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京草子 雅な京都絵日記時々詣で 春はあけぼの
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あさ露にぬれたる櫻にも劣らず

訳:あさ露になぁ濡れてる桜🌸にもひけをたらへんなぁ


細見美術館へ展示を鑑賞しにまいりました。
その前に時間があったので🌸祭り
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桜満開
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市が開かれていました。

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細見美術館で「日本の色」
吉岡幸雄の仕事と蒐集

吉岡幸雄さんは一昨年愛知で客死された京都の染色家の方で染色界では超有名な方でした。
草花を使用して古代の染色を現在に再現された京都の染色業界の第一人者。
一度くらい講演会に参加すればよかった・・・・・・・・・・・。思えば井筒さん主催の紫の縁のイベント講義であったんですが。
今回はコロナの影響で会期が延期になり、5月上旬まで開催中
これはいかねば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

二月堂の修二会花会式で配られる赤い椿の造花はこちらで染められる紅花染めを使用されています。

王朝文学の色

重ね色目

平安時代には季節により表と裏を草花や風情を色にたとえて衣の表裏の色目に表現していました。

桐のかさね
藤のかさね
桜のかさね
蘇芳(すおう)のかさね 
桜のかさね 
などなど


源氏物語正月衣配り

空蝉
青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴し色なる添へたまひて 

明石の姫君
桜の細長に、つややかなる掻練取り添へては、姫君の御料なり
   
明石の上
梅の折枝、 蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に
   
紫の上
紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料   

今様色とは濃紅梅と紅梅の間の色とされていますが、染色は紅になってます。?

末摘花 
柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、 人知れずほほ笑まれたまふ。
織物が緑色に経緯が違う色のはずなんですが。
 
玉鬘 
曇りなく赤きに、山吹の花の細長は、 かの西の対に
 
花散里
浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂ひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に。 

とされているのですが、これ専門家あるあるで、一つの分野に精通しているとある点では見逃してしまう事があります。
つまり染色家の大家ならではで織物を染色するものという観念実は古典を読み解くうえで落とし穴がたびたび遭遇する。
これがまさにこれ!

古典でしばし〇〇(二藍などなど)の織物、〇〇(二藍などなど)の袿、などと記述すると私たちは同じ二藍じゃんと思うのです。
なぜなら衣はすべて織物だからです。
でも平安時代には織物といわれるものは経緯の糸の色が違う物を織物といい、織物とつかいないものは後染の物をいいました。
つまり同じ二藍のとつくと織物は緯藍経紅、つかないものは表裏二藍の色目になるのです。
またその時に織物の裏の生地の記述は?時もあり・・・・・奥深い有職故実な世界です。

 
神様に捧げる季節の色どり
日本の四季には節とい考え方が時代と共に途切れることなく風習として続いています。

人日 (じんじつ) 〈七草の節句 〉←現在では七草粥を食べる日=元々は早春に若草を摘む日
  上巳 (じょうし) 〈桃の節句〉←同女の子のお祝いの日=厄を祓う日
  端午 (たんご) 〈菖蒲の節句〉←同男の子のお祝いの日=同
  七夕 (たなばた) 〈笹の節句〉←星に願いを込める日?=芸事と裁縫など上達を願う日
  重陽 (ちょうよう) 〈菊の節句〉←無くなった行事=新暦になって9月9日には菊が咲かないので明治に消滅した行事

宮中で行われていた行事に由来し主に季節の変わり目に厄を祓いという目的で始まったようです。

美しいいろいろ色色の圧倒的なパワー(^^♪
コロナの影響で5月初めまで会期を延長されています。是非平安の昔に触れてください。

観光の情報は【こちら】

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岡崎で気にあるパン屋発見
お値段もリーズナブル
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チアアップさんでクロワッサンブルーチーズ・黒豆パン・エンドウ豆パンGET


お店の情報は【こちら】
 
平安京跡大極殿跡でランチ
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ここから引接寺近くのコレットさんへ。
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週のうち半分はお休みというハードル高めの焼き菓子専門店北山から移転しても人気のお店
初めて訪問です。

