が故人となれば、求婚者は途端にへり、邸と使用人の面倒が一気に世間ずれしていない姫君にかかります。
あげくは下種といわれた身分不相応な相手に拉致されたり、乞食に殺人行為を強要されたり、洛中で乞食をしたり、ととんでもない時代。
かろうじて内裏で上臈女房として中宮や皇后、女院に話し相手に仕えれればまだましでした。

でもその前に「小川織物」さんへ。
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生地の切り売りと&注文織物の御話しに西陣へ
西陣織の聖地
応仁の乱の際に西軍の陣屋があったのがその由来です。平安時代律令が崩壊した後織部の職人達がこの地に定住して織物を始めたのがその始まりだそうです。

こちらは生地の切り売りとオーダー注文も受けられているので訪問しました。
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在庫の錦を1Mと次回別注織物の件でご質問

まず別注の場合基本経糸がグレーでいいなら2M~で、縦横色を替えるなら20M~

基本絹で倭綾で10万円後半
この段階で直衣や束帯はクリアー
袿や小袿あまりぎみですが、射程圏内

あとは注文時に予算を抑える方法を相談のようです。
要は色を増やすと+という感じですね。

文様はCDロム等データーがあれば自由に作れる。
ない場合は小川さんでベースを作る事になるのでその価格も+
文様有の場合は+5万くらい。

私のあこがれ
二藍の織物

縦紅色緯藍色


女郎花の織物span>

縦青色緯黄色

も可能ですきゃ~~~妄想が止まらない!

もし装束を縫われる方が知り合いでいらっしゃるなら裏生地はどこかの生地やさんで買い求め縫ってもらう。
この方法もあり。

装束店さんで袿は平絹綾風(平織りに文様が綾織で入っている物とする)袿だけで多分15万以上はする。
絹はたぶん倍はする。
直衣が最低でも10万位絹だと20万くらいだから倍計算としての推定ですが。

お店の情報は【こちら】
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椿も満開

この後、近くのパン屋さんパンドブルーへ。
そういえば前回訪問時にも気になっていて、今日も人の出入りが激しいので入ってみる。
パンがリーズナブル~~~ほぼ100円台これ非常に珍しい。
ビジュアルも嫌いじゃないと気になったのをGTEGET1000円~~~きゃ~~~~最高
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お店の情報は【こちら】


バスの車窓から一条戻り橋の傍の桜が満開できれいだったので桜見物
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今回は希望する染色を事前に資料をお渡ししているので頑張る④
京都御所南麩屋町通りにあるお店&工房

淡紅色

で!!!
TEZOME屋」さんへ。


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染色家さんの工房兼ショップ
伝統的な日本の色を手染めで染色されていて、黄櫨染や麹塵色(青白橡色)、紫根、紅、苅安、藍などで染色されておられます。
素人相手にワークショップもされていて関心しかりです。

エプロンかわりのカッパ
手袋
よごれてもよい服持参

紅餅を水でもみだしてひたすらこねる捏ねる捏ねる。
黄色が出てくるので、ガンガン色を出して黄色を排除~~~~~このままでは紅色にはなりません。

炭酸カリの8%溶液にを作り、先ほどの袋を漬けこむもむもみ洗うを繰り返し。
紅汁の染料

染める絹は水に漬けて染料に浸して染めはじめる
クエン酸の10%溶液を湯飲み茶碗1杯分作り、染めてい る布を取り除いてから少量(盃2杯)ずつ入れて布を浸す。
この作業を繰り返す。
少量ずつ入れると村染を防げるそうです。

漬けっぱなしにしないで、時々動かしながら染める

赤色の液が黄色に変わってきたら、布を取り出す

クエン酸10%溶液を布が浸るくらいの量だけ作り、10分間漬け込んで色止

布を取り出して水洗い陰干し

単純に工程を記述していますが、実際はもっとかかるはず。

ひぇ~~~~~二度と出来ない!!!!!!

こっぱみじんになりながら・・・・・・・・・・・出来上がった色はまさにビビットカラーのショキピン
意外です。
イタリアか????と突っ込みが!!!
でも帰りに感じたのですが、この色暗がりではすごく濃く出て生えるのです。
そう平安時代部屋の中は暗い昼でも暗い。女性は特に外にはほぼ出ない。
たまに散歩するくらいです。イレギュラーで枕草子で女房達が「中宮職の事務所」を中宮御殿に使用していた際に冒険的に出歩いたくらいでこれはイレギュラー。
だとするとこの色は私達が感じているのとは当時違うのかもしれない。感性の違い生活様式の違い。



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