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京草子 雅な京都絵日記時々詣で 2016年03月

内裏は五節のころこそすずろにただなべて見ゆる人もをかしうおぼゆれ。

宮中はなぁ~五節の(舞が行われる)頃がなぁ~~~
めっちゃわけわからんけど、日頃顔を合わせてる人までなぁ~素敵やんって見えんねん。


五節の舞

宮中で大嘗祭や新嘗祭の直前丑の日に行われる豊明節会四、五人の舞姫によって舞われる舞をいいます。
奈良時代に聖武天皇治世安部内親王(後の孝謙・称徳天皇)が舞った事もあり、9世紀以降伊勢神宮や内裏で新嘗祭大嘗祭でしか舞う事のない貴重な演舞でした。
天武天皇の時代に吉野に天女が現れ袖を五度振って舞ったという伝説を元に舞われます。

天武天皇が天河大弁財天社を創建した社の縁起によると、天空に現れた天女は吉祥天で、伊勢内宮の荒祭宮祭神撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(瀬織津姫)と伝えられています。
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袖を振るのは呪術的であり、新嘗祭の前日に行われる鎮魂祭とも同じ意味があると考えられています。

醍醐天皇治世以前新嘗祭大嘗祭の舞後、天皇と共寝するしきたりがあり、そのまま寵を受けて妃に入内する舞姫もいたたそうです。

舞姫は公卿の娘2人(ただし後年は公卿の臣下の娘が務めた)、受領・殿上人の娘2人が選ばれ、時には女院(天皇や上皇の中宮や生母に与えられた尊称・独自に財源が与えられたり、自由な行動や言動が比較的しやすくなる。)や東宮妃、中宮の指名で選ばれる事もありました。

ただ平安時代には娘を舞姫として披露することによしとしない風潮がありました。
源氏の君の乳兄弟藤原惟光の娘が舞姫に選ばれるのをしぶしぶ了承する様子からそれは伺えます。
舞う行為自体が淫ら印象を与えたり、当時の宮中は色恋沙汰が多発していて娘を人前に出す行為をいやがったと思われます。

その舞台は平安時代常寧殿の西塗籠の内帳台の上に長筵を敷き、その上に舞姫の座を敷き、その前にそれぞれ白木の灯台1本を立て、東の帳台の西南角に幔を引いて小哥(当世の歌を歌う人)の座、北庇塗籠のうちを大師(舞姫に舞を教える人)の局とし、大哥(古風の歌を歌う人)は同殿東の仮座に候し、殿内の四隅に舞姫の休息所である五節所を設けます。

時になれば舞姫は玄輝門に参入し、車を下りてから公卿が束帯してこれに従い、各自定められた五節所に入ります。
舞姫の参入の由を聞いて天皇は直衣指貫に沓をはき、清涼殿東庇北の階下から承香殿西南隅に仮に架けた長橋、承香殿南簀子、同馬道后町廊、常寧殿馬道その他の順路を経て大師の局に入り、殿上の侍臣が脂燭に候し近習の公卿が両3人供奉します。

舞姫1人ごとに火取を持つ童女、茵を持つ童女1人、几帳3本を持つ下仕および理髪の女房を先立てて舞殿にはいり来て、舞姫らは茵に座し北向し、西を上にして並び座ります。
ついで大哥が后町廊の辺に座し、大哥、小哥が発声し、舞が始まります。

その間、理髪の女房、童女、陪従、下仕などの介錯の女房以外は、同殿にはいることを許されず、蔵人頭もしくは行事蔵人のほかは戸外に伺うこともできない定めでした。

舞が終わって、舞姫が退出します。

この舞は帳台試翌日の寅の日に行われます。

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舞姫が清凉殿に参上して舞を行います。
祭日当日にあたる卯の日に行います。
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天皇が祭に出発するよりしばらく前に、舞姫に仕える童女を清凉殿に召してその姿を見ます。
天皇と皇后に謁見する舞姫達

この後夜中に天皇の親祭が行われます。
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新嘗祭では辰の日に、大嘗祭では午の日に(大嘗祭では辰巳の日に悠紀・主基節会があるので)行われる公式の晩さん会があります。

ここでも舞姫は舞を披露します。
元来は庭上の舞台で行っていましたが、平安中期以降雨儀に準じて殿上(新嘗祭では紫宸殿、大嘗祭では豊楽殿。豊楽殿廃絶後は大極殿や太政官庁を使用)で舞ったそうです。

当時は着物重量15Gしかも子供といえる年齢(10歳~14歳頃かな?当時の結婚適齢期は15歳前後ですから)、当時の貴族の子女はほとんど動かない生活をしていました。ゆっくり動作の踊りといっても負担はかなりのもの、しかも身長もかなり低かったかと・・・枕草子では舞終了時には踊りつかれて失神して倒れこむか公卿に抱えられて退出したという記録もあるそうです。
天皇や皇族貴族にじ~~~~と見られる緊張感ははんぱなかったでしょう。

今回のテーマは「ザ・平安体験」です!!!