お店の情報は【こちら】


バスで予約済の洛叉庵さんへ予約のわらび餅をGTE
いつも時間通りに出来上がっています。
少しお値段が上がりましたが蕨粉と砂糖、抹茶、きな粉だけで製造されたわらび餅です。

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からの烏丸御池


この度は吉岡氏の展示を見学する以外にとも藤さんの展示会場を訪問するためでもあります。

前回のなごみ市でお迎えした弥生の御方が貝の展示会をされるというので、ギャラリーに伺いました。
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とも藤様の 招福はまぐり展2021

ギャラリー遊へ

とも藤さまはハマグリを仕入れ加工されて貝覆いや貝合わせの普及活動されている方
とても平安時代大好きな御方でいらっしゃいます。

貝殻に描かれた絵の数々と美しい自然の貝の文様

とも藤さま所有の雛のお道具

しばし美しいお品に囲まれていとをかし

この度源氏藤袴会に後方支援していただける事になりました。
申込書と先日お渡ししないといけない物をお持ちして、いろいろお話して展示会を見させていただいて楽しみました。


今後源氏藤袴会の藤袴祭りでコラボできるかもしれません。
お楽しみくださいませ


お近くにおこしの際は是非訪問くださいませ。


お店の情報は【こちら】

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仙太郎のお菓子
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はまぐりにアワビ結び貝違い( ^^) _U~~
帰りのおみや
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テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

小さきもの雛の道具第二段&河内国詣で

訳:小さいのんは雛人形のなぁ~お道具やん

今回は桃の節句を目前にいろいろ用事があり、京都へそしてついでに河内国詣で

まずは早めに出発して河内国へ。
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高槻手前の富田駅で下車して徒歩で今城塚古墳公園へ

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本当の継体天皇の墓とされ、斉明天皇や文武天皇陵なども宮内庁指定から外れ発掘調査された数少ない古墳

明治に選定された継体天皇陵はここから北西にある古墳、こちらの陵は指定外調査するうちにこちらが天皇陵では?と現在は言われています。

さてその継体天皇とは?
古代の天皇については天皇陵の発掘や大陸の文献が不明なことが多く、多くの事がわからないなか現在の天皇家に一番確かに直系だと明確にわかる血統の祖です。正確にいうと天皇ではなく大王と呼ぶのが正しい。
ただこの大王の直系がまぎれもなく世界で一番古い血族でもあります。
いかに日本が他国に侵略されなかったか。国内でも内戦が少なかったかわかります。

継体天皇

応神天皇の5世の子孫とされ現在の越前を統治していた傍流の王族だといわれています。
詳しくは記紀以外文献にありません。
前大王の第25代武烈天皇が後嗣を残さずして崩御したため大和の豪族に推されて、58歳で河内国樟葉宮(大阪府枚方市)において即位し、武烈天皇の姉にあたる手白香皇女を皇后に即位したと記紀に記述されています。
いわるゆ遠縁の男子が婿養子に入り家督を継いだといえます。

大王は即位後19年後にようやく大和入りします。
この20年近くの大和不在を研究者達は継体天皇は皇位略奪者ではなかったのか?もしくは大和内で分裂していたのでは?
など即位後九州で反乱行為が起こったなど。混乱があった事は事実のようですが。

少なくても彼の三人の息子は大王に即位します。

安閑天皇
宣化天皇
欽明天皇


摂津富田駅から徒歩古墳公園へ
付近は整備されていてぐるりと一周でき、埴輪の復元が圧巻です。
前方後円墳
○の方が前と思いきや○は後ろ部分だそうな。


埴輪は『日本書紀』に垂仁天皇32年条、野見宿禰が日葉酢媛命の陵墓へ殉死者を埋める代わりに土で作った人馬を立てることを提案したという通説があり、埴輪の起源とされています。

ただ考古学的には埴輪の起源は吉備地方の特殊器台・特殊壺を起源として成立してきたという変遷過程が明らかとなっていて本当の所成立は不明です。
ただ殉死の代わりとするとその形状は円筒形と壺形埴輪から4世紀に家形・器財形・動物形(鶏)が出現、5世紀以降に人物埴輪が出現する。
年代や人馬の身代わりとする内容は一致しない。

