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京草子 雅な京都絵日記時々詣で 2014年02月

梅こそただいまはさかりなれと見ゆるは


訳:今こそ!梅が満開に咲いてるんは



今年の冬 特に1月は大寒波到来で激寒でした。
一昨年ほどではなかったのですが、やはり寒いのは体に堪えますね。

節分も終わりいよいよに向けて一気に季節が変わろとしているのになぜかまだ寒い~~気分だけは春をとザ京都へ

これからの京都はまさに今シーズンの梅と3月の桃、4月の桜へと花の観光シーズンに突入します。

2月寒い京都で春を感じてお買い物&京グルメ」



西院でバスに乗り換えてさんへ。

香りは梅、花は桜
徒歩で「北野天満宮」へ

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北野天満宮は御存じ菅原道真が御祭神の神社です。
菅原道真は土師氏出身(土師氏は古代古墳に埋葬する埴輪を製作し葬祭を担当していた氏族です。)という低い身分でありながら学者として平安初期に活躍した政治家で宇多天皇の側近です。
最後は右大臣にまで昇進した人物で和歌、漢詩、文才に秀でかの遣唐使を廃止させたのが彼です。

左遷の際に自宅で詠んだとされている和歌が有名です。

「東風 吹かば匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな 」

訳:東風が吹いたらなぁ~こんな田舎に左遷されてもうたわしの所にも風に乗って匂いを贈ってや~梅の花さん
  わしがいなくなったからいうて 春を忘れてたらあかんでぇ~~~

宇多天皇の譲位で醍醐天皇の即位後、菅原氏の勢力拡大を恐れた藤原時平の陰謀にあい、大宰府に左遷され最後は当地で病死されました。

死後京で天変地異や藤原氏の変死が続き、京の人々は道真の祟りとおそれおののきます。

没後20年目にようやく道真の左遷を解き正二位へ官位を贈ります。

その後平安時代中頃の天暦元年(947年)に、多治比文子、比良宮の神官の子息に「道真公の祀る社を建立せよ」という神託を受けて、藤原帥輔(時平の甥で菅原氏の親族)の邸宅を寄与して調停がこの地に神殿を建て、おまつりしたのが始まりとされます。

朝廷特に藤原氏は以降非常に彼の祟りを恐れ北野天満宮を厚く祀りました。

今日まで学問の神様として全国で盛んに信仰されています。

こちらは道真が梅を好んだ事から梅の名所として知られ、2月に多くの観光客が訪れています。

境内に多くの梅が咲いていて春を満喫しています。
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牛は道真を運んだとされて信仰されています。
ちょうど頭額の所をなでると賢くなるといわれて金光しています。
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楼門
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中門
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慶長十二年(1607)豊臣秀頼公が造営した本殿

ここ北野天満宮は豊臣秀吉が「北野大茶会」を開催した場所でもあります。
なので縁の地に秀頼が本殿の寄進を行ったのでしょう。
季節は秋ごろなので梅を見ながらお茶という嗜好ではなかったようです。

梅苑2月上旬から開園する園内にとりどりの梅が楽しめます。
奈良時代から花見といえば梅を見る行事でした。
遣唐使が廃止される前までは文化面でも唐の影響を強く受けていたためです。
なので道真もこよなく梅の花を愛したそうです。
その故事にちなみ北野天満宮では梅の名所でもあります。

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白梅 雲龍梅
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蝋梅 梅ではないんですが、蠟の様な姿なのでこんな名前です。


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紅梅
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橘の大木


その道真が遣唐使を廃止して平安も中期に入る頃には日本に自生する桜を好み、御所の寝殿前に植えられた右近の梅、左近の橘は右近の桜左近の橘へと変わります。
その桜も平安時代はもっぱら山桜(花と葉が同時に生る)が主流で時代編成と共に交配が進み、多くの桜を見ることができるようになりました。
私たちが桜といえば指すのは染井吉野ですがこれは近世の江戸時代に誕生した交配種です。


その桜を探しに近くの平野神社へ行きます。
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平野神社は奈良時代末期の延暦元年(782)『続日本紀』に「田村後宮の今木大神に従四位を授ける」とあり、平城京の宮中に祀られていました。