この装束で準備した物

巫女用垂髪
髪の毛のてっぺんをポンパドール風する髪盛り(笑)
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天冠
本物は準備出来なかったのでサイトで「中国大陸にあった古代王朝風の髪飾り」をサイトで購入して代用しました。
雰囲気は天冠な感じです。
バレッタ2個
髪ピン留め
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桃丸櫛釵子と額櫛
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青い紙
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神具セット
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人型
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玉串)
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造花(菊)

今日は早朝に家を出て阪急烏丸駅乗換今出川駅で下車して徒歩京都御所の北側へ。

丁度今出川沿いにある旧近衛邸、御苑の北側は枝垂れ桜が満開です。
こちらの桜は彼岸桜系なので染井吉野よりも満開が早いんで今が満開~~~~
花見NO1
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今出川北側の枝垂れ桜
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旧近衛邸庭園跡
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朝つゆに濡れる糸桜

花見NO2
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北側の桃林
グランディール御池店へ。
ここ最近の好み~~~買いすぎに注意だ~~~!!!
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冷泉邸の桜
御所を挟んだ両側に霞桜と山桜

朝食をGTEした後も再び京都御苑へ。
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東側の霞桜と山桜
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咲きかけの染井吉野

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山桜

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御所東側の山桜
霞桜
桃林も見ごろです。
糸桜と同じ時期に咲きます。桃の花は3月初旬と思いきや実は4月に咲きます。
なぜなら3月3日が桃の節句なので、かってにその頃かと思いきや・・・・実は旧暦の節句なので実は約1カ月ほどずれています。
つまり4月上旬前後が満開なんです。
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西側の桃林今が満開
ベンチで購入したばかりのパンとサラダを頂きます。
ブランチ様なのでたっぷりいただき~~~朝の公園気持ちいいです!
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花見NO3
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里桜(山桜)
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出水の枝垂れ桜
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雪柳
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折り返して丸太町の京都御苑堺筋御門南にある「黒田装束店」さんへ、右手の洋風な建物インターフォンを押して!

御所南に江戸時代初期から装束を調進されていた「丹波屋平七名」を襲名され、現在葵祭・時代祭・稲荷祭・吉田追儺式など京都の伝統的な祭用の時代装束を調進されている老舗店です。
明治に「黒田」姓を名乗られて現在の屋号とされています。

最近は化繊系などの装束を外国で調達される装束店さんの多い中、正絹製で確かな御装束を手掛けておられます。
このあたりはしかたないですね。どの業界でもみられる現象ですから・・・・・・。
素人平安コスプレマニアには嬉しいですが・・・・・・・・伝統産業の国内衰退という意味では・・・・・・・難しい・・・・・ですね。

黒田装束店さんは神社さんや年中行事の際に装束を納める御商売をなさっておられるので、一般の時代装束体験が出来る期間が限られています。

観光シーズンは予約受付をされていません。場合によっては長期間体験を中止される時にあるそうです。
なぜならその時期にまつりが多いのと準備等でお忙しいので・・・・・プレミアムな感じがまたいいです。

この辺り確かにほんまん屋さんならではでしょう。

舞も晩秋から初冬かなと思っていましたが、年内は体験装束はお休みとの事、装束の事をいろいろ伺って本年度中に「物具装束」で2月の初旬に3月の末に訪問と電話予約しました。

後細かい事はメールで連絡する旨をお伝えして自分なりの装束体験を検討して送信しました。

まずは物具装束→斎王代→小袿と体験したいこと
→これは電話でもお聞きした所、延長料金で対応可能でした。
物具装束は五節の舞装束風で通常十二単衣体験料にオプション料金で体験可能です。斎王代もこれに同じです。

今回の体験料金はかなりふんばりました。
北海道くらいはいけます。そのくらい~~~
でも嵐山の時代やさんで斎王代に扮装するよりは全然安いですし、黒田さんで物具装束と斎王代を2回体験するよりは断然お値打ち化粧代の節約出来ますし、まあ納得価格です。