そもそも日本で殉死が行われていたのかは正直不明何故なら殉死と思われる墳墓に人骨の発見がされていません。
これはやはり大規模の古墳群のほとんど全てが宮内庁管理の管轄で一切の発掘調査ができないため。

卑彌呼以死大作冢徑百餘歩徇葬者奴婢百餘人
と魏志倭人伝であるものの卑弥呼の墓が特定されていないので無理


傍には今城塚古墳歴史博物館があります。

三島の古墳時代前史

三島と初期ヤマト王権   倭の五王と三島

今城塚古墳の実像1 -巨大古墳の築造-

今城塚古墳の実像2 -大王の葬送儀礼-

古墳時代の終焉
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河津桜見ごろ

公園を散歩するまえにすぐ傍の北摂の名店サニーサイドさんでパンをGETってか今日はパン&スイート巡り
きゃ~~~~~砂糖まみれの日~~~やばい 
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サニーテラス岡本店
NO1人気カレーパン
明太モッチーニ
🍓とマスカルポーネのクロワッサン
3月新作🍓とピスタチオのタルトも~~~

丹波の黒豆パン

蓮根と柚子のパン
あたりが気になる~~~

お店の情報は【こちら】

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1墳丘盛土を雨水からまもる工夫 
 
2.後円部テラスの施設 
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3.重い石室を支えた石組
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4.地震で崩れた墳丘

5.築造当初の姿をのこす南西隅部  

6.儀式の場(北造出)
  
7.儀式の場(南造出)
  
8.墳丘をとりまく水濠
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9.内濠をかこむ堤 
 
10.埴輪まつりのステージ 
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11.聖域をあらわす垣根  
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12.内濠をかこむ堤

13.水をためない濠 
見学前に外周からフォト 

14.地鎮のまつりと内堤の断面 
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 15.大王の埴輪まつり
 鳥 高床式住居 馬 
いがいと可愛いし当時の風俗も知ることができる。
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16.6世紀の大王墓 今城塚古墳

外で頂くブランチタイム~~~しかし・・・・・・・・・天皇陵を踏んでるなんて罰当たりな!!!

ただ調査することがいかに歴史に重要か教えてくれる古墳です。
古代古墳時代は中国大陸が動乱によって文献が一切ありません。もちろん日本も文字がありませんから手掛かりは遺跡から出る遺構だけ。
やはり当時の歴史を知るうえで重要な手がかりなのです。是非天皇陵の調査はしてほしい。
日本人として歴史を知りたいアイデンティティーの芯

ついでにブランチタイム
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モンブラン

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カレー

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観光の情報は【こちら】

からのバスで高槻駅へ。
からのROUTE21のパン屋さんに並びます。
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梅田は一度訪問しましたが。
丁度テレビ出演後のために長蛇の列開店前に並びましたが、結局40分並びお目当てのパンは品切れいに。
高槻店はそれよりましというので・・・・・・・・・・・・・・限定のパンも気になる。

では京へ
今回の京詣でのテーマ

和菓子引千切(ひちぎり)を求めて

上巳の節句

そもそも上巳の節句とは中国大陸から伝播した五節の節句の一つ

奈良時代貴族階級の子女が、天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んで健康と厄除を願った行事に始まります。
旧暦3月3日冬から春に季節が変わる際に病気にかかりやすいといわれ人形の紙を川に流したり。雛を置いて娘の厄を祓う人替えの意味で邪気を祓っていました。

旧暦の3月とは今の4月上旬です。まだ肌寒い季節このころ咲く花が桃、桜です。
その行事が女の子の節句として江戸時代人形を祭り、白酒、菱餅、桃の花を飾りわが子の成長を願った祝いに変化してゆきます。

そのひな祭りに京都で食べられる和菓子が餅や餡で製造した和菓子がひちきりまたはあこや餅といいます。


赤   白  青(緑)

まずはおそらく基本の白い餅
もち米から製造される餅はなにも加えないと当然白い
また白色は無垢な色神聖さを表します。

青(今の緑)
昔青色とは幅広い色、しかし現在青々した紅葉、青信号など青が緑という認識を現在でも持っています。
これは草の緑色、蓬はその香から邪気を祓うとされ好まれました。