田村後宮とは光仁天皇の御所で祀られていたのを延暦十三年(794)の桓武天皇の平安遷都と同時現在の地に御遷座されました。

桓武天皇は平安遷都に際し、寺社の遷都は行いませんでした。すでに大きな権力を保持していた寺社からの政治的経済的な関与を弱めるためと考えられています。
事実遷都後しばらくは平安京内では大型寺院は建立出来ず、桓武天皇も新しい密教を保護する政策をとったのは光仁天皇系の皇位継承権を保持する狙いもあったでしょう。当時の仏教と天皇家は緊密な関係にあり、それを否定できないので代わりに新しい自身の仏教を信仰したのでしょう。


その中でこの平野神社は別格です。
平城京から共に遷都してきたのですから、まあ洛外(当時の平安京の位置からすると洛外)ですが異例ではありますね。
それだけに天皇家とも緊密な関係を保持し加護されてきました。


御祭神
第一殿  今木皇大神(源気新生、活力生成の神)  

第二殿  久度大神(竈の神、衣食住の生活安泰の神)

第三殿  古開大神(邪気を振り開(晴)く平安の神)

第四殿  比賣大神(生産力の神)  

今木皇大神、久度大神は渡来系の神様という説があり、光仁天皇の妻で桓武天皇の生母高野新笠は百済王族系の渡来人です。
田村後宮にあった際も母である高野新笠が信仰していたというのです。
今木→今来る→今渡来してきた。
また久度大神は奈良の久度神社から由来され、この地は百済系渡来人の地と知られています。

そういえば桓武天皇の後宮は百済系が多いのも特徴です。
女御            百済王法教
宮人(宮中女官いわゆる愛人)百済王法仁
同             百済王貞香
女嬬(愛人)        百済永継(藤原内麻呂室)

これ歴代天皇の中でもずばぬけて多いです。(嵯峨天皇の女御に一名知られるのみ)

なお百済王系渡来人とは朝鮮半島にあった百済王国の王の末裔で唐新羅軍と百済日本軍の戦い「白村江の戦い」で敗戦し百済が滅亡した際に日本へ亡命してきた元王族の人たちで新興渡来人です。

この家系の日本での官位は最高位で百済王敬福(聖武天皇治世)平安中期の勝義(仁明天皇治世)の従三位が最高位で、
主に従五位前後の地位で、しかも平安後期になると歴史上名が見えなくなり始めます。

桓武天皇は母が渡来系の子孫にあたるため周辺に渡来系の人物が多かったのでしょう。
特に百済王系の貴族の名が続日本紀に多く出るのが目立ちます。

なので渡来系の神を祀り信仰したのはごく自然だったんですね。光仁天皇の後宮にあったのであるなら母新笠が信仰していたのを山部親王(桓武天皇)が引き継いだと考えるのが自然です、
まあさすがに宮中に祀る事までは出来なかったのか、今の地に移したのでしょう。

この平野神社は平安初期から非常に信仰されるようになり、度々天皇の行幸もお越しになったといいます。

特に平安中期に桜の名所として知られ、この平野神社が原木の桜が見れるのはうれしいです。
4月の染井吉野だけでなく、早春から5月初まで桜ほかの花を楽しめるお薦めの神社です。

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鳥居横の庭に咲く水仙
水仙はたくさん咲いていました。今が見ごろです。

境内は冬の装いで寒々しいですが、境内にはひっそりと咲く寒桜が数本あります。

冬の花と言えば「さざんか」ですが、冬でも桜を楽しめます。
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10月桜

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冬の桜は見てるとなんだか・・・けなげで・・・はかないそれでいて凛としてます。
泣けてきそう~~~~

春の桜ほど生命力のある力強さはありませんが、冬に咲く桜はたおやかでた「ゆとうとも沈まず」といったけなげさが美しいですね。
まさに大和なでしこ
これって死語かな~~~

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不断桜

一般的に秋に開花して、お釈迦様の逝去の日に満開を向かえるので知られている桜です。
妙満寺のが有名ですね。
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これはまだこれから上の方にちらほら咲いています。

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蝋梅
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裏門から鳥居横に大きな寒桜が咲いていました。
けっこう見ごろでこれが一番見ごろでした。
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観光の情報は【こちら】


さて参拝後北大路のさらに北にある蕨餅のお店洛叉庵へ予約のわらび餅をGETしにゆきます。
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最近注目のわらび餅専門店で完全予約オーダーのお店んですよん~~~

お店の情報は【こちら】

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烏丸御池にあるブランジュリー「ルプチメック2号店」へ。

京都は意外と新しい物好きな土地柄、それは明治に首都が移転し天皇も不在になり、京都は都市としての機能が根こそぎ無い状態になってしまいます。

これに危機感を持った京都人は観光都市として名を広げる為当時の欧米の旅行者にターゲットを絞ります。
そして京都の名品、産業品を展示した「京都博覧会」を成功させ、外国人旅行者が過ごしやすい環境を整えた事で産業も衰退せずにすみました。