メイクは初めなしのつもりでしたが、御主人の薦めもありオプションで薄化粧をお願いしました。
顔の中央で細工した櫛を差し込んで髪の両側サイドに日蔭糸紐を差し込み、髪に天冠の飾りをつけます。



では自分なりの「装束体験にGO



女房装束晴れの日の装束
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単(濃い緑色)五衣(一枚衣といい五枚重ねるので五衣と云います)を順番に重ね色目季節に合った色合いを選んでくださいます。
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打衣(濃い紅色)
表着の下に着るもの
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色の合わせ

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唐衣は萌黄色
晴れ着の一番上に着る袖幅が短く上半身だけの衣背子が変化した上着の変形です。
襟が外へ折り返されていて裏地が見せている。

裳は夏用の珍しい萌黄色

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両膝達菊を手に
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片膝立ち

次は斎院へ変身
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宮仕所は、内裏、后宮、その御腹の一品の宮など申したる。斎院、罪深かんなれどおかし

訳:宮使いするんやったら天皇さん、中宮さん、その一品宮さんとこっていうやん。
  斎院さんとこは(仏教を信仰するあたしらは)神様にお使いしているだけで罪深いやんそう思うけどそれでもいいなぁ~~

斎院とは賀茂御祖神社と賀茂別雷神社に仕えた阿礼乙女(神に奉仕する巫女)、祭祀として賀茂祭(現在の葵祭)を祭を主宰していました。
平素は神に仕て潔斎の日々を過ごされていましたが、都にあることから和歌の会や文化的サロンの役割して多くの風流人と交流がありました。
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上から白い小忌衣をはおります。双葉葵を手に
葵祭りの斎王代で知られていますね。


垂髪を下ろしてこめかみに双葉葵に似た葉を差し込む。



賀茂大斎院選子内親王登場

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後ろ姿
裳が萌黄色なのですごく華やかです。好き~~~
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平安時代大斎院とよばれた村上天皇と中宮安子の5女選子内親王

当時の宮中以外で平安文化サロンの中心的役割をはたし中宮定子、彰子両中宮共交流のあった人物です。
円融、花山、一条、三条、後一条天皇の歴代5代57年斎院として過ごし老年退任し出家します。

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神代より摺れる衣と云ひながらまた重ねてもめづらしきかな
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残りなくたずぬなれども注縄の内の花は花にもあらぬなりけり
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中宮定子に青の文に和歌を書きつける様子

「それはいずこのぞ」と問えば、「斎院より」と言ふにふとめでたうおぼえて、取りてまいりぬ。
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人型に息を吹きかけて
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小忌衣で過ごしお供えを手に神に奉仕する。
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上記の記述で最高位は中宮定子です。
道隆が妻を三位の君と言っているように三位は上から三番目しかも娘が中宮になったので三位という位を得れたのです。
元々中宮には官位がありません。天皇と並び合う地位だからです。


ではその中宮の正装でもあった十二単衣→斎院から小袿装束(正式には重ね袿)へ変更します。

平安時代貴族の女性は歩く際に膝をつきながら歩いていました。その行為をにじりでるといいます。
御方さまの常の装束
平安時代十二単は女房装束の名の通り、主人に仕えた者の正式衣装でした。
宮中の後宮では天皇の同席である年中行事にのみ女院、中宮や女御以下後宮達は着付けるものの平時は自分よりも上位の者がいない場合は着衣しませんでした。
日常着がこの「小袿・重ね袿」です。
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立ち姿扇を広げて立ち姿
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座り姿
ご主人様がせっかくのオプションなのでと几帳越しに撮るように勧めてくださいました。

正式装束に準ずる姿として「小袿」が正式にあります後日(おそらく来年)紹介します。



物具装束・五節の舞風体験

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現在の五節舞は上記の装束で舞われる事が多いです。

平安時代にどういう衣装か?というと再現されているのは人形で着ている衣装で舞を披露していました。

五節の舞は平安時代にもっとも盛んに新嘗祭、大嘗祭で舞われていましたが、鎌倉時代、室町、戦国安土桃山時代へと意向して武家社会が断頭すると朝廷の権威が失墜し財政基盤が弱まり、宮中の年中行事も財政的な逼迫により1466年(文正1年)以降廃絶すたれてしまいます。

しかし江戸時代後水尾天皇の中宮徳川和子が尽力して宮中行事も徐々に復古させてゆきますが、一度失った行事を再現するのも一苦労、なんせビデオもない時代です。
たのみは平面の大和絵と文字の記録だけです。