赤は明治から取り入れられたとされこれも魔を祓う意味が加えられたとのこと。

昔宮中では祝いや儀式には餅が欠かせなかったが、ひな祭りにはあまりに注文が殺到したため中に餡を入れずに餅を引きちぎって上に置いたとされます。
元々平安時代赤ん坊の頭に真ん中をくぼませて小豆を載せた丸い餅を三度ふれさせた戴き餅の儀式に由来します。

今回は出来るだけ百貨店進出していないお店を訪問したい!!!その前にやっぱ百貨店もかかせない。
JRで京都駅へ。からの伊勢丹京都と駅内にある中村藤吉本店を訪問
今限定の桜味気になります~~~

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一七一七年(享保二)呉服店「大文字屋」が前進
からの大丸京都店

錦市場の陶あんにオーダーのお皿とりにきました!!
緊急事態宣言以降閉店していたのですが今日再オープンです。

なんと今回京都の大引切餅好きを知ることになる。
老松・亀屋良長と午前中で完売

しかし京都タカシマヤで救世主「塩芳軒」さんがあった!!!!

からの公園で京都御苑
まだ咲いているでしょうか?梅林
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少し咲いているでしょうか?桃林

からの遅めランチひちぎりずくし
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なんとも食べたことのない触感のパンに卵・プリプリのピリ辛エビ
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左仙太郎右塩芳軒
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餅はこなし上は粒あん
ねちょ~~~としたこなしにほのかに蓬
なによりこの小豆美味しい品のよい餡は水水しく豆がしっかりしかも雑味なし上品かつ豆を感じる。
素晴らしいお仕事
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仙太郎さんはがつんと蓬からの餅はむち~~まさにおうちわがし
京都御苑でおひとり様お茶会
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天に迎い 天杯

引切餅の食べ比べ


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田中松香店で匂い袋体験セットGTE

香料のセットと匂い袋を

白檀
ほのかに甘い
丁子
強い甘くピリッとスパイシー
りゅうのう
ナフタリンに似ている
桂皮
シナモン
大茴香 
八角漢方薬の匂い
山奈  
ショウガ
カッ香 
紫蘇
甘松 
他の香料に足すと深みがでるスイカズラの根
栂 
松科
などがセットになっています。

これはなごみ市にて活躍してくれます。
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おみやの数数

テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

木の花は梅 IN河内国詣で

訳:木に咲く花で素敵なんわぁ~~梅やぁん


近すぎていかないそんな場所
今年は装束を手にする機会が少ないだから目で見る年~~~
というわけで近くで国宝&梅を鑑賞するために来ました。

道明寺
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その前に和菓子司梅屋
道明寺といえば道明寺粉です。そう桜餅の餅部分はこの道明寺が所縁の餅
意外と天満宮のそばには和菓子屋がない。なので大通りまで出て梅屋さんへ。
地元もん和菓子華やかなお菓子はないけど。

お店の情報は【こちら】

「道明寺の糒(ほしいい)」
由来は、平安時代、菅原道真公の叔母、覚寿尼が太宰府に左遷された道真公を思って太宰府に向かって毎日ご飯をお供えし、それを人々に分けたところ、病気が治るという評判が立ち、希望する人が増えたのであらかじめ餅米を乾燥させて備えたとされています。
桜餅と菅公梅
途中にある所縁の道明寺でいただく桜餅
関西ではこの道明寺粉の桜餅ですが、関東は長命寺桜餅皮は小麦粉で、丸めた餡をくるみます。
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道明寺で道明寺粉で作られた桜餅を食す

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さて何故この地に天満宮所縁がこの周辺には古墳が多くあり、古代から埋葬の祭事を行う土師氏の本拠地でした。

始祖は天穂ノ命、垂仁天皇統治時相撲の祖野見宿祢が埴輪を製造し殉死を廃止した業績に土師氏の名とこの周辺の地を所領しまし土師神社を創建その後仏教伝来後、土師寺を創建しました。これが道明寺の前身
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境内の梅
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土師社
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土師氏とはそもそも埴輪葬祭を司る氏族
貴族としてはあまり良い出身とはいえませんでした。しかし母が百済系渡来人の高野新笠であった桓武天皇は母系の先祖土師氏に新しい姓を与え菅原氏が誕生しました。
菅原氏は土師氏の出菅原道真公の出身氏族です。そのほかに大江氏(平安時代の学者の家系)や毛利氏(山陽の武家)など元の氏

