あさ露にぬれたる櫻にも劣らず
訳:あさ露になぁ濡れてる桜🌸にもひけをたらへんなぁ
細見美術館へ展示を鑑賞しにまいりました。
その前に時間があったので🌸祭り









































桜満開

市が開かれていました。




細見美術館で「日本の色」
吉岡幸雄の仕事と蒐集
吉岡幸雄さんは一昨年愛知で客死された京都の染色家の方で染色界では超有名な方でした。
草花を使用して古代の染色を現在に再現された京都の染色業界の第一人者。
一度くらい講演会に参加すればよかった・・・・・・・・・・・。思えば井筒さん主催の紫の縁のイベント講義であったんですが。
今回はコロナの影響で会期が延期になり、5月上旬まで開催中
これはいかねば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二月堂の修二会花会式で配られる赤い椿の造花はこちらで染められる紅花染めを使用されています。
王朝文学の色
重ね色目
平安時代には季節により表と裏を草花や風情を色にたとえて衣の表裏の色目に表現していました。
桐のかさね
藤のかさね
桜のかさね
蘇芳(すおう)のかさね
桜のかさね
などなど
源氏物語正月衣配り
空蝉
青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴し色なる添へたまひて
明石の姫君
桜の細長に、つややかなる掻練取り添へては、姫君の御料なり
明石の上
梅の折枝、 蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に
紫の上
紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料
今様色とは濃紅梅と紅梅の間の色とされていますが、染色は紅になってます。?
末摘花
柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、 人知れずほほ笑まれたまふ。
織物が緑色に経緯が違う色のはずなんですが。
玉鬘
曇りなく赤きに、山吹の花の細長は、 かの西の対に
花散里
浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂ひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に。
とされているのですが、これ専門家あるあるで、一つの分野に精通しているとある点では見逃してしまう事があります。
つまり染色家の大家ならではで織物を染色するものという観念実は古典を読み解くうえで落とし穴がたびたび遭遇する。
これがまさにこれ!
古典でしばし〇〇(二藍などなど)の織物、〇〇(二藍などなど)の袿、などと記述すると私たちは同じ二藍じゃんと思うのです。
なぜなら衣はすべて織物だからです。
でも平安時代には織物といわれるものは経緯の糸の色が違う物を織物といい、織物とつかいないものは後染の物をいいました。
つまり同じ二藍のとつくと織物は緯藍経紅、つかないものは表裏二藍の色目になるのです。
またその時に織物の裏の生地の記述は?時もあり・・・・・奥深い有職故実な世界です。
神様に捧げる季節の色どり
日本の四季には節とい考え方が時代と共に途切れることなく風習として続いています。
人日 (じんじつ) 〈七草の節句 〉←現在では七草粥を食べる日=元々は早春に若草を摘む日
上巳 (じょうし) 〈桃の節句〉←同女の子のお祝いの日=厄を祓う日
端午 (たんご) 〈菖蒲の節句〉←同男の子のお祝いの日=同
七夕 (たなばた) 〈笹の節句〉←星に願いを込める日?=芸事と裁縫など上達を願う日
重陽 (ちょうよう) 〈菊の節句〉←無くなった行事=新暦になって9月9日には菊が咲かないので明治に消滅した行事
宮中で行われていた行事に由来し主に季節の変わり目に厄を祓いという目的で始まったようです。
美しいいろいろ色色の圧倒的なパワー(^^♪
コロナの影響で5月初めまで会期を延長されています。是非平安の昔に触れてください。
観光の情報は【こちら】


岡崎で気にあるパン屋発見
お値段もリーズナブル

チアアップさんでクロワッサンブルーチーズ・黒豆パン・エンドウ豆パンGET
お店の情報は【こちら】
平安京跡大極殿跡でランチ

ここから引接寺近くのコレットさんへ。

週のうち半分はお休みというハードル高めの焼き菓子専門店北山から移転しても人気のお店
初めて訪問です。
お店の情報は【こちら】
バスで予約済の洛叉庵さんへ予約のわらび餅をGTE
いつも時間通りに出来上がっています。
少しお値段が上がりましたが蕨粉と砂糖、抹茶、きな粉だけで製造されたわらび餅です。




からの烏丸御池
この度は吉岡氏の展示を見学する以外にとも藤さんの展示会場を訪問するためでもあります。
前回のなごみ市でお迎えした弥生の御方が貝の展示会をされるというので、ギャラリーに伺いました。


とも藤様の 招福はまぐり展2021
ギャラリー遊へ
とも藤さまはハマグリを仕入れ加工されて貝覆いや貝合わせの普及活動されている方
とても平安時代大好きな御方でいらっしゃいます。
貝殻に描かれた絵の数々と美しい自然の貝の文様
とも藤さま所有の雛のお道具
しばし美しいお品に囲まれていとをかし
この度源氏藤袴会に後方支援していただける事になりました。
申込書と先日お渡ししないといけない物をお持ちして、いろいろお話して展示会を見させていただいて楽しみました。
今後源氏藤袴会の藤袴祭りでコラボできるかもしれません。
お楽しみくださいませ
お近くにおこしの際は是非訪問くださいませ。
お店の情報は【こちら】