五節の舞もようやく宝暦3(1753)年の豊明節会で催行されます。
但し現在のような五節の舞で舞われる姿、装束の決まりごとは大正天皇の即位の大嘗祭からです。
様はそれ以前の平安時代の五節舞はどのようなものだったかはまったく不明なのです。

今回体験するにあたり残念ながら完璧な再現は断念しました。

元々物具装束の再現時代難しいですし、現在の五節舞も同じ衣装や五節用舞扇や髪飾りがなかったり、高価だったりという理由から再現不可能だからです。

まあ雰囲気だけでも再現出来たら嬉しいです。

なのでなんとなく雰囲気をイメージして再現してみました。

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物具装束
五節の舞に臨む藤典侍(源氏の君の乳兄弟藤原惟光の娘・夕霧の妻・末娘六の君は匂宮妻)
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物具装束姿の橘宰相・奥は更衣
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物具装束姿の藤典侍・奥は更衣

違い
①実際の扇は「五節の舞」用があります。
舞われている舞扇は通常の松に鶴雲でバックは赤の扇ですが、これがまた高額なのであきらめました。
↓ただ平安時代の五節舞の扇の柄は不明です。
平安時代に使われていた扇を参考に描かれた事前に黒田装束店さんで用意していただいている扇で代用します。

②頭の冠も金の宝冠なのですが、再現不可能なので・・・・・・・・。

前髪をポンパドール風に垂髪を装着して束ねて頭の上でバレッタを挟み、天冠風の髪飾りに両側に日陰糸紐つけてアレンジしました。櫛は丸櫛を針金で留めて髪に差し込むように細工してこれを頭にはめます。

③衣装は現在再現されて行われている舞衣装の十二単衣が唐衣が赤色、表着は黄緑色なのですが平安時代当時の色は不明

唐衣は萌黄で表着は桃色でそろえてもらいました。
物具装束では唐衣は青ともいわれていますがこれも色がありませんし、当時青と呼ばれていた萌黄色の物を選択しました。

④裙帯、領巾は別料金オプションで用意してもらいました。

⑤裳
平安時代の五節舞には裾濃の裳という赤紫色の引腰なしの裳をつけていました。
これも再現不可能なので通常の裳をつけていただきます。
これには引腰がついています。

⑥釵子と額櫛
丸櫛と金具などで自前で作りました。

お化粧は平安時代白粉で真っ白な(^v^)なんですが、現在では不気味なのでうす化粧でお願いしました。
当時は白色電球もLEDもないので部屋の中は昼間でも暗かったので白かったんですね。
しかも時間がたつにつれてカピカピになるので、笑うとはがれてしまいます。
なので皆扇で顔を隠していたんですね~~~恥ずかしいからではないんです。

装束完了
裳は白色
下半身を覆うスカート状が平安時代重ね着する事で装着が困難になり後方だけに装着した後ろスカートです。

裙帯
腰に巻くリボンで前に大きくたらします。

領巾
奈良時代には細長いストールを両肩にひっかけていました。
裳の結び紐の上から帯をさらに結んだ裙帯と両肩に領巾をかけて腕の内側から外へ流して装着してもらい手に檜扇を持たせてもらいます。
すべての素材は正絹です。さすが~~~


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物具装束姿完成


五節の舞

「五節の局を、日も暮れぬほどに、みなこぼちすかして、ただあやしうてあらする、いとことやうなることなり。その夜までは、なほうるはしながらこそあらめ」

「五節の局はなぁ、辰の日の日も暮れへんうちから全部取り壊して明けっぱなしにたら、介添え人たちをぶっさいくな格好にさせるんわ、大変奇妙なことやん。やっぱり、辰の日の夜までは、ちゃんとしたまんまで置きたいやんな。

とのたまはせて、さもまどはさず。木帳どものほころび結ひつつ、こぼれ出でたり。

(中宮様)がいいはったんで、介添えの女房たちはガチャガチャするんでもなく、几帳の隙間をめいめいが綴じ合わせてなぁ、袖口を局の外にこぼれ出させて美しく座ってんねん。

内待ふたりいづ、その日の髪あげうるはしきすがた、唐絵ををかしげにかきたるやうなり、左衛門の内待御佩刀とる、青色の無紋の唐衣、裾濃の裳、領巾、裙帯は浮線綾を櫨 に染めたり、表着は菊の五重、練は紅、すがたつき、もてなし、いささかはづれて見ゆるかたはらめ、はなやかにきよげなり
紫式部日記より