菅原氏は儒学系学者の家系となり道真は京生まれ京育ち。
親戚はこの地に居住しており、おばの覚寿尼は土師寺現道明寺に居住いたため宇多上皇の大和河内巡幸では御伴して同地に滞在されました。

その道真も宇多天皇の側近として仕え、醍醐天皇治世右大臣まで登りつめましたが、藤原時平との権力闘争により大宰府へ左遷失意のうちに大宰府で逝去しました。

蘇我氏が権力を失墜した以降藤原氏以外で大臣まで登りつめたのは彼と吉備真備だけです。
では何故真備が排斥されず道真がされたのか?
おそらく下記理由

①藤原氏吉備氏の最大支持者は同じ称徳天皇
道真の頃は宇多上皇対醍醐天皇→道真対時平しかし 宇多上皇は時平とけん制しあっていた
おそらくこれが一番大きいと思われる。
醍醐天皇も父上皇との確執もない訳ではなかった。これは譲位した宇多が政治的影響力を保とうと醍醐天皇への影響力を誇示したいという状況もあり。左遷後道真も上皇に天皇排斥の意もあったという趣旨も話もしている。

②道真は娘衍子を宇多天皇の後宮
娘を後宮に入れるという事は外戚としての政治的野心があると疑われる


大宰府への道中に朝廷から道明寺を訪問することを許され、おばと最後の別れを果たします。


難波津から船に乗る前、最後の別れの時におばに自らの愛用品を渡したといわれる遺品が展示されています。

普段は非公開ですが、梅の季節と公の命日の際には展示公開されています。
なんと国宝もあるという
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牙笏
笏は元々儀式や天皇の命を書き留めるメモ的な役割がありましたが、なんと平安初期までは象の牙つまり象牙で出来ていました。
象そう日本の生き物ではありません。
唐から輸入されていた大変貴重な品宝です。
当然紛失や盗難が多発それでも天皇や摂関は牙笏をもちいたといいますがやはり初期に紛失いつしか実務的な木製になったといいます。
なのでこれは大変貴重当然国宝

石帯
男子装束の正装束帯
いくつもの衣をきて最後にこのベルトで巻き付ける。なので石帯なので束帯だそうです。
これは金属製の初期の頃のもの、平安後期石帯は前部分が紐に変化します。その前は現在のベルトと同じバックルタイプだったのです。
これも国宝

小刀
道真公がこれを使い木像を彫ったといういわれのある品
これも国宝


平安時代には書は高官の必須能力
この硯で経を書いたといいます。


境内には梅苑があり、現在七分咲き

道真逝去後20年目、朝廷は道真の左遷を撤回官位を復し、正二位を贈る。
天慶5年(942年)、右京七条に住む多治比文子という少女に、5年後に近江国の神官の幼児である太郎丸に託宣がありそれに基づいて天暦元年6月9日(947年)、現在地の北野の地にあった朝日寺(東向観音寺)の最鎮(最珍)らが朝廷の命により道真を祀る社殿を造営し、朝日寺が神宮寺になります。
後に藤原師輔(藤原時平の甥)が現在の豪華な造営に建築させました。

没後20年そうとうたってからですが、なんとも道真逝去後6年後政敵時平が逝去、14年後皇太子の保明親王がその子慶頼王が皇太子に立つも二年後崩御、また全国で干ばつや天災などが続きこれを道真の怨霊の仕業と噂になったといいます。
まあ死後だいふたってますけど・・・・・・・・・・・。