欧米と接点が「京都人の新し物好き」が確立していったのでしょう。

なので米以外でもパンも人気店が多いんです。

こちら通称「黒メック」外装が黒なのが由来だそうです。ちなみに本店は赤メックというそうです。
こちらはパリのおしゃれなブランジュリーといった雰囲気でパンも本格的ものばかりです。
パリと同じく対面式で選ぶんです本格的ですね。
なやむ~~~


お店の情報は【こちら】

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グランヴァニーユさんへいきます。

フランス語で「バニラの種」が名の由来だそうです。

辻製菓調理師学校フランス校を卒業、パリ東京と修行を重ねた津田励祐さんの開店2年目の比較的新しいお店です。その注目度はパティスリーSさんをしのぐ勢いがあり、「トロフィー ド コアントロー杯」で味覚部門一位という実力の持ち主です。
こちらのマダムはすてきな接客で店内は北欧風でかわいらしいんです。
開店当初は何度か伺っていましたが最近ご無沙汰でした。烏丸御池まで来たので寄ってみました。
私の大好きなサントノーレ&キャラメルミルフィーユ目当てなんですがね
サントノーレはバニラ味だそうで、店名にふさわしいですね。
キャラメルミルフィーユは二度目めっちゃ美味しかったのでリピします。

焼き菓子も楽しみにしてきました。


どんな進化をとげているでしょう?
訪問~~~

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今回のランチは野菜中心で頂こうと「Tawawa新風館店」さんへ。

こちらは有名人気京野菜販売「京野菜かね正」直営のレストランでおばんざいやサラダやパン、ドリンク、デザートをビュッフェ式で頂けます。

「野菜不足」になりがちな今日この頃です。

メインディッシュを一品セレクトするシステムでこだわりの石窯を作り、昨年リニューアルしたばかりなんです。
店内はカジュアルな感じで良い感じです。
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野菜は絶対の自信あり豊富な量と質は文句なし!!!
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しかしメインのピッッア~~トマトソースもっと~~~チーズもっといるでしょう!!!
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デザートはグレープフルーツのゼリー

お店の情報は【こちら】

近くの「ミディアプレミディ」さんへ。
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先日まで同じビル1階で経営されていましたが、手の届く範囲で運営していきたいという希望で2階へ移転されました。
どんな雰囲気でしょうか?

午後そして午後~~~こちらは菓道家津田陽子さんのお店、もちろん菓道家という呼び名は造語です。
フランス製菓を学んだ後京都へ戻りサロンを開業され、四条店、烏丸御池店を経てサロンと菓子教室を運営されています。

幻ロールケーキ「フルール」で有名なんですが、かなり高い1本3000円後半は他のお店なら大きなホールケーキが買えてしまいますね。
なのですがこちらの焼き菓子とタルトは絶品です。
特にフィナンシェは表面にバターの香ばしさとカリッとした歯ごたえが絶妙で中はもっちり~~~~かなりどっしり系のフィナンシェでいわゆる一般的なフィナンシェとは違うかなでも美味しい~~~~!
焼き立てと通常バージョンを頂きます。

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烏丸御池に咲く不断桜は満開です。

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今回は陶あん錦市場店が6周年記念祭としてイベントがあり、大好きな窯なので絶対行くと寒い京都訪問となりました。

陶葊さんは大正11年に京都の東山泉涌寺で開窯したまだ京都では新しい窯です。

しかし素朴な生地に京都の伝統的な華やかな色どりで描かれた花や景色はさすが京都と思わせる優美さがあります。

目玉の福袋!毎年夏のみ限定のこちらなかなか人気で開店前にお客が並ばれるそうです。なので早い目の到着です。

だいたい福袋の価格の2倍の商品が入っているのだそうです。

しかも福袋1万円かえば、はずれなしの抽選で商品が貰えます。
いいじゃないですか!!!

ザ出陣でもここは冷静に!!!!!GETで~~~す。
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店内でサービスのおしるこ頂きます。

お店の情報は【こちら】

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帰宅後のおみや~~~の数々
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Author:mai syonagon
京都好き、歴史好き、ショッピング好き、温泉好き、グルメ好き。
凝り性な乙女座、A型、金星人、六白金星なわたしです。

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