訳:内侍(内裏の高級女官)の二人が髪の毛を上であげているんが、唐絵に描かれてる姿そのまんまで、左衛門の内待が刀を持って青色の唐衣、裾が濃い色の裳、領巾、裙帯は染めてあって表着は菊の五重で練は紅で(帝を)もてなす様子が華やかで清らかやんなぁ~~~。

釆女8人馬に乗せて引き出づめり、青裾濃の裳、裙帯、比礼などの風に吹きやられたる、いとおかし……」
と見え、裳、裙帯、比礼をつけた物の具装束であったことが判ります。

清少納言枕草子より

訳:采女を8人馬に乗せてなぁ~練り歩くねん。裳と裙帯、比礼が風になびいてなぁ~すごい素敵やねん~~~

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本当の五節の舞姫は12歳~14歳頃のまだ少女です・・・・・・すみません・・・・・・かなり~~かなりの年齢詐称です

はての夜も、おひかづきいでもさわがず。やがて仁寿殿より通りて、清涼殿の御前の東の簀子より、舞姫をさきにて上の御局に参りしほども、をかしかりき。

訳:最後の夜もなぁ、めっちゃ疲れ果てたぁ舞姫を背負って退出するっちゅう騒ぎもなかったんやん。
   舞の終わったあと、そのまま仁寿殿を通ってなぁ、清涼殿の御前の東の縁側から、舞姫を先に立たせてなぁ、中宮様の弘徽殿  の御局へ参上した時もなあぁ、めっちゃ楽しかったやん ~~~

天津風 雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿 しばし とどめむ
僧正遍照(桓武天皇の皇孫)

物具装束はやはり黒田装束店さんでしか体験出来ない装束と思います。
皆さん十二単(女房装束)は知っていても「物具装束」までは・・・・貴重な物具装束姿でした。
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いわゆるもぬけのからのいわれ
今後の装束についてお伺いして御相談します。
京都体験が高額だと思われて二の足を踏んでおられる方(上記の内容クオリティー面から十分に見合っていると考えています。化粧あり、大垂髪なし)

こちらの御装束は伊勢の斎宮「いつきのみや歴史体験館」でも卸しておられます。
季節に合わせて
夏から初秋にかけては唐衣は青緑、表着は萌黄色
仲秋から春にかけては唐衣赤、表着桃色をそれぞれ2着衣可能です。
(2016年現在で1回5000円)
二人同時だと唐衣と表着交換できるのではと思います。
ただし体験価格が手ごろですが、時間的にも着衣後20分くらい、ポージングが限定的でもあるのでゆっくり味わうにはこちらでなくてはと思います。

お店の情報は【こちら】

体験後に化粧室でメイクを落としてからバスで京都市役所近くの二条若狭屋寺町店へ「かき氷」をいただきたく事にします。


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途中の桜
花見NO4
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京都市役所傍の二条若狭屋寺町店さん。
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サービスの焼き栗
こちらのかき氷を目当てに訪問やはりここは季節のかき氷がまちがいなしでしょ。
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なんと今日から販売開始の「いちご氷」~~~
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氷の上に真っ赤な苺達、甘い苺ソースが~~~~中は餡子!添えられた白玉と頂くとなんと!!!
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苺大福になっちゃいます!!!最高です!!!甘酸っぱいソースはああぁ~苺って甘酸っぱかったよね~~~~と子供時代を思い出すそんなノスタルジー~~~な味でした。

お店の情報は【こちら】

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そして近くの「柳桜園茶舗」を訪問です。
大徳寺・知恩院御用達京都通が通う茶屋さんです。
鳥獣戯画缶の雁がね焙じ茶が有名ですが、今回は抹茶をいただきます。

お店の情報は【こちら】


京都市役所から地下鉄に乗り換え四条の大丸京都店へ。

仙太郎さんで「桜ぼたもち」、土井の志ば漬け本舗さんで「志ば漬け大根」、マールブランシュさん「藤の彩」「ルプチメックで夕食のパン」でGET~~~終了

ここから錦市場の陶あんさんを訪問してオーダー済みの小判皿と湯呑を取りに行きます。
冬に歳末セールでオーダーでも20%OFFに引かれて春に受け取りをお願いしていました。
長~~い間お待たせしました。
小皿は朝顔柄、湯呑は八重桜です。綺麗です~~~~!
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帰宅後のおみや~~~
実はこの後府立植物園に行きましたが、多量の撮影の為に第二段として新着に載せる事にしました。
楽しみにしてくださいまし
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