さて干ばつが続く京で雨乞いの儀式を行うかどうか審議するため公卿が集まっていました。

延長八年六月廿六日戊午、諸卿侍二殿上一、各議二請雨之事一、午三刻従二愛宕山上一黒雲起、急有二陰沢一、俄而雷声大鳴、堕二清涼殿坤第一柱上一、有二霹靂神火一、侍二殿上一之者、大納言正三位兼行民部卿藤原朝臣清貫、衣焼胸裂夭亡(年六十四)又従四位下行右中弁兼内蔵頭平朝臣希世、顔焼而臥、又登二紫宸殿一者、右兵衛佐美努忠包、髪焼死亡紀蔭連、腹燔悶乱安曇宗仁膝焼而臥
なんとその清涼殿で落雷が!!!その中には道真の失脚に一役買った清貫も衣服を焼かれ焼死、胸を焼かれた者や腹を焼かれた者膝を焼かれた者がもがき苦しむながら死亡。当時穢れは宮中でご法度~~この惨劇を見た醍醐天皇は避難したものの
体調を崩し崩御してしまいます。

というので菅原道真=雷神=天満宮祀りだそう

奥は梅苑
この時期だけは300円入園料がかかりますが、十分に楽しめます。

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上用饅頭中は栗
あっさりしたお味好き

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梅にはめじろちゃん
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見納め
観光の情報は【こちら】







テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

京詣で京都市役所から京都御所へ寺町ぶらりん



まず大好きなグランディーヌ御池店
大好きなパン屋さん
ベーグルやクロワッサン、ディニッシュ、パニーネなどお勧め

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めちゃ買い

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和菓子屋さん

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リベルテ
ここも美味しいパン屋さんです。
あのパリデジデさんで短期研修に行っておられるのでトラディショナルもあります。
クロワッサンのフランボワーズがおすすめ

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説明なし
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進々堂
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革堂
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いま人気のカキモノさんです。
少し寺町通りからはずれますが革堂さんの正面の通りです。
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下御霊神社
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八重紅梅が見ごろ

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京都市役所西側からブラリン散歩京都御苑へ。
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テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

平安装束の個人研修会

今日は早めにお手伝いを終えて風俗博物館風俗博物館風俗博物館へ。
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2月に模様替えしたばかり。
東京の展示を移動したのかと思ったけど新作というか以前も展示された事のある若菜下六条院殿の女楽の風景です。

源氏物語若菜下女楽
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童女は、容貌すぐれたる四人、 赤色に桜の汗衫、薄色の織物の衵、浮紋の表の袴、紅の擣ちたる、さま、もてなしすぐれたる限りを召したり。 女御の御方にも、御しつらひなど、いとどあらたまれるころのくもりなきに、おのおの挑ましく、尽くしたるよそほひども、鮮やかに二なし。


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童は、青色に蘇芳の汗衫、唐綾の表の袴、衵は山吹なる唐の綺を、同じさまに調へたり。
明石の御方のは、ことことしからで、紅梅二人、桜二人、青磁の限りにて、衵濃く薄く、擣目などえならで着せたまへり。

宮の御方にも、かく集ひたまふべく聞きたまひて、童女の姿ばかりは、ことにつくろはせたまへり。
青丹に柳の汗衫、葡萄染の衵など、ことに好ましくめづらしきさまにはあらねど、おほかたのけはひの、いかめしく気高きことさへ、いと並びなし。

中略
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今日の拍子合はせには童べを召さむとて、右の大殿の三郎、尚侍の君の御腹の兄君、笙の笛、左大将の御太郎、横笛と吹かせて、簀子にさぶらはせたまふ。
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その後女楽終了後御褒美をいただきます。
この君達の、いとうつくしく吹き立てて、切に心入れたるを、らうたがりたまひて

「 ねぶたくなりにたらむに。今宵の遊びは、長くはあらで、はつかなるほどにと思ひつるを。とどめがたき物の音どもの、いづれともなきを、聞き分くほどの耳とからぬたどたどしさに、いたく更けにけり。 心なきわざなりや」
とて、 笙の笛吹く君に、土器さしたまひて、御衣脱ぎてかづけたまふ。
横笛の君には、 こなたより、織物の細長に、袴などことことしからぬさまに、けしきばかりにて、大将の君には、 宮の御方より、杯さし出でて、宮の御装束一領かづけたてまつりたまふを、
大殿、「 あやしや。物の師をこそ、まづはものめかしたまはめ。愁はしきことなり」
のたまふに、宮のおはします御几帳のそばより、御笛をたてまつる。 うち笑ひたまひて取りたまふ。
いみじき高麗笛なり。すこし吹き鳴らしたまへば、皆立ち出でたまふほどに、大将立ち止まりたまひて、 御子の持ちたまへる笛を取りて、いみじくおもしろく吹き立てたまへるが、いとめでたく聞こゆれば、 いづれもいづれも、皆御手を離れぬものの伝へ伝へ、いと二なくのみあるにてぞ、わが御才のほど、ありがたく 思し知られける。