仙太郎のお菓子









はまぐりにアワビ結び貝違い( ^^) _U~~
帰りのおみや
細見美術館へ展示を鑑賞しにまいりました。
その前に時間があったので🌸祭り









































桜満開

市が開かれていました。




細見美術館で「日本の色」
吉岡幸雄の仕事と蒐集
吉岡幸雄さんは一昨年愛知で客死された京都の染色家の方で染色界では超有名な方でした。
草花を使用して古代の染色を現在に再現された京都の染色業界の第一人者。
一度くらい講演会に参加すればよかった・・・・・・・・・・・。思えば井筒さん主催の紫の縁のイベント講義であったんですが。
今回はコロナの影響で会期が延期になり、5月上旬まで開催中
これはいかねば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二月堂の修二会花会式で配られる赤い椿の造花はこちらで染められる紅花染めを使用されています。
王朝文学の色
重ね色目
平安時代には季節により表と裏を草花や風情を色にたとえて衣の表裏の色目に表現していました。
桐のかさね
藤のかさね
桜のかさね
蘇芳(すおう)のかさね
桜のかさね
などなど
源氏物語正月衣配り
空蝉
青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴し色なる添へたまひて
明石の姫君
桜の細長に、つややかなる掻練取り添へては、姫君の御料なり
明石の上
梅の折枝、 蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に
紫の上
紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料
今様色とは濃紅梅と紅梅の間の色とされていますが、染色は紅になってます。?
末摘花
柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、 人知れずほほ笑まれたまふ。
織物が緑色に経緯が違う色のはずなんですが。
玉鬘
曇りなく赤きに、山吹の花の細長は、 かの西の対に
花散里
浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂ひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に。
とされているのですが、これ専門家あるあるで、一つの分野に精通しているとある点では見逃してしまう事があります。
つまり染色家の大家ならではで織物を染色するものという観念実は古典を読み解くうえで落とし穴がたびたび遭遇する。
これがまさにこれ!
古典でしばし〇〇(二藍などなど)の織物、〇〇(二藍などなど)の袿、などと記述すると私たちは同じ二藍じゃんと思うのです。
なぜなら衣はすべて織物だからです。
でも平安時代には織物といわれるものは経緯の糸の色が違う物を織物といい、織物とつかいないものは後染の物をいいました。
つまり同じ二藍のとつくと織物は緯藍経紅、つかないものは表裏二藍の色目になるのです。
またその時に織物の裏の生地の記述は?時もあり・・・・・奥深い有職故実な世界です。
神様に捧げる季節の色どり
日本の四季には節とい考え方が時代と共に途切れることなく風習として続いています。
人日 (じんじつ) 〈七草の節句 〉←現在では七草粥を食べる日=元々は早春に若草を摘む日
上巳 (じょうし) 〈桃の節句〉←同女の子のお祝いの日=厄を祓う日
端午 (たんご) 〈菖蒲の節句〉←同男の子のお祝いの日=同
七夕 (たなばた) 〈笹の節句〉←星に願いを込める日?=芸事と裁縫など上達を願う日
重陽 (ちょうよう) 〈菊の節句〉←無くなった行事=新暦になって9月9日には菊が咲かないので明治に消滅した行事
宮中で行われていた行事に由来し主に季節の変わり目に厄を祓いという目的で始まったようです。
美しいいろいろ色色の圧倒的なパワー(^^♪
コロナの影響で5月初めまで会期を延長されています。是非平安の昔に触れてください。
観光の情報は【こちら】


岡崎で気にあるパン屋発見
お値段もリーズナブル

チアアップさんでクロワッサンブルーチーズ・黒豆パン・エンドウ豆パンGET
お店の情報は【こちら】
平安京跡大極殿跡でランチ

ここから引接寺近くのコレットさんへ。

週のうち半分はお休みというハードル高めの焼き菓子専門店北山から移転しても人気のお店
初めて訪問です。
お店の情報は【こちら】
バスで予約済の洛叉庵さんへ予約のわらび餅をGTE
いつも時間通りに出来上がっています。
少しお値段が上がりましたが蕨粉と砂糖、抹茶、きな粉だけで製造されたわらび餅です。




からの烏丸御池
この度は吉岡氏の展示を見学する以外にとも藤さんの展示会場を訪問するためでもあります。
前回のなごみ市でお迎えした弥生の御方が貝の展示会をされるというので、ギャラリーに伺いました。


とも藤様の 招福はまぐり展2021
ギャラリー遊へ
とも藤さまはハマグリを仕入れ加工されて貝覆いや貝合わせの普及活動されている方
とても平安時代大好きな御方でいらっしゃいます。
貝殻に描かれた絵の数々と美しい自然の貝の文様
とも藤さま所有の雛のお道具
しばし美しいお品に囲まれていとをかし
この度源氏藤袴会に後方支援していただける事になりました。
申込書と先日お渡ししないといけない物をお持ちして、いろいろお話して展示会を見させていただいて楽しみました。
今後源氏藤袴会の藤袴祭りでコラボできるかもしれません。
お楽しみくださいませ
お近くにおこしの際は是非訪問くださいませ。
お店の情報は【こちら】

仙太郎のお菓子









はまぐりにアワビ結び貝違い( ^^) _U~~
帰りのおみや
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