物語戻り
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内には、御茵ども並べて、御琴ども参り渡す。
秘したまふ御琴ども、うるはしき紺地の袋どもに入れたる取り出でて、明石の御方に琵琶、紫の上に和琴、女御の君に箏の御琴、宮には、かくことことしき琴はまだえ弾きたまはずやと、あやふくて、例の手馴らしたまへるをぞ、調べてたてまつりたまふ。
中略
御琴どもの調べども調ひ果てて、掻き合はせたまへるほど、いづれとなき中に、琵琶はすぐれて上手めき、 神さびたる手づかひ、澄み果てておもしろく聞こゆ。

和琴に、大将も耳とどめたまへるに、 なつかしく愛敬づきたる御爪音に、掻き返したる音の、めづらしく今めきて、さらにこのわざとある上手どもの、おどろおどろしく掻き立てたる調べ調子に劣らず、にぎははしく、「 大和琴にもかかる手ありけり」と聞き驚かる。深き御労のほどあらはに聞こえて、おもしろきに、大殿御心落ちゐて、いとありがたく思ひきこえたまふ
箏の御琴は、 ものの隙々に、心もとなく漏り出づる物の音がらにて、うつくしげになまめかしくのみ聞こゆ
琴は、なほ若き方なれど、習ひたまふ盛りなれば、たどたどしからず、いとよくものに響きあひて、「 優になりにける御琴の音かな」と、大将聞きたまふ。拍子とりて 唱歌したまふ。院も、時々扇うち鳴らして、加へたまふ御声、 昔よりもいみじくおもしろく、すこしふつつかに、ものものしきけ添ひて聞こゆ。 大将も、声いとすぐれたまへる人にて、夜の静かになりゆくままに、言ふ限りなくなつかしき夜の御遊びなり。
中略

宮の御方を覗きたまへれば、人よりけに 小さくうつくしげにて、ただ御衣のみある心地す。 匂ひやかなる方は後れて、ただいとあてやかにをかしく、 二月の中の十日ばかりの青柳の、わづかに枝垂りはじめたらむ心地して、鴬の羽風にも乱れぬべく、あえかに見えたまふ
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桜の細長に、御髪は左右よりこぼれかかりて、 柳の糸のさましたり。
「 これこそは、限りなき人の御ありさまなめれ」と見ゆるに、
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女御の
は、 同じやうなる御なまめき姿の、今すこし匂ひ加はりて、もてなしけはひ心にくく、よしあるさましたまひて、 よく咲きこぼれたる藤の花の、夏にかかりて、かたはらに並ぶ花なき、朝ぼらけの心地ぞしたまへる。
中略
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紅梅の御衣に、御髪のかかりはらはらときよらにて、火影の御姿、世になくうつくしげなるに、 紫の上は、葡萄染にやあらむ、色濃き小袿、薄蘇芳の細長に、御髪のたまれるほど、こちたくゆるるかに、大きさなどよきほどに、様体あらまほしく、 あたりに匂ひ満ちたる心地して、 花といはば桜に喩へても、なほものよりすぐれたるけはひ、ことにものしたまふ
中略
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かかる御あたりに、明石はけ圧さるべきを、いとさしもあらず、 もてなしなどけしきばみ恥づかしく、心の底ゆかしきさまして、そこはかとなくあてになまめかしく見ゆ。
中略
柳の織物の細長、萌黄にやあらむ、小袿着て、羅の裳のはかなげなる引きかけて、ことさら卑下したれど、けはひ、思ひなしも、心にくくあなづらはしからず
高麗の青地の錦の端さしたる茵に、まほにもゐで、琵琶をうち置きて、ただけしきばかり弾きかけて、たをやかに使ひなしたる撥のもてなし、音を聞くよりも、またありがたくなつかしくて、 五月待つ花橘、花も実も具しておし折れる薫りおぼゆ。
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水干の童子がかわいい尻は押折

源氏物語 玉蔓
歳暮の衣配り
手を尽くして織りつつ持て参れる細長、小袿の、色々さまざまなるを御覧ずるに、
中略
「 いと多かりけるものどもかな。方々に、うらやみなくこそものすべかりけれ」
と、上に聞こえたまへば、御匣殿に仕うまつれるも、こなたにせさせたまへるも、皆取う出させたまへり。
中略
「 いづれも、劣りまさるけぢめも見えぬものどもなめるを、着たまはむ人の御容貌に思ひよそへつつたてまつれたまへかし。着たる物のさまに似ぬは、ひがひがしくもありかし」
とのたまへば、大臣うち笑ひて、
「 つれなくて、人の御容貌推し量らむの御心なめりな。 さては、いづれをとか思す」
と聞こえたまへば、
「 それも鏡にては、いかでか」
と、 さすが恥ぢらひておはす。
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紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料。
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桜の細長に、つややかなる掻練取り添へては、姫君の御料なり。
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浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂ひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に。
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曇りなく赤きに、山吹の花の細長は、 かの西の対にたてまつれたまふを、上は見ぬやうにて思しあはす。「 内の大臣の、はなやかに、あなきよげとは見えながら、なまめかしう見えたる方のまじらぬに似たるなめり」と、げに 推し量らるるを、色には出だしたまはねど、殿見やりたまへるに、ただならず。

「 いで、この容貌のよそへは、人腹立ちぬべきことなり。よきとても、物の色は限りあり、人の容貌は、おくれたるも、またなほ底ひ あるものを」
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とて、かの末摘花の御料に、柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、 人知れずほほ笑まれたまふ。
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梅の折枝、 蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に。思ひやり気高きを、上はめざましと見たまふ。
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空蝉の尼君に、青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴し色なる添へたまひて、同じ日着たまふべき御消息聞こえめぐらしたまふ。げに、似ついたる見むの御心なりけり。

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謎の魚袋
銀の魚袋なので四位


リアリティーある公卿の碁勝負
細殿に控える四位の武官束帯の武官
女人からの菖蒲の文を受け取ったリアリティーが感じられます。 

女房の日常「縫い殿」
法興院の法要
中宮定子の法興院到着後の清少納言との会話
到着が遅れた理由を少納言に伝えた所によると

「久しうやありつる。それは大夫の院の御共に着て人に見えぬる同じ下襲ながらあれば、人にわろしと思ひなむ。とて、こと下襲縫わせたまひけるほどに遅きなりけり いとすきためへりな。」
大夫とは中宮大夫の藤原道長
当時姪のお世話責任者という官職に不当と理由をつけては職務放棄していた道長。
院は叔母で一条天皇の生母を御共していた道長そのあとに中宮をお供するのは事前承知の話。
なので当然そのあと下襲が同じってのはわかるはず。
そこをわざと理由つけて中宮の行列を止めるあたりある意味すごい嫌味~~~~~。
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縫っている様子

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綿入れ
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打衣をつくるために衣を木で打っている場面

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装束に香りを移す様子

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梅重ね

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菖蒲

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もじり紅葉
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松重ね

季節に応じた重ね色目小さな装束にもしっかりしたお仕事



天徳内裏歌合

天徳四年3月30日に村上天皇臨席の元開催された内裏の和歌大会
左右に分けお題ごとに競わせ優劣を競うイベントを再現し天皇あります。
たしか以前時雨殿で展示された事があったかと。

天徳年間なので位袍が古い色の装束を着付けています。
左右赤色青色を基調に左右に分かれて応援をかねたきわめて優雅な大会です。

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この方が当時大納言だった源高明
安和の変で大宰府に左遷され、帰京後出家した道長の舅
高松殿と呼ばれた明子の実父
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これから女性装束にも着手するのですが、縫製を確認したいのですがなかなか機会がなく。
ここでしっかり確認しないと
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